※本プロジェクトは災害復興応援を目的としたプロジェクトのため、応援クーポンの利用はお控えください。

※本プロジェクトは寄付控除にはなりません。

今回応援していただきたいこのバッグ、実は、令和６年能登半島地震の被災地及び避難所から回収したペットボトルを繊維にして、それを生地にして作られた「100％ペットボトルリサイクル・バッグ」　なんです。被災地のペットボトルを集めて、100％リサイクルのポリエステル・バッグを作って、販売収益の一部を被災地にお送りしよう。おしゃれで使い勝手がよく、どんなシーンでも使っていただきやすいデザインです。取り入れるだけで被災地応援と、エコ活動への参加ができるバッグです。

私たちは、長野県でペットボトル・リサイクル業を営むペットボトルをペレットにする会社です。全国各地から、大切に集められたペットボトルをはじめとする資源を高品質なアイテムとして生まれ変わらせるのが使命です。

“ペットボトルをリサイクルする” 

今回のプロジェクトを担当しております『株式会社アース・グリーン・マネジメント』の平栗です。

本プロジェクトから広がる可能性やつながりを大切にしながら、地球に、地域に貢献できる会社を目指しています。

私たちが事業で大切にしていることの一つに「全国の各地域から集められた資源を日本一高く買い取り、地域経済に還元すること」があります。

この度、令和６年１月１日、能登半島で千年に一度と言われる大規模地震が発生しました。私たちにペットボトル資源を寄せてくださる会社が、能登にもあります。長くお取引きしている企業がある地の大震災に、みなさまの安全を願い、私たちにできることはないかと考える日々が始まりました。

元々、持続可能な社会の実現のためのリサイクルの取り組みは、これからを生きる若者こそ率先してやっていかなければ！と思っていたのですが、SNSなどを通じて若者世代もまた、「能登半島地震の被災地のために自分たちにできることはないか」と模索している人が多いことに気づきました。

・能登の被災地のために何かしたいという若い世代の人たちの思い

・私たちが被災地のために何かできることはないか

を結びつける何かを形にしたい。

「被災地の役に立ちたい。若い人も被災地を応援したいと考えているんです！私たちにできることはないか」と考え、被災地のペットボトルを集めて、100％リサイクルのポリエステル・バッグを作って、販売収益の一部を被災地でお送りしようという思いに至りました。

「被災地ボトルtoバッグ」のプロジェクトがスタート。エコ活動や応援活動だからと言って、チャリティーが目的になるのではなく、購入動機はおしゃれだからと思っていただける、どんなスタイルにも合わせやすい毎日使えるシンプルなデザインにこだわりました。

上／パソコンもすっぽり入る使いやすいサイズ 　下／スマートフォンや小物を整理しやすいポケットもついて使い勝手も◎

＜ポイント＞

・被災地から集めたペットボトルを使い、100％リサイクルのバッグにしよう！

・被災地のお取引事業者に、ペットボトルを回収していただき事業を応援しよう！

・販売収益の一部は被災地に寄付。購入することが能登応援になるようにしよう！

・毎日使える、おしゃれなデザイン。ボトルリサイクルってすごい！を伝えよう！

実現するには、たくさんの企業の協力が必要です。被災地のペットボトルで得た収益を、被災地に還元するために、まずは、取引事業者である石川県白山市に本社を持つ「GRNエコサイクル株式会社」、同じく中能登に拠点を置く「株式会社K・アール」の２社にこのプロジェクトへの参加をお願いし、快諾をいただきました。

GRNエコサイクル様、K・アール様ともに、通常は企業からの資源回収依頼を主としています。しかし、今回の震災では、自治体から「ペットボトル・資源を回収してほしい」と依頼があったそうです。

被災地では、水が通らなくて困っているというニュースは私たちもよく耳にしました。その結果、ペットボトルが大量に集まり、通常ではあり得ないほどの空のペットボトルが出てしまう、という事態にもつながりました。

震災から13日後の依頼。回収に向かう先は、家屋は倒壊し、避難所に身を寄せる方々の元。道は寸断、液状化、でこぼこになり通行止めが各所で起こっている状態。タイヤがいつバーストするかもわからず、崖から落ちそうな中、運転を進めていったそうです。いつもなら1時間ほどでいける道のりが６時間かかったといいます。

そして、避難所で回収されたペットボトルです。

お気づきでしょうか。袋が透明なことを。これは、寝食もままならず、不安が続く中でも、キャップとパッケージを別にして、ペットボトルを洗浄してくださっている、ということなんです。

平時でも当たり前のことを当たり前に行うのは難しいものです。震災で大変な思いをされている中、「ペットボトルは分ければ資源」を当たり前のこととして実践してくださる被災地の方々に、正直驚き、胸がいっぱいになりました。

 GRNエコサイクル株式会社様より｜石川県白山市

私たちが被災地に向かったのは、震災から13日後。道路が分断されていたり、倒木で通行止めだったり、液状化していたりと思うように進めない状態でした。やっとの思いで資源集積場に行ったところ、ペットボトルが綺麗になっている状態を見て、胸が詰まりました。そして、「来てくれてありがとう」と何度もおっしゃってくださる姿に本当に涙が出る思いでした。

 株式会社K・アール様より｜石川県中能登

震災の日、私たちの会社も大きく揺れ、資材や什器が倒壊し、正直「これからどうしよう」と途方に暮れました。プロジェクトへの参加を打診され、当社にできることがあるなら、と即決。被災地の方々との触れ合いで、逆に励まされたり、綺麗に分別してあるペットボトルや資源を見て、我々も前に進もうと背中を押されました。

モリリン株式会社様より｜本社 愛知県

「大変な思いをされている被災地の方々が、ペットボトルを綺麗な資源にしてくれたことに感銘を受けました。今回プロジェクトを立ち上げたというお話を聞き、リサイクル原料を扱う会社として何かお返しできたら、そして被災地の思いを伝え、世の中に繋げるお手伝いができればと思い参加させていただきました。リサイクルやリサイクル商品が自然と生活に溶け込むきっかけになることをお祈りしています」

山越株式会社様より｜石川県かほく市

 「モリリン様からお話いただき、二つ返事でお受けしました。私たちは“能登から世界へ”を合言葉に、Made in japanの高品質な商品を販売しています。今回のプロジェクトをきっかけに、ペットボトルが原料になり、糸になり、そして生地になり製品となる、この取り組みを知っていただくきっかけになればと思います。能登の企業として、プロジェクトに参加できたことを嬉しく思っています」

GRNエコサイクルさん、K・アールさんのお話を聞き、被災地に赴くことのご苦労や、能登の人たちのご様子をお聞きするにつれ、なんとしてもペットボトルリサイクルバッグで地域のみなさまの役に立ちたいという気持ちを強くしました。

「能登の復興を応援したい！」その気持ちに共感してくださった企業様の協力を得て、ペットボトルが資源となり、糸となり、バッグとなります。その流れをご紹介します。

なお、アース・グリーン・マネジメントではSDGsの観点からも

・薬剤不使用

・洗浄水の再利用

・再生エネルギーで工場稼働

でオーガニカルペレットを作っています。

チャリティーで買う。それなら寄付金を募ればよいだけです。私たちは「ほしいと思ってもらえる」にこだわってバッグを作りました。

どんなテイストにも合わせやすいシンプルなデザイン。誰にでも手に取りやすく、「ちゃんとおしゃれ」を大切にしました。毎日に溶け込みやすいデザインでありながら、ワンショルダーが存在感を発揮。コーディネートのアクセントになります。

誰でも使いやすい、日常に溶け込みやすいデザインと機能にこだわりました。モリリン株式会社さんに商品開発を依頼。

リサイクルペットボトルが生まれ変わってバッグになったというメッセージを添えました。

パソコンも入るサイズ感。

横にはペットボトルと真心（ハート）をイメージしたタグがついています。バッグの内側の品質タグにはQRコードをプリントしてあり、アクセス先にはプロジェクトの詳細をご紹介しています。

ペットボトルをリサイクルする。言葉はよく耳にしても、実際にどんなふうに、資源として再利用できるのかについてはまだまだ知られていないのがペットボトルリサイクルの課題だと感じています。

今回、ファッションアイテムに「見える化」することで、若い人にも、こんな風に再加工できるんだ！と実感していただき、ペットボトルを捨てるときには「分ければ資源」の精神で、ボトル・リサイクルの循環のメンバーになっていただきたいと思います。

ペットボトルを回収する企業、ボトルからペレットという原料にする当社、ペレットから糸を作る会社、そして糸からバッグにする企業によって、ペットボトルは新しい商品へと生まれ変わります。

 ■皆さまのご協力をお願いいたします！

令和６年能登半島地震により、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の皆さまにお悔やみを申し上げます。また、被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。現在も非常に厳しい状況が続いておられる事と思います。一日も早い復旧と皆さまの日常が戻りますことを心よりお祈り申し上げます。

このバッグは500mlのペットボトル平均10本相当でつくられます。今回、使用したペットボトルは、能登震災の被災地から集めたもので作ったものです。このプロジェクトが世代を問わず支持をいただき、成功につながり、被災地のみなさまへの応援につながりますように。そしてペットボトルリサイクルにできることを知っていただき、リサイクルが社会にもっと根付くようになればと願っています。どうぞ応援よろしくお願いいたします。

 ■リターン内容

■スケジュール

・2024年6月28日　プロジェクトスタート

・2024年9月5日　プロジェクト終了

・プロジェクト終了後、サポーター様への順次配送開始

■リスク

※生産状況により配送が前後する場合がございます。

スケジュール変更の際は速やかに活動レポートにおいてご報告いたします。

応援購入金額の使い道について

10月31日までに、応援購入金額の40％を能登半島地震復興支援を行う能登半島の被災地団体へ寄附し、活動レポートにて寄附の詳細を報告いたします。

■企業説明

『株式会社アース・グリーン・マネジメント』

1999年設立。（公益財団法人）日本容器包装リサイクル協会認定 再商品化事業者。
「地域密着におけるゴミ処理からリサイクル製造業への変革」を掲げ、ペットボトルを市町村から受け入れ、再生ペレットやフレークにして繊維会社、シート会社等に出荷しています。地域から集められる資源を高く買い取り、高品質なリサイクル品に生まれ変わらせること、リサイクルの過程で薬剤を使わず、環境に負荷を掛けないオーガニックリサイクル再生品にすることなどを心がけております。