近年、注目されているバイオ炭。植物の生長を促進し、水質を浄化する効果があり、今まで捨てられていた枝葉を再利用することで環境に配慮した有効資材になる。

それが、バイオ炭。

　「bon彩」はバイオ炭を取り入れた、環境に優しく、ほんのちょっとの手間で癒しを提供してくれるミニ盆栽になります。

　植物を器に飾り、鑑賞する「盆栽」。植物の種類や大きさによっては、その管理方法は難しく、置き場所にも制限がかかってしまいます。近年では、気軽に「盆栽」を楽しみたいという方に人気なのが「ミニ盆栽」です。インテリアのアイテムとして手軽に楽しめ、場所も取らない「ミニ盆栽」は幅広い年代に注目されています。ただし、植物を育てる意味では「盆栽」も「ミニ盆栽」も変わりはありません。

「植物が大きくなったらどうしよう？」「植替えはどうすればいいの？」「剪定や肥料はどうやればいいの？」「水やりがあるから家を留守にできない」

こんな心配をちょっとでも軽くするため、開発したのが「bon彩」のプロジェクトです。

bon彩は「盆栽」や「ミニ盆栽」「苔玉」などとはまったく造りが違います。

魅力１　「バイオ炭」

　「毛細管現象」や「器」の特性を生かし、植物の生育に最適な環境を特徴として開発したbon彩ですが、それらを最大限に生かすものとしてバイオ炭を使用しています。これは、農林業の廃棄物として出る木材などの有機物(バイオマス)を炭素化したもので、植物の生長を促進するため、土壌改良や水質浄化に利用されている炭になります。そのバイオ炭の最大の特徴である多孔質体という構造が、水をやった時の保水力と肥料をやった時の保肥力を増幅させるため、植物の生育促進に大きく影響を与えるのです。この特性を生かし、肥料には液体肥料を用いるとで炭自体が肥料をゆっくりと効率よく根に栄養を与えることが出来ます。

魅力２　「毛細管現象の原理」

　植物は用土と呼ばれる土の塊で根っこを包んでいます。これは「苔玉」と同じですが、bon彩の場合、その塊を麻布で覆い、その上に苔を張り付けています。こうすることで、根っこは麻布から外へ伸びることが出来ず、根の生長を一定に保つことが出来ます。また、麻布に染み込んだ水が全体に行き渡ることで、表面の苔に水分を与えるので、霧吹きで水を与えなくても、苔自体へ水やりをすることが出来ます。

魅力３　「器」

　器は内原野焼きという陶器を使用しています。　粘土の原料には鉄やマンガンが多く含まれており、重厚な風合いを醸し出しているのが特徴です。その粘土の特性を生かし、燃焼方法を調整することで、器自体に気孔を残す焼き方をしています。これによって、器の表面から酸素を供給することがてき、植物の生育に最適な状態をつくることが出来ます。また、bon彩の最大の特徴として、器に水抜き穴をあけておりません。本来、植木鉢やプランターなどは水を与え過ぎることによって起こる「根腐れ」を防止するため、底に穴が空いていますが、この器は微細な気孔によって酸素循環を行い、毛細管現象も併用しているので、根腐れを起す心配が軽減されます。

そしてなにより、受け皿による器そのものの美観を損ねません。


 

　高知県安芸市で江戸末期より続く伝統工芸になります。昔は水瓶や徳利が多く作られていましたが、昭和初期になると鉢物や花器、皿といった小物作りに移行し、今日に至っています。現在では窯元と減り、後継者難という課題にも直面していますが、内原野焼きの伝統と陶芸の可能性を多くの人に知ってもらうため、様々な活動と取組を行っているのがbon彩の器を手掛ける「西邨　出」氏になります。（株）陽和工房の取締役であり、内原野陶芸館の主宰を務め、日本伝統工芸展入選、「土佐の匠」認定、県展無鑑査という輝かしい経歴を持っています。今回、bon彩を開発するにあたり、植物の生育環境を生かしつつ、土そのものの魅力を引出した器を制作していただいています。もちろん、器はすべて手作りの一品物になります。

　bon彩は屋内を前提とした物になります。もちろん、屋外に置いていただいても大丈夫ですが、家を出るとき、帰ってきた時。部屋の窓辺やリビング。そういった場所に置いていただければ、より一層生活の一部となり、家族となることでしょう。

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～穏淵～

　※写真は実際のものとは異なります。

「穏淵の器」　

　楕円形の器になります。開口部分は少し肉厚になっており、重厚感がありつつシンプルなデザインになっているので、「和」「洋」「モダン」すべてに合います。また、楕円の形なので角度によって様々な表情を見せてくれます。器自体の色は「土」本来の色になります。開口部には白の釉薬を塗っいますのでハイライト効果を得られ、日陰に置いても暗い感じにはなりません。また、釉薬を塗っていない表面全体は、乾いている時はいぶし銀によってメタルな感じになりますが、時間とともに器の気孔に炭が染込み違った風合いなります。

 
器サイズ : 高さ=75mm 幅=150mm

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～包然～

　※写真は実際のものとは異なります。

「包然の器」

　壺状の器になります。下からの反り返った曲線が器全体を強調させ、開口部のかぶり部分が植物全体を包み込むようなデザインになっております。鉢とも違う、花瓶とも違う、独特の存在感は置き場所によって様々な表情を見せてくれます。器自体の色は「土」本来の色になります。開口部には白の釉薬を塗っいますのでハイライト効果を得られ、日陰に置いても暗い感じにはなりません。また、釉薬を塗っていない表面全体は、乾いている時はいぶし銀によってメタルな感じになりますが、時間とともに器の気孔に炭が染込み違った風合いなります。

 
器サイズ : 高さ=80mm 幅=140mm

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～展流～

　※写真は実際のものとは異なります。

「展流の器」

　四角状の器になります。四つの角が少し下に落ち込んだ感じになっており、開口部全体の独特なラインは器自体の存在感を強調し、置く角度によって菱形にもなるので、2通りのまったく異なる表情を見せてくれます。器自体の色は「土」本来の色になります。開口部には白の釉薬を塗っいますのでハイライト効果を得られ、日陰に置いても暗い感じにはなりません。また、釉薬を塗っていない表面全体は、乾いている時はいぶし銀によってメタルな感じになりますが、時間とともに器の気孔に炭が染込み違った風合いなります。

 
器サイズ : 高さ=70mm 幅=170mm

　盆栽やミニ盆栽を管理する上で、もっとも大事なのは水やりです。植物は生きものなので、その命とも言うべき水がなければ、当然枯れてしまいます。ただ、「つい忘れてしまった!」ということもあります。また、水の与え過ぎも「根腐れ」を起こしてしまうので要注意です。「bon彩」はそのバランスを考慮した管理方法になっています。

　もっとも大事な水やりですが、とっても簡単。その方法は植物の周りに入れてあるバイオ炭に水をそそぐだけ。そして、1回の水やりで３日は大丈夫です。窓際など置き場所によっては乾燥が早くなる場合がありますが、通常、３日はそのままです。

■水をそそぐ時はゆっくりと入れてください。

■バイオ炭の表面まで水が入ったらＯＫ。

■春と秋に市販の液体肥料を一緒に入れてください。

　bon彩を移動させる時に、つい落としてしまったり、倒してしまった時は、バイオ炭が外にこぼれてしまいます。その時は、「補充用」のバイオ炭を入れてください。植物はそのままで周りのバイオ炭が減っている場合は周りに均一に補充してください。また、全部こぼれた場合は、まず、底にバイオ炭を入れてください。そして、その上に植物を置いて、周りに残りのハイオ炭を補充してください。

　その他、剪定や植替え方法などについては、当社にご連絡ください。

　様々な物が溢れる今だからこそ、昔からあったものやこれからも残したいものがかならずあると思います。その中には、伝統や風習、そして技術があります。「緑の癒し」をキーワードに取り組んでいる商品ですが、そこには、地域の伝統を残しつつ新たな可能性を見つけたい。そんな想いがあります。このプロジェクトを期に、bon彩の魅力を多くの方に知っていただき、また、地元産業を盛り上げることが出来れば幸いです。今回集まった支援金は、bon彩の新作開発費と広報費に使わせていただく予定です。





　はじめまして、有限会社 川竹庭園　代表取締役の川竹宏昌と申します。高知県安芸市に生まれ、家業であった造園会社を引き継ぎ、その傍ら、地元保存会や地域の団体活動に参加し、地元の課題などを目の当たりにしています。自分たちが次の世代に何が残せるのかを考えた時に、地域の魅力をどのように発信するのかという考えに至りました。決して器用な方ではありませんが、このプロジェクトを成功させるべく、邁進しています。どうか応援のほど、よろしくお願い致します。
 

【2016年5月31日追加情報】

はじめてのクラウドファンディングも残すところ20日間となりました。現在までに多くの方にご支援いただき本当に感謝しております。ありがとうございます!

今回、イメージ画像での掲載をしておりました25,000円「bon彩Makuake限定品1個【ご支援者様のお名前入り】＆花台＆バイオ炭」の実際の商品が完成しましたので、掲載させていただきます。

全体的にデザイン性を重視し、焼き色としては朱味を基調に白釉薬を施した明るい印象になっております。

限定品ならではの商品となっておりますので、ぜひ、ご支援をお願いいたします。

また、8,000円「bon彩完成品1個【器を選べる】＆花台＆バイオ炭」の限定20個が完売いたしました。

支援し易い内容ということで<追加リターン>のご要望もあり、誠に勝手ながら5個だけ追加させていただきます。

内容に関しては、最初に支援して頂いた方のお気持ちを考慮し、器は1種類【包然】のみで8,500円でのご支援をお願いいたします。

～誕～

～郷～

～静～