プロジェクト実行者
ストーリー
- 伊豆大島の椿の花粉と大島桜の花が作り出す、伊豆大島だからこそ収穫できるテロワールはちみつ
- 移動養蜂家が様々なハードルを乗り越えて挑戦。そこまでする価値のある感動的な香りのはちみつ
- 「できる限り人の手を加えない」自然のままのはちみつにこだわっているから抗生物質不使用、非加熱。
日本の各地を移動しながら、ミツバチとともに暮らし、抗生物質不使用、非加熱というこだわりのはちみつをお届けする「旅する養蜂家Beehive」が、新たな拠点となる伊豆大島で採取した大島桜のはちみつ「プレミアム咲耶」です。
今まで様々なはちみつを食べてきた私たちでさえ、この大島桜のはちみつを初めて味わった時は、バラのような華やかでパワフルな香りと、あっさりと上品な甘さという相反するような感覚に衝撃を覚えました。ぜひ多くの方に試していただきたい逸品です。
伊豆大島だからこそ収穫できるはちみつ
桜のはちみつはもともと希少性が高いのですが、その中でも大島桜に特化したものはほとんどありません。ミツバチ家族の一年のサイクルから考えて、桜の花が咲く早春までにミツバチの数を増やすことは容易ではないからです。伊豆大島は一年を通して比較的暖かく、春の到来が早いこと、椿が咲き花粉が豊富にあること、早咲きの品種から始まって大島桜が広範囲に自生していることなど、ミツバチを飼育するのに良い条件が重なっているから採れた蜂蜜なのです。
大島桜は伊豆諸島原産の固有種で、伊豆諸島や伊豆半島、房総半島に主に自生していますが、本州に自生している大島桜は、他の品種の桜と交配してしまうため、正真正銘の大島桜と言えるものがほとんどないそうです。しかし、伊豆大島は生態系という見方からするとかなり閉ざされた世界。本物の大島桜が残っています。こうした特殊な環境だからこそ、今回の大島桜のはちみつが収穫されるのです。今までは目で楽しんだだけの桜。ミツバチと出会うことによって、何も壊すことなくはちみつという産物に変えられ、桜は五感を喜ばせてくれるものになります。このはちみつを多くの方に知っていただき、伊豆大島の自然を守るお手伝いができれば幸いです。
ビーハイブのはちみつについて
私たちは基本的には余計な加熱をしません。採蜜してから結晶するまでの間は非加熱はちみつでのお届けとなります。ただし、結晶してしまったはちみつに関しては低温で湯煎してからろ過し、販売しております。
また、ミツバチを育てるときに抗生物質は不使用、その他の動物用医薬品は極力使用せず、自然の力、ミツバチの生命力に任せています。
良質なはちみつの証明
定期的に残留農薬、残留放射能の検査をしており、いずれも陰性。蜂蜜の加熱・保存状態を示すHMF値、基準値は100g中4㎎ですが、ビーハイブのはちみつはどの種類も0.06~0.89mgという非常に低い値となり、非高温加熱(*)であり、保存状態が非常に良いということが証明されました。
(*)(検査は結晶したものを低温融解したものを用いましたが、このような値になりました。しぼりたての完全な非加熱の場合はさらに低い値になることが予想されます)
おすすめのお召し上がり方
プレミアム咲耶を試食した人は皆、「このはちみつはこのまま食べるのが最高」と言ってくださいます。他のものと合わせてしまうのがもったいない。スプーンにひとさじ、口の中に入れていつまでも余韻を楽しんでいただきたいはちみつです。
純粋で良質なはちみつは、特に夜寝る前のひとさじが効果的と言われています。体への思いやりのためにお試しください。
そのほかにはパンやチーズに合わせたり、ヨーグルト、紅茶に入れるのもおすすめです。
大島桜との出会いからはちみつ採取まで
●伊豆大島との出会い
伊豆大島との出会いは、2018年の秋に、「椿の花からはちみつが採れないか」というお問い合わせをいただいたことがきっかけでした。残念ながら開花の時期が早すぎるため、椿のはちみつの収穫は難しいのですが、その代わりに島全体が白くなるほど群生する大島桜に着目しました。その時から、大島の自然と村上養蜂が培ってきた養蜂技術を生かした新しい挑戦が始まります。
昔ながらの養蜂家の方から考えれば、私たちのチャレンジは「まったく採算が合わない」と言われるようなものだったかもしれません。ですが私たちは採算よりも、「伊豆大島の自然とミツバチとの新しい出会い」に惹かれ、様々な方法を検討してミツバチを伊豆大島まで移動してみようと考え始めました。
しかしそこには大きな問題が・・・。
●ミツバチの引越し
伊豆大島にどのようにしてミツバチを運ぶか。熱海や伊東から出航する高速ジェット船には人間しか乗ることができません。「漁船をチャーターするしかないのか?」と真剣に考えていたところ、島に住んでいる人たちのための物資を運ぶ貨物船が伊東港から出ていることがわかり、これに乗せてもらうことにしました。
1年目の2019年はトラックの荷台にミツバチを乗せ、トラックごとクレーンで吊って貨物船に乗せるという大技でミツバチを移動。いろいろな荷物を運ぶ船会社の方たちもこれには驚き。
2年目の今年はミツバチの巣箱の数も増やしたので、伊豆の蜂場からトラックに乗せて伊東港まで移動した後、一旦ミツバチを港におろし、ミツバチだけを貨物船に乗せて伊豆大島まで運んでもらいました。大島ではレンタカーを借りて、ミツバチを積み込み、大島の蜂場まで移動という、とてつもない手間がかかりました。北海道に移動するよりもずっと大変です。今後はもっといい方法を考えないと・・・。
ミツバチを預けて私たちは高速ジェット船へ。熱海から1時間弱の船旅です。
● 伊豆大島でのミツバチたち
大島の港でミツバチを受け取り、新しい大島の蜂場へ引越し完了。
一年を通して温暖な伊豆大島。早速ミツバチは大喜びで巣箱からお花に向かって飛び立ちます。
早春から春にかけての伊豆大島はミツバチにとっての天国。椿の花の花粉と、大島桜の蜜で、ミツバチはどんどん数が増え、一生懸命蜜を集めてくれました。自然が豊かだと、こんなにもミツバチは元気になるんだなと改めて確認したのです。
●伊豆大島での私たち
私たちはミツバチの移動後、一旦伊豆の家に戻りますが、ミツバチの世話のために、何度となく伊豆大島を高速ジェット船で往復しました。おかげですっかり船会社の方たちともお友達に。また、世界に誇る椿園「椿花ガーデン」のオーナー、都立大島高校の教諭や生徒さんたち、良質な「生の椿オイル」を生産する「株式会社 椿」の方々など、地元の人たちと出会い、大島の自然の魅力にも触れ、大島は私たちの大切な故郷になりました。
伊豆大島での作業は1泊2日で行われます。伊豆にもミツバチを置いてきているので、日帰りで作業を終えて帰りたいのですが、熱海に戻る高速ジェット船が一日に1本しかないのです。島の暮らしを初めて経験し、私たちも新しい発見ばかりでした。
一泊するときは、施設の小屋をお借りして電気も水もないキャンプ生活。でも自然の恵みの温泉に入り、夕食は地元のお魚を食べに出かけるという楽しみもあります。これもまたいい体験です。
● 採蜜
4月に待ちに待った大島桜のはちみつを収穫。バラのような、驚くほどの香りが口いっぱいに立ち込め、それがいつまでも持続します。それでいてしつこくない甘さ、本当に上品な口どけです。
こうして初めてのチャレンジの年には期待以上の素晴らしいはちみつが収穫できました。しかし移動を含めまだまだ改善しなければならないことがあります。これからもミツバチたちと共同作業で、さらに良い方法を探していきたいと思っています。
● そして今年
2年目の2020年もすでにミツバチの引越しが完了、順調に育っています。大島桜も3月下旬には標高の低いところで開花が始まりました。これから三原山の標高差を追いかけて順に花が咲いていきます。このプロジェクトが公開される頃には採蜜も終わっていることでしょう。
プレミアム咲耶 というネーミングについて
富士山とも縁が深い日本の神話に登場する此花咲耶姫(このはなさくやひめ)は、とても美しく、桜の語源になったと言われています。富士山を遠くに臨む伊豆半島、伊豆大島で採れたはちみつに「咲耶」と名付けました。特に大島桜に特化した桜のはちみつは「プレミアム」な品質をお届けいたします。
村上養蜂Beehive(ビーハイブ)について
伊豆を拠点に、伊豆大島、長野、北海道でミツバチと生活し、花を追いかける「移動養蜂家」です。Beehiveとはミツバチの巣箱、という意味とともに「にぎやかな場所」という意味もあります。私たちはミツバチを通して、人と人、人と自然が出会う楽しくて活気のある場所づくりをしたいと願ってこの名前を付けました。
お客様のお手元にはちみつが届くまでの一つ一つの工程を、すべて家族経営で行っています。
私たちはミツバチの病気を予防するための抗生物質や薬品に頼らず、できるだけ自然の仕組みに従ってミツバチを育てています。それは私たちが最初にミツバチを飼ったときの感動を大切にし、お伝えしたいからです。元気なミツバチが集める、本物のおいしさをぜひ味わってください。
《旅する養蜂家とミツバチ動画》
静岡県伊豆の国市田中山1127(本拠地)
ビーハイブの旅
伊豆大島 (2月~4月 大島桜)
伊豆 (11月~6月中旬 山桜、藤、みかん、百花蜜)
長野(5月中旬~6月上旬 アカシア)
北海道(6月下旬~10月 アカシア、クローバー、菩提樹、百花蜜)
リターンについて
①2020年産プレミアム咲耶 (80g) 2本(化粧箱入り) Makuake限定10%OFF 限定100セット
②2020年産プレミアム咲耶 (80g) 2本(化粧箱入り) 100セット
③2020年産プレミアム咲耶(80g)とBeehiveの季節のはちみつ2本(各200g)のセット
④2020年産プレミアム咲耶(80g)とBeehiveのおすすめはちみつ4本(各200g)のセット
⑤2020年産プレミアム咲耶(80g)とBeehiveのおすすめはちみつ2本(各200g)を毎月1回、6か月にわたってお届けします
資金の使い道
今回販売を開始する私たちの大島桜のはちみつは、この伊豆大島の自然なくしては成り立ちません。しかし、伊豆大島には産業が少なく、人口減少が進んでいます。島の自然という宝物を生かした産業を広めていくお手伝いが出来たらと考えています。
このプロジェクトで集まった資金は、大島桜のはちみつや伊豆大島の魅力を伝えるプロモーション用パンフレット、ビデオなどの作成、はちみつとのコラボ商品の開発、各地でのミツバチの住みやすい環境づくり(花を植える、ミツバチワークショップの開催など)のために、大切に使わせていただきます。
2019年夏には北海道に大学生が研修に来ました。
このほかにも地域の生涯学習や、一般の方向けのワークショップを行っています。
ミツバチが地球のために貢献していることをたくさんの方に知ってもらいたい、もっと身近に感じてもらいたいということからスタートしたワークショップはミツバチのお話、採蜜体験、蜜ろうクリーム作りなど盛りだくさんで毎回好評です。
実行者紹介
応援団 伊豆ネココンビ 伊織と豆蔵(伊織の伊と豆蔵の豆で伊豆ネコ。今は飼い主の移動についていくのがつらいので奥さんの実家長野で信州ネコになってしまい、改名寸前です)
リスク&チャレンジ
はちみつは自然の産物であるため、生産量を100%保証できるものではありません。ただ、そのために私たちは去年の秋から、桜のはちみつを採取する日に照準を合わせ、蜂の世話をしてまいりました。 今のところ順調に育っているミツバチですが、お天気の具合や災害がないとは言い切れません。 収穫の遅延や、最悪の場合収穫ができない蜂蜜もあるかもしれません。その場合はおすすめはちみつの種類が限られることも考えられます。 あとはお天気が良く、花がたくさん咲いてくれることをみんなで祈りましょう!!
サポーターからの応援コメント
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このプロジェクトはAll in型です。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の2020年05月29日までに支払いを完了した時点で購入が成立します。
2020年産 プレミアム咲耶 2本セット
2,850円(税込)
2020年産 プレミアム咲耶 80g 2本セット
税、送料込み
賞味期限 2022年4月
1歳未満の乳児には与えないでください。
2020年産 プレミアム咲耶とBeehiveの季節のはちみつ(2本)のセット
5,000円(税込)
2020年産 プレミアム咲耶(80g)
2020年産 Beehiveの季節のおすすめはちみつ2本 (各200g)
税、送料込み
賞味期限 2022年4月~6月
1歳未満の乳児には与えないでください。
2020年産プレミアム咲耶とBeehiveのおすすめはちみつ(4本)のセット
8,000円(税込)
2020年産 プレミアム咲耶(80g)
Beehiveのおすすめはちみつ4本(各200g)
税、送料込み
賞味期限 2022年4月~7月
1歳未満の乳児には与えないでください。
2020年産 プレミアム咲耶とおすすめはちみつ(2本)のセット 毎月1回6か月分
29,500円(税込)
2020年産 プレミアム咲耶(80g)
2020年産 Beehiveのおすすめはちみつ2本(各200g)
毎月1回6か月にわたってお届けします(原則毎月最終土曜日、初回は6月末に発送となります)
税、送料込み
賞味期限 2022年4月~8月
1歳未満の乳児には与えないでください。
2020年産 プレミアム咲耶 2本セット Makuake限定10%OFF
2,530円(税込)
2020年産 プレミアム咲耶 80g 2本セット 税、送料込み
[一般販売価格 1本 1026円(税込)]の10%OFF+送料
賞味期限 2022年4月
1歳未満の乳児には与えないでください。
「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 フードカテゴリの 「「プレミアム咲耶」春を告げる贈り物。伊豆大島からとれたての大島桜はちみつをお届け」プロジェクト詳細ページです。