「革好きなあなたへ」

　使うほどに愛着がわく

『メガネケースgotte/グーテ』

暮らしに溶け込み、日常にちょっとした楽しみを感じられる革製品を

と思い、一年中使う機会があるメガネ・サングラスケースを製作しました。

イタリアンレザーの個性を楽しめるようにシンプルなデザインにし、

「仕立て」も楽しんでもらえるように

手縫いとヘリ巻という手仕事の技法を取り入れました。

金具は差し込み式のドイツホックを使い、

留めるときに大切なメガネに負荷がかかりにくいよう設計しました。

「素朴でシンプル」

【メガネケースgotte/グーテ】のデザインは

日々に寄り添えるようなやさしい雰囲気が出るように「曲線」をイメージしました。

曲線を多く使うことで前から見ても横から見てもやわらかい感じが出て

さらに手に馴染みやすい形になりました。

厚みのあるメガネ・サングラスが入るように横マチの形は何度も作っては確認して使用する革の厚みも考慮しながら設計しました。

なるべく無駄なものを省いて素朴でシンプルであるからこそイタリアンレザーの素材の良さがお伝えできると考えています。

またリンクコーデを楽しめるようブーテファクトリーの定番品「小さいお財布botte/ブーテ」のコロンとした丸い形と雰囲気が合うようにしました。

【過去のリターン】

(今回はメガネケースとセットになりますが、

小さいお財布botte/ブーテの新色ブラックも

リターンでご用意しています）

「ナチュラル系の上質な本革」

植物由来のタンニン鞣しの革は銀面(表面)に引っかき傷が付きやすい、水に弱いというデメリットがありますが、本革の手触り、香り、握ると革が鳴る音、艶が出てくる経年変化が楽しめる革です。

今回使用しているイタリアンレザーの

【REVERSO/リベルソ】は裏面に特殊な加工をしており表面と裏面の両方を楽しめる革です。

表面はオイルを多く含んでいるので、メンテナンスは乾拭きのみで艶が出る経年変化が楽しめます。

「製作過程の共有」

完成品をお届けするだけでなく、製作過程・進行具合を公開することで、製品がどのよう出来ているのか、作り手のこだわりなどを共有できるものづくりがしたいと思っています。

小さな工房で、裁断・コバ処理・革漉き・縫製・成形・仕上げ作業をしておりますので、活動レポートにて少しずつ公開していきます。

製作の内側を見ていただき、皆様と一緒にものづくりの楽しさを共有できる製品作りを心掛けています。

メガネケースgotte/グーテ

詳細

【革】

　・ 本体・鼻あて　

　　REVERSO/リベルソ イタリアンレザー

　・レンズ保護カバー

　　ピッグスエード（全色グレー）

【カラー】ブラック・ダークブラウン・トープ・コニャック・ネイビー　（5色展開）

【生産国】日本

【金具】ドイツホック/ゴールド

【糸の色】淡い黄色

【大きさ】本体 縦8cm 横17cm 厚み約3ｃｍ

【重さ】約90ｇ

【収納量】

　・メガネ 縦6㎝ 横15㎝ 厚み3㎝

　　程度まで収納可能

　・サングラス 縦5,5㎝ 横15㎝ 厚み3㎝

　　程度まで収納可能

メガネを収納した様子

サングラスを収納した様子

（※サイズで気になることがございましたらお問い合わせよりお気軽にご連絡下さい）

仕立て

差し込み式金具のドイツホックを使うことで、開閉時にメガネに負担がかからないように設計しました。

先をつまみ上げるとスッと開き、閉めるときはくぼんでいる部分にはめるとカチッと心地よい音が鳴り閉まります。

前胴上の革を巻いている部分は「ヘリ巻」という

手仕事の技法を行っています。

メガネを取り出すときに必ず触れる部分でもあり、革を巻くことによって汚れにくくなり、切りっぱなしの「切り目」よりも長く丈夫に使うことができます。

手作業で細長い革を表と裏にほぼ同じ幅で巻き付けています。

メガネケースgotte／グーテは、デザインと使い勝手を考慮して、「ヘリ巻」と「切り目」を併用しています。

鼻あて

ケースの中でメガネ・サングラスが動かないように固定できます。

この部分は表からミシンで縫うと真ん中をキレイに縫えない場合があります。

メガネケースgotte/グーテでは表面からも裏面からも見た目良く仕上がるようにこの部分のみ手縫いを行っています。

レンズ保護カバー

ふとした衝撃から、

大切なメガネのレンズをキズから守るために設計しました。

芯材をピッグスエードで包みシンプルにしながらもしっかりとした厚みを持たせるようにしました。

ピッグスエードは表面が起毛していて、やわらかいのでメガネ・サングラスレンズと相性が良いです。

REVERSO/リベルソは一言でいうと個性的な本革です。

通常革には表面と裏面があります。裏面(床面)は毛羽立ちがありボサボサしていますが、REVERSO/リベルソは裏面に特殊な加工を施しており滑らかな手触りになっています。

この加工のおかげで、裏面（床面）も表として使用できるように仕立てられています。

今回はこのREVERSO/リベルソの長所を生かすために特殊な加工が施している裏面（床面）を表にした【リバースVer.】もご用意しました。

リバースVer.も形・大きさは同じですが、「botteマーク」が金色の箔押しにしています。

【リバースVer.】

またREVERSO/リベルソは天然素材の革であるため、ナチュラルな革の表情を楽しめます。

革の表面にシボがあるところ、スベスベでツルツルしているところ、トラという革の筋が出ているところなど、一つ一つ個体差があり個性を楽しめます。

REVERSO/リベルソは、植物タンニン鞣しでオイルを多く含んでいるため、

革を握ると「ギュッギュッ」と音が鳴ります。

繊維が詰まっていて丈夫な革である証でもあります。

革の表面の手触りはしっとりしていて、裏面加工のおかげでハリ・コシが強くなっていますが使用している間に少しずつやわらかくなっていきます。

メガネケースgotte/グーテでは裏面加工を可能な限り残して製作できるように設計しました。

ヘリ巻以外は裏面加工を残していますので、汚れが付いて黒くなることを防ぎ、革が毛羽立ちにくくなっているので、見た目をキレイに長くお使いいただけるようになっています。

また植物タンニン鞣しの革の特長として程よい革の香りがあります。

使用している内に革の香りは無くなっていきますが、多く含んでいるオイルのおかげで、革の表面には経年変化の艶が出てくるのが特長です。

【経年変化の例】

前回、第3弾

ずっと使うなら素朴でシンプルなのが良い。イタリア製本革【ポーチ型お財布】

https://www.makuake.com/project/botte3/

第2弾 小さいお財布botte/ブーテとミニマリストのキーケース。

https://www.makuake.com/project/botte2/

第1弾 素朴でシンプルなお財布「botte/ブーテ」、Makuake先行発売

https://www.makuake.com/project/botte/

過去にプロジェクトを3度させていただきましたが、予想を超える多くの方に応援購入・ご縁をいただき、感謝の思いでいっぱいになりました。温かいコメントもいただき製作の励みになったのと同時に必ず良いものを作って届けなければと覚悟が決まりました。

今回は第4弾で、「暮らしに溶け込む革製品・日常的に使う革製品・ちょっとした楽しみを感じれる革製品を」と思い、一年中使う機会があるメガネ・サングラスケースを製作しました。

日々忙しい中ですが、ちょっと良い革小物を持って気分を上げてもらえる生活を提案出来たらと思います。

botte factory/ブーテファクトリーは裁断・縫製・組み立ての工程をすべて工房で行っています。

これにより、革の細かい状態を見ながら、

一つ一つの工程を丁寧に進めていけるので、手仕事ならではの【素朴な風合い】が出せると考えています。

また企画・生産を一貫して行うことで、良質な材料使いつつコストを抑えられるメリットがあります。

製作過程の詳細は活動レポートにて少しずつ公開していきます。

裁断

革の個性であるトラや治りキズなどはある程度考慮しつつ、大きなキズや色が変化している部分は使わないように状態を確認します。

また、革のやわらかさ・伸びる向きを見ながら裁断します。

革の伸びる向きは重要で生き物の副産物である革は伸び縮みがあります。

今回の「メガネケースgotte/グーテ」では、かぶせに伸びにくい部分を使用して型崩れしにくいような部位で裁断するよう心掛けています。

コバ処理

キレイに長く革製品を使っていただくためにコバ面(革の断面)に透明のワックスを塗っています。

ワックスを塗ると

「見た目が良くなる」

「革の断面の毛羽/ケバが抑えられる」

「傷みやすい断面を傷から守ってくれる」

効果があります。

表面にはみ出るとシミや汚れになってしまうので一つ一つ慎重に作業を行います。

縫製

今回のメガネケースでは鼻あての部分は手縫いに、その他の部分はミシン縫いで行っています。

鼻あて部分をミシン縫いで表面から縫う場合はズレが生じることがあり糸目もすべてキレイにいくとも限りません。

botte factory/ブーテファクトリーではキレイに確実に仕上げるためにこの部分のみ手縫いをします。

本体と鼻あてに穴を開けて、ロウ引きした太めの糸で一針一針縫っていきます。

手仕事の仕立ては、時間と手間がかかりますが、

「手に取ったときに良いと感じれる製品」を作っていく上で大切な工程です。

鼻あて以外の部分は確実に丈夫に仕上がるようにミシン縫いを行います。

通常REVERSO/リベルソのような植物タンニン鞣しの革を縫うときはミシンの縫い跡がどうしても付きます。

ナチュラル系の革の特長でもあり短所でもありますが、

botte factory/ブーテファクトリーでは見た目を損なわないように、縫い跡がなるべく付かないような特殊な加工を施したミシン道具を使っています。

仕上げ

最後に金具を取り付けます。

今回採用した金具は差し込み式のドイツホックです。

ドイツホックは中のメガネ・サングラスに負荷がかからずに開閉できるメリットがあります。

かぶせ側のツマミを引っ張ると開き、そのまま下ろすと、カチッと音がなって閉まります。

初めはツマミの引っ張り方に戸惑ってしまいますが、このカチッとなる音が心地よく、慣れると片手で簡単に開閉できるのが特徴です。

2023年6月上旬 プロジェクト開始

2023年6月下旬 プロジェクト終了

2023年8月 リターン発送開始

2023年8月末 リターン発送完了

【超早割】メガネケースgotte/グーテ

【20％オフ】

販売予定価格 8000円→6400円

【早割】メガネケースgotte/グーテ【15％オフ】

販売予定価格 8,000円→6,800円

【マクアケ割り】メガネケースgotte/グーテ

【10％オフ】

販売予定価格8,000円→7,200円

【2個セット割】メガネケースgotte/グーテ

【25%オフ】

販売予定価格16,000円→12,000円

【セミオーダー】

メガネケースgotte/グーテ【大きさ変更】10,000円

お持ちのメガネ・サングラスの縦・横・厚みを採寸していただき合ったサイズで製作します。

デザイン・仕様はメガネケースgotte/グーテです。

【早割】メガネケースgotte/グーテ

【リバースVer.】【15%オフ】

販売予定価格 8,000円→6,800円

REVERSO/リベルソの個性を生かして本体の革を表と裏を反対にして製作しています。

表と裏を反対にしているので、革の経年変化を内側（自分だけ）で楽しめます。

【リバースVer.】は刻印が見えにくいので箔押し金色に変更しています。

ヘリ巻・鼻あては強度の関係で通常と同じ仕様です。

【新カラーセット割】小さいお財布botte/ブーテとメガネケース【30%オフ】

販売予定価格13,000円→9,100円

小さいお財布botte/ブーテ　ブラックと

メガネケースgotte/グーテのお好きなカラーがお選びいただけます。

・小さいお財布botte/ブーテの

金具の色がゴールドとシルバーがお選びいただけます。

・小さいお財布botte/ブーテは「カードが5枚、コインが15枚、お札が5枚収納可能で片手で収まるサイズ感です。」

リターンの製作、新製品・新カラーの開発に使わせていただきます。

最後までお読みいただきありがとうございます。

このプロジェクトに取り組んでいる

botte factory/ブーテ ファクトリーと申します。

botte factoryでは、

【素朴でシンプル】【ナチュラル系の上質な革】【製作工程の共有】を大切にしています。

メガネケースgotte/グーテもこのこだわりを詰め込んで設計しました。是非手に取って日々の暮らしに革製品の温もりを取り入れていただきたいです。

今回のプロジェクトでは、多くの方々にご協力いただき、ここまで進めて参りました。応援購入いただける方に少しでも満足していただけるように、botte factoryの製品について・製作過程についてお伝えできるように尽力して参ります。

どうぞよろしくお願い申し上げます。