このプロジェクトは、戦後日本の著しい高度経済成長により、豊かになった。
しかし近年、情報技術（IT）革命によりパソコン、スマホ、AIと生活環境はあらゆる機械に振り廻され今後もますます目まぐるしく競争の時代となることでしょう。
私達は、こういう時代を迎えざるを得ないときこそ、人としての「ゆとりや癒し」を取り込むことから必要と考えました。そこで、一時の癒やしの空間を演出し、「竹」で囲まれた空間をご自身で組み立てられる「竹のあずまやDIYキット」を知ってもらうためのプロジェクトです。

※画像はイメージです
※電球（照明傘等）はついておりません。

【はじめに】

私達は10年前「やまがた癒やし空間と食文化研究会」を立ち上げました。

その中で、日頃一時の癒やしを演出できる空間として、「竹に囲まれた空間を手軽に体験できる場所」を作りたいと考えました。

　竹は青く、そよぐ風に揺られ癒やしを感じる。竹は昔から日本人と共にあって、かつては子どもたちの遊び場であったり、昔話の「竹取物語」など、竹と親しんできました。そんな空間で家族や友人と食を楽しんだり、語らうことが「癒やしとエネルギーを得られる」と考えました。

※画像はイメージです。

【簡単に組み立てするための工夫】

1.竹を結合するための特殊な金具を開発しました。竹は丸く、竹と竹の接点は点と点で、これを結ぶのは通常庭師のような専門の知識が必要ですが、竹の柱とその梁（はり）と三本の竹を接合する専門の接合金具を開発し、この金具を使用する事により、竹同士をしっかり結びつけることができます。

2.今までの10年間で様々な「竹のあずまや」を設置、展示してきた経験から、もっと、より簡単にはじめてでも楽しみながら組み立てられるキットにしようと考え、模型づくりからはじめ、設計図やマニュアルなどを充実させました。

【これまでの実績】

10年前から私達は様々な場所やイベント会場などで「竹のあづまや」を設置してきました。

・温泉ホテルのロビー

・日本旅館の庭園

・施設の中庭

・公園でのイベント

・自宅の庭

等々、様々な場所に「竹のあずまや」を組み立てて展示・利用してまいりました。その甲斐もあって「山形県エクセレントデザイン賞」を受賞することもできました。

また、現在も10年前に自宅の庭に組み立てた「竹のあずまや」は豪雪地帯の山形県においてでも、がっしりとした強度を保っており、安全性も実証されたと考えております。

【これまでの活動・世に出す準備】

私達は、10年という長期間に渡って展示や組み立て・解体といった実験を重ね、より安全で誰でもが簡単に組み立てられることができるように改良し、しかもお求めやすい価格でお届けできないかと検討を重ねてまいりました。

　その結果、自信を持っておすすめできる商品ができると判断し、今後の応用や幅広く活用できるプロダクトとして、この度クラウドファンディングに掲載させていただくことにしました。

おうちのお庭で家族でDIY感覚・日曜大工感覚で楽しみながら組み立てて楽しむもよし、様々な施設の憩いのスペースとして手軽な癒やしを感じていただくスペースでもよし、組み立てに必要な材料やマニュアルはすべて内包されていますので、届いてすぐに組み立てることができます。組み立てが出来ましたら、建屋にネーミングをつけるなどはいかがでしょうか？（私の場合は例として「竹林の間」間簡亭、虚舟庵などと楽しんでます。）

【仕様・組立方法】

支援頂き、プロジェクト期間が終了した後、竹林から竹を切り出し、防腐作業やを施し、加工します。

組み立ては、大人2名から3名で、およそ2～3時間程度で組み立てられます。組み立てにネジや特殊な工具など必要ありませんが、安全のため頭部を守るためのヘルメットや手袋など、安全に十分ご注意の上作業を行ってください。
※組み立ての際、万が一ケガ等された場合は、当方では保証しかねますことを申し添えます。

寸法：

高さ：1.90ｍ
奥行き：2.12ｍ
幅：1.72ｍ

【リターン紹介】

上記写真は「竹のあずまや2畳床ありタイプ」のイメージ模型です。「竹のあずまや2畳床なしタイプ」は、床が無い（地面のまま）形となります。

本プロジェクトでご支援頂いたお礼として、「冷凍手打ちそば」「出羽桜吟醸酒」をお付けいたします。

「冷凍手打ち蕎麦」は、私が生業としている蕎麦です。手打ちの蕎麦を急速冷凍し、日本各地の料亭やホテルに納品していて、好評を頂いております。

「出羽桜吟醸酒」は、酒処山形で評判のお酒です。

【最後に】

　まずは、広く皆様に「竹のあずまや」を知って頂き、使っていただくことで世に広がってほしいと思っています。