botte factoryは【素朴でシンプル】【ナチュラル系の上質な革】【製作過程の共有】にこだわりがあります。

「素朴でシンプル」

デザインは無地をイメージして、金具は小さめにしステッチも目立たないようにシンプルにしています。無駄なものを省いて素朴でシンプルであるからこそ素材の良さをお伝えできると考えています。

「ナチュラル系の上質の革」

植物由来のタンニン鞣しレザーは銀面(表面)に引っかきキズが付きやすいというデメリットがありますが、革の手触り、香り、革が鳴る音、艶が出てくる経年変化が楽しめます。

「製作過程の共有」

完成品をお届けするのみではなく、製作過程・進行具合を公開することで、製品の作り方、作り手のこだわりを感じて頂けたら。と思います。また製作過程・工程を開示することにより製作キットをご用意できました。作る楽しみ、贈る楽しみを共有できる製品作りを心掛けています。

KAWAMURA LEATHERの希少な革

今回のプロジェクトは前回と同じKAWAMURA LEATHERの革で製作しています。

【KAWAMURA LEATHER】

東京都蔵前にある「希少な革」を取り扱っているお店です。

クラフトマンなら使ってみたいと憧れる上質な革が多数あります。

そして今回のプロジェクトで使用している革は【REVERSO/リベルソ】です。

イタリアンレザーの【REVERSO/リベルソ】

REVERSO/リベルソは一言でいうと個性的な革です。

革には通常、表面と裏面があります。

REVERSO/リベルソは裏面に特殊な加工を施しており裏面も表として使用できるように仕立てられています。また植物タンニン鞣しで染料仕上げの革なので、ナチュラルな革の表情が出ています。シボがあるところ、スベスベでツルっとしているところトラという革の筋が出ているところなど、一つ一つ個体差があり個性が楽しめます。

(見た目を損なわないために製造時に、革の風合いは出来る限りそろえます。)

革が鳴る音・汚れにくい加工・香り

REVERSO/リベルソは、植物タンニン鞣しでオイルを多く含んでいるため、革を握ると【ギュッギュッ】と音が鳴ります。ナチュラル系の上質な革でないと鳴らない音も是非体験して下さい。

革の表面の手触りはしっとりとしていて、裏面の加工のおかげでハリ・コシが他の皮革よりありますが、使用している内に少しずつ柔らかくなっていきます。

お財布のコインケース部分、キーケースの部分は裏面の加工により汚れがついて黒くなることを防ぎ、革が毛羽立ちにくくなっているので、キレイに永くお使いいただけるようになっています。

また、植物タンニン鞣しのイタリアンレザーの特長として強くもなく、弱くのない程度の革の香りがします。使用している内に香りは無くなっていきますが、多く含んでいるオイルのおかげで、表面には経年変化の艶が出てきます。

経年変化の艶は革のカラーにより変わり、ダークブラウン・コニャック・トープの中では、コニャックが一番経年変化が大きいです。

経年変化182日・約半年使用のご紹介

新カラー【トープ】

前回小さいお財布botte/ブーテのカラー・コニャックをＭakuakeで先行発売しました。予想を超える多くの方にご支援頂き、大変嬉しく思っています。

そして、新たに小さいお財布botte/ブーテの新カラー【トープ】ご用意し、小物を揃えて使えるように同じ革で、同じ色のミニマリストのキーケースもご用意しました。

製作工程のご紹介

botte factoryは、裁断・縫製・組み立ての工程を委託するのではなく、工房ですべて行っています。これにより、細かな革の状態を見ながら、一つ一つの工程を進めていけるので、手仕事ならではの【素朴な風合い】が出せると考えています。

裁断

一つ一つ革のキズ・柔らかさ・革の伸びる向きを確認しながら、裁断します。革の伸びる向きは大切で、生き物の副産物である革は伸び縮みします。そのため負荷がかかるところは伸びにくい部分で、小さいお財布botte/ブーテのアコーディオンマチのような形がキレイに出てほしいところは、柔らかい部分で裁断します。

縫製

革専用のミシンで一針一針縫います。カバン業界で培った技術で真っすぐに糸の調子を見ながら、進めていきます。小さいお財布botte/ブーテの後ろ側のステッチはデザイン＋丈夫につかえるポイントです。

REVERSO/リベルソのような、植物タンニン鞣しの革を縫うときは、通常ミシンの縫い跡が付いてしまいます。化学薬品で鞣していない革の特長でもありますが、botte factoryでは見た目をそこなわないように、縫い跡がなるべく付かないように加工した道具を使っています。

磨き・飾り捻(ねん)

キレイに永く革製品を使用していただくためにコバ面(革の断面)にワックスを塗っています。ワックスを塗ると見た目が良くなることと、傷みやすい断面を傷から守って切れる効果があります。

表面にはみ出さないように、慎重に作業を行います。

ミニマリストのキーケースではデザインに飾り捻(ねん)を入れています。捻(ねん)とは、製品のふちに入っている溝のことです。

botte factoryでは熱を使った捻を引くことにより、見た目がキレイになり、熱の効果で革がギュッと引き締まり、丈夫なコバ面(革の断面)に仕上がります。

一つ一つ手作業で行っているため、線の濃淡に個体差が多少ありますが、それも個性の一つと考えています。

仕上げ

小さいお財布botte/ブーテではこだわりのぷっくりとしたフォルムが出るように、革の硬い、柔らかい、に合わせてアコーディオンマチの形がキレイにでるように整えます。アコーディオンマチの形がキレイに出るように曲線の大きさ、ポンチの位置を何度も試行錯誤をし、日々更新していき製作しました。

小さいお財布botte/ブーテ

【革】 REVERSO/リベルソ イタリアンレザー

【裏面加工】コインケース部分・かぶせ部分

【カラー】ダークブラウン・トープ・コニャック

【重さ】約85ｇ

【金具】ゴールド

【糸の色】淡い黄色

【大きさ】縦8cm 横11.5cm 厚み3.5ｃｍ

【収納量】カードが5 枚、コインが15枚、紙幣が5枚収納可能

ミニマリストのキーケース

金具はネジ式で回すと着脱可能です。

ドライバーを使用しなくても十円玉、もしくは軽い力で回ります。

【革】 REVERSO/リベルソ イタリアンレザー

【裏面加工】本体

【カラー】ダークブラウン・トープ・コニャック

【重さ】約20ｇ

【金具】ゴールド

【糸の色】淡い黄色

【大きさ】縦9.7cm 横3.5cm 奥行き約1ｃｍ

【収納量】鍵は4本程度・長さ7.5ｃｍ程度の鍵まで収納可能

製作キットのご紹介

botte factoryでは製作する楽しみ・贈る楽しみを共有したいという想いから製作キットをリターンのにご用意しています。

前回も小さいお財布botte/ブーテの製作キットをご用意しましたが、金具を留めるのに専門的な道具が必要であり、製作に時間と費用が多少掛かってしまいました。

今回はより作りやすく・道具の負担も少なくお手軽に製作出来るようにNo.1のホックは先に取り付け必要な工程を減らしました。

小さいお財布botte＆ミニマリストのキーケース製作キット

【小さいお財布botte/ブーテ 製作キット×1】

『内容詳細』

小さいお財布botte/ブーテの型紙(コピー用紙)

本体裁断済みの革 1セット(3パーツ・No.1のホック取り付け済み)

中カシメ 1セット

予備金具

＊中カシメの打具・ミシン縫いor手縫いの道具が必要となります。

【ミニマリストのキーケース 製作キット×1】

『内容詳細』

ミニマリストのキーケースの型紙(コピー用紙)

本体裁断済みの革 1枚

キーケースの金具 1本

＊ミシン縫いor手縫いの道具が必要となります。

カラー

スケジュール

2022年2月初旬 プロジェクト開始

2022年2月下旬 プロジェクト終了

2022年4月 リターン発送開始

2022年4月末 リターン発送完了

リターンについて

・【限定10個】小さいお財布botte/ブーテ＆ミニマリストのキーケース【超早割】

5500円

・【限定20個】小さいお財布botte/ブーテ＆ミニマリストのキーケース【早割】

6200円

・小さいお財布botte/ブーテ＆ミニマリストのキーケース

7000円

・【ペア割り・2個セット】小さいお財布botteブーテ＆ミニマリストのキーケース

12000円

・【限定5個】小さいお財布botte/ブーテ 【トープ】【新カラー記念】

・3500円

・小さいお財布botte

4500円

・【限定10個】小さいお財布botte＆ミニマリストのキーケース製作キット

5000円

資金の使い道

リターンの製作、発送、新製品・新カラーの開発に使わせていただきます。

実行者紹介

最後までお読みいただきありがとうございます。

このプロジェクトに取り組んでいるbotte factoryと申します。

botte factoryでは、【素朴でシンプル】【ナチュラル系の上質な革】【製作工程の共有】を大切にしています。小さいお財布botte/ブーテ・ミニマリストのキーケースにはこのこだわりを詰め込んで設計しました。是非手に取って味わっていただきたいです。

今回のプロジェクトでは、多くの方々にご協力いただき、ここまで進めて参りました。ご支援いただける方に少しでも満足していただけるように、botte factoryの製品について・製作過程についてお伝えできるように尽力して参ります。