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びわこ☆1・2・3キャンプを続けたい!~放射能気にせず遊べる環境を子どもたちに~

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ストーリー

 

 夏休みに1ヶ月間、子どもたちを自然豊かな滋賀の地に招き、 思いっきり夏を満喫できる保養キャンプを実施したい。

 

​ 保養とは、原発事故により暮らしの中で放射能の不安を抱えることになってしまった人々が、休日などを利用して放射能汚染のない地に出かけて、放射能への不安から一時的に離れて心身をリフレッシュすることをいいます。

 

東日本大震災に伴う原発事故の影響で外遊びが難しくなってしまった子どもたちに、自然豊かな滋賀で思いっきり遊んでほしいという思いから、2012年2月、呼びかけに応じて集まった有志とともに、びわこ☆1・2・3キャンプ実行委員会を立ち上げました。

そして、2012年の春休み以来、学校の長期休暇を利用して春と冬は10日間ほど、夏は30日間ほど、これまでに計12回の保養キャンプを開催し、飛散した放射性物質による健康への不安を感じる子どもたちとそのご家族、総勢550名あまりを滋賀に招いています。

     震災後初めての野草摘み。ヨモギを摘んで、持って帰る子も

 

 

今、福島だけでも甲状腺がんと診断された子どもたちが160人を超えています。(2016年2月現在)

放射能の健康への影響については様々な見解がありますが、医療関係者さえもが「今までとは何か違う」と感じる健康異常が、実際に福島だけでなく関東でも増えています。そのため、参加者の親御さんからお話を伺っていても、放射能への不安と、子どもの健康を守りたいという想いは、ますます強くなってきていると感じます。

 

    2015.7福島市    除染作業が続く、その傍を通る中学生〈撮影:赤城修司さん〉

放射能汚染のない環境で汚染のない食事をして過ごすことで、体内の放射性物質を減らして免疫力を上げられることは、チェルノブイリ事故後の保養事業で証明されています。

本来、国民の健康を守り、子どもたちの健やかな成長を保証することは、国の責任であると思いますが、今はまだそのためのシステムが構築されていないため、全国で民間のボランティア団体が中心となって保養プログラムを企画しています。

 

  キャンプの運営には宿泊施設の使用料や食費、交通費の補助などで、春と冬でそれぞれ約150万円、夏は約340万円の費用が掛かります。これまで、財源は公的・民間さまざまな助成金とみなさまからの温かいご支援と、参加されるみなさんの参加費で何とか成り立ってきました。

ところが、震災後5年が経ち、震災支援関連の補助金や助成金が期限を迎え、また、カンパも次第に減少してきているのが現状で、この夏13回目のキャンプを開催するにあたって120万円程度が不足する見込みが出てきました。

原発事故さえなければ保養は必要なかったものなので、参加者のみなさんの費用負担が大きくなることは避けたいと考えています。そこで、さらに多くの方々にクラウドファンディングを通じて、子どもたちの健やかな成長を応援していただきたいと思い、今回の企画をスタートさせていただきました。

私たちは、すべての子どもたちが安心して生活できる環境になるまで保養を続けていく必要があると考えています。

保養キャンプに関わってくださっている若いボランティアさんたちの想いを、動画でご覧ください。

子どもたちが今後も心身ともに元気に成長できるように、どうかご協力をお願いいたします。

 

 

  びわこ☆1・2・3キャンプは一言で言うと、おとん、おかん、おじい、おばあ、にいちゃん、ねえちゃんも居る、大家族のような合宿型保養です。野草摘み、虫取り、川遊び、琵琶湖での水遊び、山歩き、雪遊びなどの自然体験の他、音楽活動や古典芸能のワークショップや、防災の勉強会、料理作りなども実施しています。

 

  アスレチックで思いっきり遊びました~!

    「びわ湖って海じゃないの?塩辛くないよ!」 

 

​ 

  びわこ☆1・2・3キャンプでは、子どもたちが自分の生き方を人任せにせず、自分で考えて、行動できる大人になって欲しいという願いから、放射能のこと、平和のこと、食べ物のことなどを話してくださる講師を招いて勉強会を開いています。特に、食は直接身体の元になり健康にとって最も大切なものであるため、放射能だけでなく、添加物や 農薬などにも気をつけなければならないことや、手作りの大切さを伝えています。また、毎日の食事作りの手伝いで出汁の取り方を教えたり、春 キャンプの期間に翌年のキャンプに備えてみんなで味噌作りをしたりします。そのため、キャンプのお土産を買うときなどに原材料のラベルを確認 したり、お家の方から 「苦手だった味噌汁が好きになり、ファーストフードを食べたがらなくなりました。」と聞くようになりました。  

  身体によい食べ物 食べ方について​しっかり学びます。(お味噌作り)

  「防災のワークショップ」  震災を体験している子どもたちは真剣そのもの

 グループワークでは学年の枠を超えて協力し合い、連帯感が生まれます。お話し会やワークショップに参加することで、子どもたちが自分の身を守ることの大切さに気付き、考え、行動する様子が見受けられます。

 

 

  的あて、輪投げ、釣りなどのゲームの他、かき氷屋、綿菓子屋、チヂミ屋、ポップコーン屋などなど、子どもたちのアイデアが満載です。もちろん、ゲームの仕掛けを作るのも、お菓子を作るのも、売り子さんもみんな子どもたち。          

     輪投げの道具も全部子どもたちの手作り!

    「チヂミはいかがですか~?美味しいですよ~!」   

 

 

  キャンプでは、家庭で過ごすのと同じように、掃除やご飯の準備と後片付け、洗濯のお手伝いは子どもたちの日課です。「自分のことは自分でできる」「みんなのために頑張れる」そのことが自信につながり、さらに子ども会議での発言や夏祭りなどでの活躍につながっていきます。「少し逞しくなって帰ってきました。」という親御さんからの感想が多数寄せられます。

子どもたちは集団生活を通して、年齢、性別、地域別を超えたつながりができ、さまざまな人と出会うことで豊かな人間性が育っています。このことは、子どもたちが大人になり社会に出るときにもきっと役立つと感じています。

一緒に協力してくれるボランティアのお兄さん、お姉さんに憧れて、小学校高学年や中学生の子どもたちの中には「高校生になったらボランティアをしたい」と申し出てくれる子どもたちもいるので、将来、キャンプのスタッフになってくれることを期待しています。

   食事の後片付け。  「みんなで協力したら早くできるよ。」                     

     心のもった食事  しっかり食べて大きくなぁれ! 

    

 

  事故から5年という月日が経ち、被災者に向けられる世間の関心や支援の手は確実に少なくなっています。保養の参加者の方々からは、「被災地の復興が叫ばれている中では、移住はおろか保養に出るだけでもハードルが非常に高くなってきている」と聞きます。

ベラルーシではチェルノブイリ事故から30年経った現在も国の責任で保養を実施しています。しかし、私たちの国では、保養は民間のボランティア団体などが実施しているだけで、せっかく作った「子ども被災者支援法」(東京電力原子力事故により被災した子どもをはじめとする住民等の生活を守り支えるための被災者の生活支援等に関する施策の推進に関する法律)も十分に機能しているとは言い難いのが現状です。

                                   

     「寒さなんて、へっちゃらさ」

子どもたちが健康に成長することは、私たち大人の願いです。子どもが成長する上で、土の上を走り回ったり、どろんこ遊びをしたり、草花を摘んだり、滑り台やブランコで遊んだりすることは五感を発達させるためにも、感性を培うためにもとても大切です。

そんな当たり前のことが当たり前にできる環境に触れる機会を子どもたちに提供していくために、このプロジェクトをお読みくださったみなさまにも、ぜひ保養支援者になっていただきたいと思います。どうぞお力をお貸しください。よろしくお願いします。

 

 

 「保養キャンプするから手伝って~!」の言いだしっぺは『おかん』こと藤本真生子さん。普段は社会福祉法人に勤める5人のお子さんのお母ちゃん。その『おかん』の「手伝って~!」の呼びかけに 集まったのは、滋賀県内外に住む子育て真っ最中のお母ちゃん、お父ちゃんや、じいちゃん、ばあちゃん、大学生、専門学校生、高校生の兄ちゃん、姉ちゃんたち。

自然食品を扱うお店で働いていたり、民宿を経営していたり、有機農家さんだったり、学校の先生だったり、音楽家だったり、デザイナーだったり、調理師だったり、会社員だったり、調理師をめざしていたり、パティシエをめざしていたり、教師をめざしていたり・・・。元は至極普通(?)の熱い心を持った人たちばかりですが、今では12回のキャンプを経験して、なかなかの強者になりました(笑)

そんなスタッフ、ボランティアも参加者さんたちと「同じ釜の飯」を食べて過ごすうちに、本当の家族のように感じることもしばしば。びわこ☆1・2・3キャンプの良いところは、みんながお互いに育ちあえるところ。

「おかえり~」「ただいま~」の関係がいつまでも続くように、子どもたちの成長を共に喜べる仲間でいたいと思っています。

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

 

 


 

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このプロジェクトはAll or Nothing型です。プロジェクト成立のためにはプロジェクト終了日の2016年07月08日までに目標金額が達成となる必要があります。

お礼メール+報告書

3,000円(税込)

残り
のサポーター
2016年12月末までにお届け予定

・お礼メール
・夏キャンプ報告書
みなさまからご支援いただき実施できた夏キャンプの報告書をお送りします。
キャンプのスケジュール、写真のほか、子どもたち、親御さん、スタッフ、ボランティアの感想が盛りだくさん。ご支援、ご協力くださった方々のお名前(希望者のみ)も載せさせていただいています。

3000円のリターン+手作りマグネット

5,000円(税込)

残り
のサポーター
2016年12月末までにお届け予定

・お礼メール
・夏キャンプ報告書
・手作りマグネット
手作りマグネットは、キャンプの食材購入でお世話になっている、共同作業所の利用者さんが一針一針手作りした刺繍がほどこされたマグネット3個のセットです。とっても丁寧できれいな刺繍です。色やデザインはお楽しみに。

5000円のリターン+オリジナルレターセット    

10,000円(税込)

残り
のサポーター
2016年12月末までにお届け予定

・お礼メール
・夏キャンプ報告書
・手作りマグネット
・オリジナルレターセット
オリジナルレターセットは、キャンプスタッフによるオリジナルデザインを版画でプリントした手作りレターセットです。便箋には一枚一枚違うイラストが入っています。

3000円のリターン+オリジナルレターセット+手作りブックカバー 

30,000円(税込)

残り
のサポーター
2016年12月末までにお届け予定

・お礼メール
・夏キャンプ報告書
・オリジナルレターセット
・手作りブックカバー
レターセットは10000円のリターンと同じものです。
ブックカバーは、キャンプの食材購入でお世話になっている、共同作業所の利用者さんが一針一針手作りした刺繍がほどこされている、世界に一つしかない手作りブックカバーです。なお、色やデザインをお選びいただくことはできません。お届けをお楽しみに。

3000円のリターン+手作りブックカバー+オリジナルトートバック 

50,000円(税込)

残り
のサポーター
2016年12月末までにお届け予定

・お礼メール
・夏キャンプ報告書
・手作りブックカバー
・オリジナルトートバッグ
手作りブックカバーは、30000円のリターンと同じものです。
トートバッグは、キャンプスタッフによるオリジナルデザインをプリントした素敵なバッグです。
材質は厚手のコットンで、サイズは縦33cm 横29cm。
マチ付きなので、A4ファイルサイズのものを9cmの厚さまで収納できます。

「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 社会貢献カテゴリの 「びわこ☆1・2・3キャンプを続けたい!~放射能気にせず遊べる環境を子どもたちに~」プロジェクト詳細ページです。

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