ビール大好き森本夫婦。
夕飯の飲み物は…もちろんビール！

ご飯の時は、まずサラダから食べる我が家。
だけどサラダにビールって、どうも合わない…。
農家である私たち、野菜は常に食卓にあるからサラダに合うビールがあれば
ヘルシーに飲む事ができるのに…と考えた森本夫婦は、
世界の色々なビールを買いあさり…飲みまくり…更には、
ビール醸造所の門を叩きビール作りについて勉強しました。
そして、ついに…！サラダに合うビールを作る事を決意したのでした！

今回、ビールのおつまみに「サラダ」をお勧めしていることに「え？！」とお思いの方も多いかもしれません。
ですが、「フードペアリング理論」と呼ばれる理論があるんです。まだ、研究中の理論ではあるのですが、その理論のひとつに「似た物質を持っているもの同士」は「合う！」ということが証明されているんです。
と、いうことは…「さっぱりしたサラダ」×「さっぱりしたビール」は合うんです！

サラダを食べながらビールを飲むことで、サラダが美味しく感じる！そして、ビールも美味しく感じる！そういうビールにするために、柚子をいれたシトラス系のビールを作る事にしました。

しかし、なかなかイメージ通りの味にならず、何回も試行錯誤を繰り返しました。
色々なホップを試し…柚子を入れるタイミングを試し…やっと思い通りの味に仕上げることができました！
柚子のドレッシングがサラダを引き立てるように、柚子のビールでサラダを引き立てることに成功！！やったーーーー！！！

認定農業者数が全国で3位(2017年度)の農業大国「熊本」で、周りに農家が多い環境にいる私たち。美味しい野菜を作る人がいっぱいいるのに…。農林水産相のデータによると「野菜の消費量」・「お米の消費量」が年々減ってきているんです！お米なんて、年間約8万トンも減少しているんです！食べる人が減っているのでは、この先の農業は需要がなくなってくるのではないか？なんて不安が胸をよぎります。
10年先、20年先に私たちの子供が大きくなった時、「農業なんてやってらんねーよ。」なんて言われないように…お米の可能性を、野菜の可能性を、これからの農業の可能性を広げたい！そう思って、このプロジェクトを決意したのでした。
お米を使ったビールで、サラダを食べる！これが私たち農家の提案する新しいお米と野菜の消費スタイルです！

熊本の居酒屋に入るとほとんどの人がいう魔法の言葉「ビー(ル)っば！」
熊本の飲食店では毎日「ビー(ル)っば！」が飛び交います。「俺もビー(ル)っば！」「私もビー(ル)っば！」「こっちもビー(ル)っば！」「カウンターのお客様にビー(ル)っば！」「ビー(ル)っば、はいよ！」というふうに(笑)。家では、お父さんが「かぁちゃん！ビー(ル)っばハイよ！」というのをよく耳にしていました。ビー(ル)っば！とは、熊本の方言で「ビールをください。」という意味なんです。
熊本人は皆が聞いたことのある、口にしたことのある、馴染み深い言葉「ビー(ル)っば！＝「BeeBa（ビーバ）！」を全国で口にされる日を夢見てこの名前をつけました。そして、愛着のあるこの「ビー(ル)っば！」を少しカッコよくするために「BeeBa（ビーバ）」と横文字にしてみました！

「お米」

らと農園では、栽培中農薬不使用で有機肥料を使用してお米「らと米(ヒノヒカリ)」を育てています。そして、私たちが住んでいる熊本県菊池市は、江戸時代から良質なお米がとれると有名な米どころなんです。何を隠そう、9年連続「米・食味ランキング」最高位「特A」を受賞しているお米の産地なんです！
そのお米を贅沢に原料として使用しました。

「ゆず」

熊本県山都町柚木「柚子の里」で大切に育てられた柚子を使用します。
平安時代に弘法大師が柚子の木に「大黒さん」を掘ったのが柚木町のはじまりと言われています。
柚子は、ビタミンCの含有量が柑橘類の中ではトップクラスです。その他にも、ビタミンB1、B2、鉄分、カリウム、カルシウムなども含まれている栄養たっぷりの果実です。その効果を利用して昔は、薬用として風邪薬に使われていたほど。

お米と柚子をいれたことで、飲むとサッパリした味わい、キレのある後味、鼻にぬけるシトラス系の香り。
BeeBaは「ビール＝居酒屋」ではなく「ビール＝フレンチの前菜」のイメージに近い味わいです。
サラダに合うビールなので、おつまみもさっぱりと！
ヘルシーなおつまみとBeeBaのマリアージュをぜひお試しください！
そして、柚子の香りでリラックス。毎日頑張っているあなたに、ぜひ飲んでいただきたい癒し系ビールです。

皆さん、セゾンビールという言葉は聞いたことがありますでしょうか？暑い時期、農作業中の喉の渇きを癒すために、農家が造ったビールのことです。もともとは、農閑期にだけ造られていたことからセゾン(季節)ビールと名付けられました。当時、このビールが造られたベルギー地方は、生水に病原菌が含まれている恐れがあったため安心して飲むことができませんでした。そのため、醸造の過程で煮沸をしていて殺菌作用のあるアルコールを含んだ、このビールがお水の代わりとなったわけです。そして、このビールを売りに季節労働者を集めるということも行っていたという話もあります。「うちなら、働きながらビールが飲めるぞ！」というふうに。私、その時代のその地域にいたら間違いなく働きに行っていたに違いありません。

今回のビールは酵母を活かして無濾過で作ります。通常、私たちが口にしているビールは、発酵後に熟成をして、そのあと酵母を取り除くために濾過をします。酵母が生きたままだと発酵が進んでしまい、ビールの品質が変化することがあるからです。それに比べ、無濾過のビールは賞味期限が短いですし、冷蔵庫での保管が必須です。ですが、麦芽からたくさんの栄養素を取り込んだ酵母をそのままにしているので、濃厚なコクや酸味があり、体にも非常に優しいビールなんです！

プロジェクトリーダー・森本 真弘（もりもと　まさひろ）

1982年生まれ、株式会社LaTo代表

熊本県菊池市で代々続く農家の7代目長男。広告会社で商品の企画・販売・デザインを学び、「デザインを有効活用した新たな農業のカタチを作りたい」という想いで「株式会社LaTo」を設立。広告会社勤務を活かし、生産者の気持ちが伝わるデザインを心掛けています。

プロジェクトメンバー・森本 和（もりもとのどか）

1981年生まれ、株式会社LaTo　商品開発係

熊本県天草市で育った三姉妹の末っ子。イベント関係の営業、ディレクターを経験。出産をきっかけに退職し、農家の嫁に。子育てをしながら農業、自社野菜を使った母親目線の安心して食べれる農産加工品開発を行っています。

プロジェクトメンバー所属会社・株式会社LaTo

熊本県菊池市で代々続く農家の7代目長男が運営する会社。広告会社で販売促進や商品企画を学び、30歳を目前に起業。トータルで商品を生み出す”新しい農業”をスタート。モッタイナイ精神で一般に流通できない青果を加工し高付加価値をつけて販売。また、”お子様にも安心して食べさせることができるものづくり”をモットーに無添加で素材の味を活かした加工品を製造。さらに「農業」「加工」「デザイン」までを一貫で行い、こだわりを持った商品作りを行っております。地域に根付いた、地域の活性剤になるような企業を目指します。

6月29日　　Makuakeプロジェクト終了予定

7月中旬　　リターン出荷開始

7月下旬 　　「BeeBaビール」一般発売開始

BEEBAビールの開発にかかる製造費・資材費および、販売促進の資金。醸造所を作るための費用。

このプロジェクトをきっかけに、野菜の消費量、お米の消費量、ビールの消費量が少しでも増えれば幸いです。
そして近い将来、醸造所を作り自分たちでクラフトビールを作りたいと考えています。そして、そのビール酵母を肥料として活用した循環型農業をやっていきたいと思います。ビール酵母を肥料に混ぜることで、植物の根の成長を促し、植物の免疫力を高めると言われています。そんなビール酵母で育てた野菜を食べながら、お米のクラフトビールが飲める飲食店を醸造所に併設して、たくさんのお客さんを県内外、そして海外からも呼び込みたいと目論んでいます。その飲食店に地元の特産品などを置いたりして、地域の活性化につながればいいなぁ、という地元愛満載の計画を立てております。
ぜひ皆さん、私たちの大きな夢を叶える第一歩を応援してください！宜しくお願いいたします！