一重刺子と帆布の融合したハンドメイドのボディーバッグ

日本由来の生地に柔道着や剣道着、消防半纏としても使用される刺し子織と呼ばれる生地があります。今回、適度な厚さとしなやかな風合いがある一重刺し子（生成り）と伝統染色技法「引き染め」で染めた当店オリジナルの8号帆布生地を組み合わせたボディーバッグのプロジェクトを実施することになりました。

山本染業

皆さまこんにちわ。またプロジェクトページをご覧いただきありがとうございます。私は、明治42年創業の染物屋の4代目です。創業期より綿生地や麻生地を刷毛引き染めと呼ばれる伝統的な技法で染めて、祭り半纏（はっぴ）や神社仏閣さまの幕、獅子舞の胴幕（私の工房がある富山県は獅子舞祭りがとても盛んで、その祭りに使用される布製の胴体部分）などに、お仕立てして地域の皆様に納めています。

【引き染め。一説には起源が平安時代とも言われる伝統的な染色技術】

【引き染めに使われる刷毛】

モットーは【現代のライフスタイルと伝統の融合】日常でも使える染物。

染物という言葉はご存知の方もいると思います。代表的なもので言うと着物や浴衣、法被などなどありますが、実は他にもたくさんあるんです。私たちは「日本の染物文化」に触れるきっかけになって欲しいとの思いで、バッグなどの新しい製品作りにも挑戦しております。

みなさまが、このバッグをお手に取り、天然素材の持つ温かみや、ハンドメイドの風合いに触れ、過ぎる日々の中で経年変化を感じて、愛着を持って使用して頂ければ幸いです。

商品仕様

・鞄本体

縦 約26㎝ × 横 約16㎝ マチ（奥行） 約6.5㎝

ファスナー 　約55㎝

・ベルト

長さ　約67㎝～約115㎝

幅 約4㎝

※記載寸法は設計目標値ですので、実物との多少の差はございます。

・重さ（ベルト込）

約450ｇ　※個体差がございます。

長く愛用して欲しいとの思いで、パーツにもこだわりました。一層愛着を持って使用していただけるよう本革、メタルファスナーを使用しております。

素材

・表地　一重生成り刺子、8号帆布（加工なし）

・裏地　綿地（ブラック）

・本革　約1.5～2ミリ厚

・ファスナー　5号メタルファスナーアンティーク調（ヴィンテージ感のある風合い）

・ベルト部 　化繊系鞄テープ（黒）、表側は帆布共布 合わせ仕立

その他 本体使用金具はニッケル、真鍮等（耐久性や飽きのこなさを考えプラスチックは使用しておりません。）

実際の使用シーン

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※モデル　身長173㎝　体重91kg

落ち着きのある刺子の質感や生成り色と手染帆布の色が、程よいコントラストになり日常に溶け込みます。ポケットもあるので、荷物を分けて収納でき、ちょっとしたお出かけにもどうでしょう。

外にポケットがあるタイプのものはパンフレットや地図など、収納でき旅先でも便利に使えます。

みなさまのお声から誕生しました

前々回の帆布のボディーバッグプロジェクトでは、想像以上の反響があり、その中で「中にポケットがあったら」「柔らかい素材が欲しい」「生成り色が欲しい」、といったご要望、お声を頂いておりましたので、少し期間は空いてしまったのですが、この刺子織生地と帆布のプロジェクトを実施しました。

【内ポケット試作作業。※実際のリターンと異なる場合があります。】

FAQ

Q.初期不良を確認した時にはどうしたらいいですか？
A.基本的にしっかりとした管理体制、確認のもと製造しておりますので、そういったことはないのですが、万が一初期不良があった場合は、返品交換させていただきます。※初期不良にあたらない場合がございます。リスクアンドチャレンジの項目をよくご覧になってください。

Q.使用上、気をつけなければいけないことはありますか？
A.使用上の注意事項はございます。リスクアンドチャレンジの項目をよくご覧になってください。商品に取扱い説明書を同梱いたします。

Q.他のバッグなどの商品が見たいです。
A.下記のサイトをご覧ください。一般販売している商品がございます。https://yamamoto-dyeing.com/

スケジュール

プロジェクト開始【7/22】

プロジェクト終了【9/22】

製造開始（10月上旬）

発送開始。完成品を順次発送。（11月下旬）

発送完了（12月中旬～12月下旬）

※応援購入数量によっては予想スケジュールよりも遅れる場合がございます。

リターンについて

※このリターンは、外ポケットなし。帆布未使用となります。

資金の使い道

商品製作のための材料費、製造費、広告宣伝費として大切に活用させていただきます。

実行者紹介

ページをご覧になっていただきありがとうございます。山本染業店主の山本です。

富山県高岡市で主に、神社仏閣幕や法被（はっぴ）、獅子舞胴幕などを製造している現在4代目の染物屋です。

取り扱い製品の特性上、お祭り関係の団体様や神社仏閣様など、一部の方々との関わりが強かったのですが、染物の魅力をいろんな方に知ってほしいとの思いから2021年より、ECサイトで当店オリジナルのバッグなどの販売も開始しております。こうやって自分たち発信のモノづくりをし、皆さんとご縁がもてることに感謝し、わくわくしながら、毎日仕事をしています。プロジェクト中も、製作の裏側として活動レポートを挙げたりする予定ですので、たまにチェックしてあげてください。チームメンバーも喜びます。

これまで作った製品はこちらをご覧ください。https://yamamoto-dyeing.com/