三坂氏は1989年、昭和から平成へと移る激動の中ゴルフクラブ製作工場に飛び込み、それから36年間磨き上げた技術でパター研磨職人として活動してきました。

とくに、これまでの経験から辿り着いた
「丸みを出して直線を目立たす」技術は独特であり、
アドレス時の不安感を払拭してくれると評判です。

研磨師は影の立役者です。表にその名が出ることはあまり多くはありませんが、それでも三坂氏のパター製作への情熱は変わりません。
そんな三坂氏は現在、三坂ゴルフ代表者として、オリジナルパター製作とフィッティングを中心に活動しています。

これまで数多ものパターを削ってきた、パターマイスター・三坂昇。
多くのプレーヤーに認められ、パターの第一人者と言われる三坂氏の工房には、研究用に積み上げられた様々なメーカーのパターと試作品の数々。飽くなき追求の爪痕が多く残されています。

「自分のカラーは要らない、ゴルファーのカラーを光らせるパターを生み出していく」

そう語る三坂氏が、今回Makuakeをご覧くださった貴方のためにパターを削ります。
滅多にないこの機会に、ぜひパターマイスターの美しい技術の結晶をお試しください。

ヘッド素材にはSUS303ステンレスを採用しました。

これは有名メーカーの高級パターでも採用されている素材になります。

その特徴はとにかく打感のやわらかさ！

タッチがやわらかく、コントロールがしやすくなります。

プロジェクト終了後、サポーター様各自の要望に合わせて１本１本、三坂氏が削っていきます。

パターの「ネック形状」は、構えやすさ・打ち出し方向・フェースローテーションのしやすさなどに直結する、超重要な要素です。

今回のパターでは、ネック形状が３パターンからお選びいただけます。

これは「ひとりひとり違うクセがある」というゴルファーの本質を理解し、１本ずつ丁寧に削っていく職人によるカスタムオーダーだからできることです。

【製造直販ゴルフ屋 店長 中川】

C-JUST N8パターを試打しました。
ストレート、セミグース、グースの3タイプを打ち比べましたが、まず驚いたのは打感の柔らかさ。
ボールがフェースにしっかり乗ってくれる感じがあり、距離感もすごく合わせやすかったです。
ライ角は少しアップライトにしてもらったおかげで、ボールのつかまりも良好。最終的には構えやすさと操作性のバランスが気に入って、ストレートネックを選びました。
あと錆びにくいというのもズボラな私にとって◎です。

■レディース用はできますか？
→ はい。レディースはライ角等合わせて製造可能です。

■左利き用はできますか？
→ 申し訳ございません。左利き用は対応できません。

■長尺パターはできますか？
→ 申し訳ございません。長尺用は対応できません。

■表記以外のシャフト、グリップへ変更はできますか？
→ できる限りご要望におこたえするように努めますが、差額が発生する場合がございます。

■完成後の微調整は可能ですか？
→ ライ角のみ微調整可能です。ただし、調整の際にネック部分に若干の傷が入ることをご了承ください。

■保証期間はありますか？
→ 1年間の保証期間を設けております。

■クラブのお手入れについて
→ このパターはSUS303ステンレスを使用して錆びにくくはなっていますが、雨天でのプレー後はオイル等を塗って乾燥させてください。また、プレー中はできるだけカバーを装着してください。

ご存じでしたか？
兵庫県にはゴルフクラブの職人がたくさんおられます。

兵庫県市川町は国産アイアンヘッドの発祥地で、
市川町およびその周辺にはゴルフクラブの製造工場が集まるいわば職人の町です。
昭和、平成、そして令和に至る現在まで切磋琢磨されてきた製造に関する技術は、職人たちの宝であり、資産です。

ですが、時代の流れの中でゴルフ職人の数は減少の傾向にあり、また高齢化も進んでいます。

ゴルフを愛する一人として、

兵庫県の職人たち、そして彼らの手で
生み出される地クラブを応援したい！
良い品を作る人たちの存在を知ってほしい！

そんな気持ちでこのプロジェクトを立ち上げました。

この応援プロジェクトは今回で２度目の開催となります。
おかげさまで前回プロジェクト開催時は目標を達成することができました。本当にありがとうございました。

もしよろしければ2025年新作パターにも関心を寄せていただけましたら嬉しく思います。

製造直販ゴルフ屋　代表 中川

2003年 アマチュアゴルフの普及を目的に「製造直販ゴルフ屋」を立ち上げ。
中国工場と提携しより良い商品とお求めやすい価格で商品をECサイトにて販売しています。

2015年以降、弊社の一部商品を兵庫県の工場で組立しているのですが、職人の高齢化および後継者不足により地場産業であるゴルフ鍛造研磨技術も衰退している現実を目の当たりにしました。
そして、我々が応援できることはないかと思い、Makuake様のプロジェクトに応募させて頂きました。
素晴らしい職人さんがいらっしゃることを皆様にお伝えできれば嬉しいです。