今はあまりみかけなくなった桶と樽。日本では特に江戸時代から昭和初期までは日本を支える存在でした。立花容器は木製桶樽の製造販売からスタートした会社で当社の容器は主に食品用途で使用されています。近年ではプラスチック容器、ＰＥＴボトル、医療用容器なども製造しています。そんな立花容器が馴染みのある天然木材を使ってボトルクーラーを開発しました。

自然の温かみと美しさ

木製ボトルクーラーは、その木材の風合いや質感によって、自然の温かみと美しさを持っています。これは、アウトドア愛好者や自然を楽しむ人々にとって魅力的な商品になると思います。屋内でのホームパーティーはもちろん、野外でのピクニックやキャンプなどのアクティビティにぴったりです。

日本文化を感じる独自なデザイン

立花容器は日本の温泉で使われている木製湯桶も製造しています。木製ボトルクーラーは桶がデザインのベースになっておりどこか懐かしさも感じて頂けると思います。

日本の温泉で使用されている木製湯桶

エコフレンドリーな商品

今回このプロジェクトを立ち上げるにあたり、木製かプラスチック製かも議論となりました。環境にやさしいという点が決めてとなり、木製を選択しました。木材は日本の間伐材、天然杉を利用しています。木材には様々な可能性がありSDGsにも繋がっています。工場内で木材を粉砕しフレコンに入れて保管、粉砕品は堆肥をつくる際に水分調整の役割を果たす材料となっています。

天然杉は水分調整が可能な材質で水漏れもしにくい。また、プラスチック素材や金属と違い、結露が少ないです。

杉は比較的軽量であり、持ち運びや加工が比較的容易です。江戸時代や昭和初期には水を入れて持ち運ぶシーンなどで活躍しました。

香りも魅力的な要素です。天然杉は特有の香りがあり、これが周りの料理や、ワインの風味など、感覚的な満足感が高まります。

素材のこだわりについて（なぜ天然杉を採用したのか）

立花容器株式会社は森林保護のための10年以上前から植林事業や間伐材の活用に取り組んできました。間伐をすすめ健全な森増やすためには、間伐や植林に携わる人を増やし、間伐された森の利用価値を多くの人に知ってもらう、そして間伐材を新しい分野で活用することが必要です。ただ間伐材を使った製品を作ることだけでなく、その製品をもって森で楽しむことも創造していきたいと考えております。

最後に、天然杉の美しい木目や色合いは、デザイン要素としても魅力的です。伝統的な日本の工芸品としても評価され、その美しさが製品全体に魅力を加えています。天然杉で作られたボトルクーラーはその軽量性、香り、環境への配慮、美しさは、パーティーをより豊かにすることでしょう。

天然杉の素材の魅力を活かしながら、ひとつひとつ手作りで仕上げていきます。
ボトルクーラーRは、持ち運び便利な取っ手を取り付け、ボトルクーラーLの2か所くぼみは、ボトルをしっかりと固定します！

立花容器株式会社は1915年に地元の酒蔵に醸造用の20石樽や醸造道具、流通用の４斗樽など木樽を通じて喜んで頂く事から始まりました。その後、まだ新しい技術であったプラスチックの容器を通して、漬物や味噌、辛子明太子、珍味ほか農業、医療関連等業務用の容器で発展して参りました。

しかし、創業１００周年を契機として、これからは業種業界にとらわれず、お客様(消費者)へ生活提案、一歩先の提案に挑戦して行こうと決意し、わが社の事業目的をチアフルライフにしました。

お客様に喜んで頂ける提案、今までに無い楽しい生活のお手伝いをして行きたいという強い思いから、そのベースとなるのが、Cheer・応援、喝采です。何気ない日

常に少しの変化、少しの感動を提案・応援して行くこ事こそ立花容器の存在価値だと考えたからです。

食品容器以外の商品・サービスも少しずつ出来てきて、更なる１００年向かってCheerful lifeの実現を目指してまいります。