プロジェクト概要

薪ストーブ・焚き火を安全に快適に楽しむために、FIREGRAPHIX が生み出した４＋１の機能を持つ薪トン《 BEAKS 》

今までに、火バサミで薪を掴んだ時、持ち上げたとき、火バサミが寄れてしまった、重くて手がぶるぶる震えた、つかみにくいなど感じたことがあるのではないでしょうか？

薪トン《BEAKS》は、薪を操る４つの基本動作、「つかむ・くだく・ころがす（ずらす）・ならす」に、この度特許出願中の「楽に持ち上げる」の機能を追加し、さらに

つかみやすさ・握りやすさ・持ち上げやすさ・安全性を追求した結果、薪をコントロールすることが容易になりました。フォルムは独特ですが末永くご愛用いただければ嬉しい限りです。

手が触れる部分は職人が1台づつ面取り加工を施しています！

最大の特徴でもあるこのパワーアーム！

上下に飛び出た安全ガードただのデザインではありません！

1台1づつ職人が刻印をしています！

薪ストーブは、薪を入れるタイミング、砕くタイミング、転がす（ずらす）タイミング、ならすタイミングによって燃焼効率を上げると同時に炎の表情を操ることができます。また薪ストーブをオーブン代わりに使用するときの熾火を作るとき、仲間と火を囲みワイワイと火と戯れる焚き火、夜空のもとでのキャンプファイヤー、火バサミはそれらのシーンを演出するにはなくてはならないアイテムです。その火バサミの１つ１つの機能を真剣に考え、ただ機能がついているだけではなくその1つ1つの機能のクオリティーを究極に高めたのが薪トン《 BEAKS 》です。使っているうちに愛着が湧いてくるようなデザインにも拘りました！

オーロラの炎を楽しむ

愛嬌のあるフェイス、、眺めてしまいますね！

通常日本では焚き火などに使用する炭・薪をつかむ道具は火バサミと呼び、食材などを配る道具をトングと呼んでいます。しかし世界的にはTONGSはトングでなので、FIREGRAPHIXでは敢えて愛着を持てるように、薪をつかむトング→薪トング→薪トンと呼んでいます。

４＋１（特許出願中）の機能

１．つかむ

先端部分には動物の蹄のように2股に分かれている突起（A）を設けることによって細かい枝でも容易につかむことができます。また大きな重たい薪は2点でつかむと回転してしまうことがあります。そのため4点でホールドできるように約3.5㎝離れた所にバーリングという加工を施し突起（Ｂ）を設け4点でしっかりとホールドするように設計されています。

２．くだく

炭化した薪を砕くために、鳥のくちばしのような突起（Ｃ）または動物の蹄のような先端（Ａ）で薪をたたきます。

３．ころがす（ずらす）

太い薪は鳥のくちばしのような突起（Ｃ）で、細い薪はその反対の小さな突起（Ｄ）で薪を転がしたり、ずらしたりできます。

４．ならす

鳥のくちばしのような突起（C）は少し開いた状態で熾火を平らにならすことができます。

＋１. 楽にもちあげる

《 BEAKS 》の最大の特徴でもある持ち手側にある飛び出した角のようなパーツ（Ｅ）、これはてこの原理を利用して重たい薪でも楽に持ち上げることができるように考えられたありそうでなかったアイデア（特許出願中）です。広葉樹林のずっしりとした大きな薪は以外と重く手だけ（手首のスナップ）で持ち上げようとするとぶるぶる震えた経験があるのではないでしょうか？ 4本指を支点、前腕を力点として作用させれば力の弱い人でも容易に重たい薪を持ち上げることができ安定・安全に作業が行えます。

パワーアームが前腕に食い込んでいるのが分かりますねそれだけ作用しているってことです！

※こんなことも！

安全設計

4本指を覆うように伸びたガード（Ｆ）と親指を覆うように伸びたガード（Ｇ）は、薪ストーブや焚き火台との接触を防ぐ役目があり火傷や切傷から手を守ります。また薪トンを握った際の4本指の滑り止めとして凹凸（Ｈ）を設け、親指側に親指で引っ掛けて握ることができる握り部（Ｉ）を設け、重たい薪でも楽に吊るして持ち上げることができ安全に操作ができるよう考えられています。

※ガードが手と薪ストーブとの接触を防いでくれる

薪を掴み垂直に持ち上げるときにこの親指のかかりが重要！

4本指が滑らないように凹凸加工されている！！

鉄製品を一生ものにするNitriding Treatmentとは

株式会社極東窒化研究所様のMakuake資料引用

Nitriding Treatment(窒化処理)は鉄の表面に窒素を侵入させ、窒化層という硬い層を生成する処理となります。窒化処理はメッキや塗装と製造原理が全くことなり、元々の鉄素地の中に窒素を侵入させるという処理です。表面が硬く耐摩耗性（＝傷つきにくい）、耐熱性（＝歪みにくい）、耐候性（＝錆びにくい）に優れており薪ストーブ、焚火に使用するギアにとってはまさに至高の処理といっても過言ではありません。この処理を利用して《 BEAKS 》はより頼もしいギアに進化しました。

リターンについて

薪トン《BEAKS》をメインに、Makuake限定のBEAKSメタルケースとFIREGRAPHIXで発売予定のFGロンググローブをオプションでご用意しました。

・薪トン《BEAKS》 専用収納袋付き（ｶﾗｰ： 黒） 540本

材質：鉄

表面処理：窒化処理後に黒染め加工

サイズ・重量：L62㎝、約1.4㎏

専用収納袋：綿１００％ 、ポケット2個付き

・BEAKSメタルケース 220個

今回Makuake限定商品になります。

先端をカバーするケースです。

材質：ステンレス304

表面処理：屋外用焼付塗装

・FGロンググローブ（アジアンフリーサイズ） 180双

日本人の手に合わせ小さく設計しましたので、手を入れたときの従来品のダブツキ感・ゴワゴワ感がなくフィット感が得られます。またダウンを着たままでもスムーズに挿入できるよう手挿入口を広めに設計されています。そして前腕全体を守るように指先から袖口までを43㎝と長くしより安全性を高めました。

材質：SPLIT COWHIDE LEATHER、耐熱アルミニウムホイル、デニム

スプリット(split）とは「分割・分裂」という意味があり、スプリットレザーとは床革と呼ばれる革を加工したものです。天然皮革の牛革は非常に厚みがあり、機械に入れて分割（スプリット）して厚みを均一にします。そのそぎ落とされた革の裏部分を床革といい、繊維の強度が弱いためポリウレタン樹脂を床革の表面に施し強度を高めたものがスプリットレザーとなります。外観や感触、風合いが天然皮革に似ており、インテリアの素材や自動車の内装用、手袋、ジャケットとして使用されています。

耐熱アルミニウムホイルは耐熱のために広く使用されていて、断熱材料として一般的に使われる耐熱アルミは、薄くても、しっかり断熱し非常に速く冷却するのに優れた素材です。薄いので、指先の細かい作業にも干渉しにくいです。インナーには、タフなデニム生地を使用し見えないところにも拘りました。

ダウンを着たままでもスッと入ります。

実行者紹介

弊社は創業54年の歴史のある板金・塗装会社です。主に金属材料（鉄・ステンレス・アルミなど）を使用して物を作る仕事をしています。創業から30年余りは大手・中堅企業様の下請として発展してきましたが、ITバブル崩壊を機に自社製品の開発（http://www.cap-j.com)、OEM製品の開発に力を入れることにしました。そして2020年にポータブル薪ストーブを開発、Makuakeを利用し発表したのをきっかけに自社ブランドの「FIREGRAPHIX https://www.fire-graphix.com」を立ち上げました。現在はアウトドア薪ストーブやそれに付帯する製品を主に開発・販売しています。弊社のもの作りのポリシーとして、最先端設備を使用して作った製品の中にも何か１つ昔ながらの手加工ならではの技術を取り入れしっかりとした親しみのある製品を世の中に送りだしたいと思っています。

是非今後のFIREGRAPHIXの製品開発にご注目したいただければ幸いです！！

※家庭用薪ストーブとほぼ同等のスペックを持つポータブル薪ストーブ ’BLISS’

スケジュール

2021年８月３日：プロジェクト開始
2021年９月10日：プロジェクト終了
2021年9月16日から順次発送

2021年10月30日発送終了予定

資金の使い道

・アウトドア薪ストーブの開発

・ストーブ付帯製品の開発

・FIREGRAPHIXブランド周知のための宣伝費用

・ファイヤーピットにもチャレンジ