今回ご紹介する一生物のクオリティは日本が世界に誇るデニムの聖地岡山県倉敷市児島地区の”100%児島デニム”です。

初回インディゴブルーはたった61着限定！

この後61着分しか存在しない超レア物！一体なぜ「一生物」なのか「100%児島デニム」のこだわりの製造過程や魅力について説明していきます！

Blue LOOM PROJECT 野田です！

私は約20年アパレル産業の第一線で幅広く企画業務に携わってきたこのキャリアを活かし、各産地に眠る”一生物のクオリティ”を掘り起こしそのクオリティを活かした「育てる服」を開発しています！

何度も産地に足を運ぶことで地域性や生産背景の違いなどを知り、その産地らしさと特徴や製法、生産の条件などの違いを理解し、またそれらを屈指した一生物のクオリティが存在することにも気が付いたのです。

一生物のクオリティ：その地域の気候や文化、盛んな産業など脈々と受け継がれてきた伝統や習慣、技術などが結集した品質。

構想6年、一生物のクオリティ" 育てる服 ”を体感してもらいたい

しかしながらこの気付きはいい事ばかりでもなく、一生物のクオリティの裏には”消滅”が表裏一体となっていることが多いです。

国内の産地が疲弊し、この"消滅”が見え隠れしたのには約30年前から始まったアパレル企業の海外生産シフトが一つ原因としてと考えられます。

※1990年には国産アパレルのシェア率が50.1%あったのが、約30年後の2022年にはなんと1.5%にまで大幅に減少しています

今現在も各産地では職人の高齢化と後継者不足などが加速し3年、5年後には”消滅”する可能性の高い一生物のクオリティを何度も目の当たりにします。

この事実を受け止めて、国内で確認されるこの特別なクオリティを少しでも長く継続、存続できるように産地のサプライヤー様たちと密に連携し、これら一流の技術継承と価値の存続を目的とした活動をBlue LOOM PROJECT(ブルールームプロジェクト)と名付け2018年に活動をスタートさせました。

これまでに各産地の一生物のクオリティを掘り起こし、遠州(浜松)のチノパン、播州(西脇)のオックスフォードシャツ、そして今回はスペシャル中のスペシャル、備州(児島)のセルヴィッジデニムをご紹介させていただきます！

2019年2月のMILANO UNICAに播州・尾州・遠州・備州のサプライヤー様たちと　Blue LOOM PROJECTとして出展　　

Blue LOOM PROJECTをスタートしてから服に対する”モノづくり”の意識が変わり始めました。

今までよりプロフェッショナルなモノづくりを心がけるようになり、ただ品質の高い商品を作るのではなく生産背景の現状や製作した商品の意図をしっかりと説明することを心がけ、産地目線でサプライヤー様たちと一緒にモノづくりをするようになりました。

あれから6年がたち自分の服作りを探求し漸く辿り着いたのが「育てる服」でした。

育てる服定義

①経年変化を愉しむことを目的としてその産地に眠る一生物のクオリティ生地・付属を使用する

②「長持ちさせる」ことを想定した快適な着心地と耐久性の高い縫製仕様であること

③サプライヤーと連携した国内の生産背景を使用する(MADE IN JAPAN)こと

新品の状態が完成品ではなく、デニムのように長く着用して経年変化させる様を愉しむことが目的のため、ユーザー様にお渡ししてから漸くスタート地点になります。　また着用する度に表情が変化するため終着点(完成度)も人それぞれなので、自分の育てるプランに合わせてオンリーワンの価値を創り出せます。

※下記の画像のように長く着用すると味わい深い経年変化が想定されます

人生と共に歩み続けるような一生涯大切に愛用できるものを目指し、「一生物」と言われる本物のクオリティのみ使用しております。

因みに「一生物」とは2タイプあると考えます。

1. 同じクオリティを何度も買い替えながら、使い続ける一生物。

2. 使えば使うほど、新品の時よりも味わい深くなり経年変化を愉しむ一生物。

今回の「100%児島デニム」は使えば使うほど経年変化するため2の内容に値します。

チョットだけサスティナブル

安価な服を安易な気持ちで購入し着用しなかったりすぐに廃棄してしまうくらいなら、少し高くても着用する楽しみがあったり、より長く着用することができればコスパも環境にも良いはずです。

「育てる服」は「長持ち」できるように誰もが見たことのある超定番をスペシャルに焼き直しています。

私は「育てる服」を作りたい、産地は安定的な生産量を増やしたいと双方の利害が一致するため、私が各産地に眠る一生物のクオリティを活かした「育てる服」を開発し、定期的に生産し続け、より多くの購買に繋がれば”消滅”を食い止めることができると考えます。

一人でも多くの方々にこの各産地の一生物のクオリティと一方疲弊した現状を知ってもらい、是非ともBlue LOOM PROJECTを応援して頂きたいです。

とにかくデニム製品は生地が命！

今回の「育てる服」Vol.03は日本のデニム発祥の地や世界のデニムの聖地などと呼ばれている岡山県倉敷市の児島地区が舞台。 昨今こちらで生産されたデニム生地を「岡山デニム」や「児島デニム」と呼ばれブランド化されています。

その中でも世界的に注目を浴びているのが旧式のシャトル織機で製織されたセルヴィッジデニムを指し、生地巾は約80cmの狹巾で生地端にセルヴィッジ(耳)があしらわれたタイプになります。

因みに革新織機で製織した生地巾が約倍(150cm巾)の通常のデニムに比べて生産管理がとても難しいため単価も割高です。さらに生地巾が80cmしかないため生地用尺も多く必要とするのでとても高価なデニムです。

※用尺：服を作るために必要な生地の長さ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　このセルヴィッジデニム1番の価値は、タテ落ちやヒゲと呼ばれる生地表面の摩擦による経年変化の美しさです。

このタテ落ちの美しい生地に仕上げるために最も大切な工程が「染色」と「製織」になります。

《 染色 》

デニムはロープ染色と呼ばれる特殊な染色方法で糸を染めます。糸をロープ状に束ねてインディゴ染料液に浸し、空気に触れさせて酸化させることで染める伝統的な染色方法です。

ポイントは糸の中心を染めない中白という状態でフィニッシュさせることで、糸表面の摩擦により中の白い部分が見えてくるのがタテ落ちと呼ばれる経年変化です。

因みにデニムは経(タテ)糸のみ染めるので経糸だけ色落ちするため縦に走るように色が落ちるので「タテ落ち」と表現されています。

《 製織 》

現在主流の革新織機は高速で製織するため糸は潰れ、フラットな表面と歪みも少ないためタテ落ちの美しさを表現できません。

そのため旧式のシャトル織機で経糸のテンションを緩く設定し、ゆっくり丁寧に織上げることで糸の膨らみが残るためとても立体的に仕上がります。また洗濯後には生地表面に凹凸が現れるので立体感が更に増します。

※後期型TOYODA GL9(1980年台製造)

究極のセルヴィッジデニム

通常のセルヴィッジデニムはここまでの内容が一般的な価値です。これでも十分特殊な背景がないと成立しない本物のクオリティですが、”100%児島デニム”には真似したくても真似出来ない超スペシャルな内容がありますのでそちらをご紹介します。

《 其の一 》「奇跡のロープ染色」

「100%児島デニム」のロープ染色技術が半端ない！

国内で稼働するロープ染色機は数台しかなく、そのうち児島地区では（株）ショーワ様が所有してます。

こちらのロープ染色はただのロープ染色ではありません！！（株）ショーワは2009年プルミエールヴィジョンでウールデニムを発表しハンドル賞を受賞するなど、綿素材以外のウール、シルク、ナイロンなどでロープ染色を成功させたことで「奇跡のロープ染色」と呼ばれ技術の高さが窺えます。

また綿素材でも簡単に中心まで染まってしまうような極細番手糸(100/2、60/1)も中白に染めることができるため他社とは一線を画する存在。

正に「奇跡のロープ染色」です。

また驚いたことに（株）ショーワ片山会長自らロープ染色機を設計されたそうです。元々紡績関係の会社でエンジニアをされていた経験を活かしオリジナルのロープ染色機の製作に携わられたそうです。

国産ジーンズ発祥の地ならではのプライドを感じます！

※プルミエールヴィジョン・・・パリで毎年2回（2月と9月）開催される世界的に有名なテキスタイル見本市、2009年9月に10万点の中から4つの賞が発表され、そのうちの一つハンドル賞を受賞する

《 其の二 》「TOYODA GL3」

「100%児島デニム」を製織しているヴィンテージのシャトル織機の種類がとにかくヤバい！

1950〜60年中頃のヴィンテージデニムのタテ落ち感を目指し別注デニムを仕込みました。個人的主観も入りますがこの頃はヴィンテージデニムの完成度が一番高い時代だと思います。またデニムの製品に関しても人気のディテールや特徴的な仕様が存在する年代で、多くのブランドが真似しているので完成度の高い時代だったのではと考えられます。

この1950〜60年中頃のタテ落ち感を目指すために適したシャトル織機がTOYODA GL3になります。

（株）ショーワは旧式のシャトル織機(豊田自動織機G型)の中でも初期型で幻の織機TOYODA GL3を保有しています。

現在井原地区と児島地区に数十台のみ稼働していることが確認されているとても希少な存在でシャトル織機の”絶滅危惧種”に値します。　　　

台数が限られて希少なことももちろん凄いのですが織り上がったデニムのクオリティも凄いんです！

このTOYODA GL3は1964年から製造されており、この織機で製織すると1950～60年代のヴィンテージジーンズのタテ落ちや生地の凹凸感にとても近い風合いに仕上がることが分かりました。

特に凹凸感が半端ない！この凹凸があることで細かなタテ落ちが作られるんです！　更に生地を洗うと凹凸感がハッキリと確認できます。

ヴィンテージジーンズと同じで現行品に年代が近付くほど織機の性能が上がっていくので凹凸が減っていき表面はフラットになります。

このことからセルヴィッジデニムの製造に関しては、年代が古いシャトル織機=製織性能が低い＝美しいタテ落ちが作れる。

美しいタテ落ちは出せるがTOYODA GL3の製織性能が低いため生産管理がとても難しく、なんと1時間でたった約3.5mしか製織できないなど生産性に難点があるため、とても価格が高い傾向にあります。

《其の三》　MADE IN KOJIMAの純度

更に「100%児島デニム」はロープ染色(其の一)と製織(其の二)含めて児島一貫生産！

大きな枠で捉えると岡山県内の生地メーカーがデニムを生産すれば「岡山デニム」と謳え、その岡山の中でも児島の生地メーカーがデニムを製造すれば「児島デニム」と謳えるが、厳密に言えば生産背景が本当に児島かはわからないし、クオリティもピンキリの可能性があります。

また上記で述べた良いセルヴィッジデニムを作るには「ロープ染色の品質」と「シャトル織機による製織の品質」この２点が重要です。

超本物クオリティ且つ、高純度の「児島デニム」を提供するには（株）ショーワで製造する必要があります。

日本のジーンズ発祥の地「児島」で今回の一生物のクオリティ「100%児島デニム」のトレーサビリティは確保されています。

因みに後述の製品の製造に関しても児島地区の縫製工場(有)アクティブ様で縫製するため、生地〜製品まで日本のジーンズ発祥の地「児島」一貫生産になります。

生地設計して頂きました（株）ショーワ・テキスタイルデザイナーの片山満輝さんに、100%児島デニムのこだわりについて質問をぶつけてみました！

①奇跡のロープ染色他社との違い

質問：奇跡のロープ染色と呼ばれてますが他社とのロープ染色の違いと御社の特徴を教えて下さい。

回答：ショーワのインディゴロープ染色はインディゴ染料100％で染めていて、硫化染料など他の染料は混ぜていません。奇跡のロープ染色という謂れはウールデニムの開発がきっかけで、そのあとシルクデニム、ナイロンデニムとインディゴ染料では染まらない素材の染色に成功した事によります。

インディゴの染液はアルカリ性で、ウールやシルクなどの動物性たんぱく質でできた繊維は溶けてしまって染める事ができませんでした。それをショーワは独自の染液を開発してウールなどの繊維をインディゴで染める事に世界ではじめて成功しました。

②TOYODA GL3の特徴

質問：幻のシャトル織機TOYODA GL3のメリット、デメリットを教えて下さい。

回答：メリットですがGL3の織機で製織した生地の風合いの良さがメリットと言えます。革新織機と呼ばれる大量生産に向いた織機では出せない風合いが出せるのが、シャトル織機の特徴です。そのシャトル織機の中でも初期型のGL3はスピードが遅く、他のシャトル織機（GL8、GL9など）と比べても生地の表情やタテ落ち感などが良いのが特徴です。

デメリットとしましては生産スピードの遅さ、キズの出やすさなどが挙げられます。織機の回転数を出来るだけ落として製織することで風合いは良くなるのですが、生産量は各段に下がります。16時間/日の稼働時間で55ｍを織り上げるのがやっとです。あとは、機械の故障が多く部品の調達や修理に苦労しています。また、織機1台1台の癖が違うのでその台に合った調整をしていかなければなりません。

③児島一環生産のメーカー（株）ショーワ

質問：（株）ショーワ様以外に児島一貫生産できる生地メーカーはありますか？

回答：児島でデニム生地を一貫で生産できるメーカーは他にはありません。児島でロープ染色・サイジング・製織を一貫で生産しているのはショーワだけです。

片山さんありがとうございました。改めて（株）ショーワ様の技術力と「100%児島デニム」の優位性を感じ取れたと思います。

 《 生地メーカー：株式会社 ショーワ 》

株式会社ショーワは創業1905年と100年以上の歴史を持ち、世界中でデニムの聖地と呼ばれる岡山・児島にて染め、織りから仕上加工までを一貫して行っているデニム製造メーカーです。

デニム産地の所謂作業着をイメージさせるゴツいデニムのみ生産しているメーカーではなく、細番手でインディゴロープ染色を可能にしたり、パリで開かれる生地見本市「プルミエール・ヴィジョン」にてウールデニムを開発し「ハンドル賞」を受賞するなど自社の強みを活かした企画が魅力的です。

私も10年以上のお付き合いをさせて頂いて、Blue LOOM PROJECT立ち上げ時には大変お世話になったメーカー様です。

今回はこちらにこだわりの詰まったオリジナルセルヴィッジデニムの製作を依頼しました。http://www.showatex.co.jp

《 縫製工場：ACTIVE 》

世界中が注目しているデニムの聖地岡山県・児島は産地内で生地から縫製まで完結出来てしまう国内でもとても珍しい生産背景を持つエリアです。　　　　　　　　　　

二本針の巻き縫いや環縫を多用するワーク系に特化した縫製が得意な地域の為、製品洗いの加工場や特殊な刺繍加工場などとの連携が密に行われるなど、各々の役割が明確に分業されているので地域での協力体制がしっかりしているように感じます。

※製品加工・刺繍などは協力工場に加工依頼しています

縫製面では本格的なデニムは勿論、アウターからシャツまで幅広いアイテムをこなし、更に昨今自社のアパレルブランドやバッグまで縫製の幅広く展開をしています。

通常の「 縫製 」だけを請け負う縫製工場ではなく、企画、デザイン、パターン、カッティング、縫製、加工と製品を作るためのすべての工程をハンドリングすることが可能な「メーカー」としてのフレキシブルなソーイングカンパニーです。

《 商品説明 》

とにかく着心地の良さにこだわった！

100%児島デニムを使用した3PLEATS DENIM JACKET-TYPE01(トリプルプリーツデニムジャケット-タイプゼロワン)になります。 ヴィンテージのデニムジャケットで通称1stと呼ばれる型をオマージュし焼き直したモデルになります。

細部のディテールは当時を踏襲しながらも担当したパタンナーの方がスーツやジャケットの重衣料経験者のため、衿周りから肩にかけてある程度体のラインに沿わせて自重による重力を分散させる。また裾のハネやオガミが出ない様に着用時の快適さをテーマに着心地を優先させたパターン設計をして頂きました。

当時のワークウェアは作業着のためディテールは工夫されていますが、着心地や縫製などクオリティは良いと言えないものが多く見られるので、快適な着用を心がけパターン設計と縫製仕様を作成しております。

《 リジット(未洗い) 》C/#インディゴブルー

《 ヴィンテージ加工 》C/#インディゴブルー

※画像はプロトサンプルのためラベル位置がリターン商品と異なります。ペーパーラベルは裾ベルト右後部に移動します。また画像ヨーク内側のペーパーラベル部分にSPECネームが縫い付けられます。リジット(未洗い)c/#インディゴブルーとヴィンテージウォッシュc/#ブラックのサンプルを参照ください。

《 ヴィンテージ加工 》C/#ブラック

生地　

DN01XX(セルヴィッジデニム) 100%児島

産地：備州(児島)

組成：綿100%

目付：13.5oz

織機：シャトル織機 TOYODA GL3

加工：サンフォライズ

ACCESSORY(付属)

TACK BUTTON

REDTAB

PAPER LABEL

《サイズ選び注意点》

デニムジャケット(リジット)のみ洗濯後にタテ約3cm、ヨコ2cm縮むことが予想されますので、縮み分を考慮してサイズをお選びください。

デザイン：3PLEATS DENIM JACKET-TYPE01

カラー：インディゴ

ウォッシュ：リジット(未洗い)

サイズ：1/2/3/4/5/6

モデル：174cm/67kg サイズ3着用

ヴィンテージウォッシュの製品は寸法表の数値に対して個体差が発生する可能性がありますので予めご了承ください。

デザイン：3PLEATS DENIM JACKET-TYPE01

カラー：インディゴ

ウォッシュ：ヴィンテージウォッシュ

サイズ：1/2/3/4/5/6

モデル：174cm/67kg サイズ2着用　

※このモデルのみサイズ2なのでお間違いなく

ヴィンテージウォッシュの製品は寸法表の数値に対して個体差が発生する可能性がありますので予めご了承ください。

デザイン：3PLEATS DENIM JACKET-TYPE01

カラー：ブラック

ウォッシュ：ヴィンテージウォッシュ

サイズ：1/2/3/4/5/6

モデル：174cm/67kg サイズ3着用

《サイズ選び注意点》

リジット(未洗い): デニムジャケット(リジット)のみ洗濯後にタテ約3cm、ヨコ2cm縮むことが予想されますので、縮み分を考慮してサイズをお選びください。

ヴィンテージウォッシュ: ヴィンテージウォッシュの製品は寸法表の数値に対して個体差が発生する可能性がありますので予めご了承ください。

日本国内を生産地とし、「育てる服」をテーマに一生物と呼ばれるクオリティのモノづくりを目指すアパレルブランド。

ブランド：サカノシタノデニム

都会の喧騒から離れて都心から電車で約1時間の海と山に囲まれた古都鎌倉、江ノ電が走る海沿いの小さい集落” 坂ノ下 "が舞台。

古い寺社仏閣が多く最寄り駅から内陸に位置する長谷寺や高徳院の大仏などの観光スポットは観光客で賑わいを見せているが、反対の海側は古民家カフェが密集したカフェスポットや個人経営の小さい個性的なショップ、何軒ものサーフボードロッカーなどが在りとてものんびりとしたゆる〜い空間が広がる。

そこで生活する人々は自分時間を有効に使い、自分のやりたいことを生活の中心に置いている自由な人たちが多い。

こんな素敵な空間で自分時間を大切に人生を謳歌している人たちのワードローブをイメージして、彼ら(彼女ら)の人生に寄り添いデニムのように育てて(経年変化)いく高品質な大人の定番服を提案する。

※世の中でマスターピースと呼ばれる定番服(傑作)を坂ノ下の習慣 x 育てる(経年変化)服に再構築。

ビーサン＆黒縁メガネがコーディネイトのお供。