「彩り姫（あやりひめ）」は、上品・上質な “魅せる肩ひも”で快適で美しく、自分に自信を持てる一日を実現する「カスタマイズインナー」です。

私達の提案するカスタマイズインナーとは、宇治で作られている工芸品「京くみひも」を使用した、今までにない「肩ひもを取り外して使える」キャミソールです。

「彩り」姫の名前は「いろどり」豊かな糸の美しさと宇治を舞台にした源氏物語の巻「橋姫」が由来です。

この商品は、「クラフトソン2019」(主催:京都府、企画・運営:DESIGN WEEK KYOTO)で考案され、最優秀賞を受賞しました。

2019年7月に宇治市で開催されたクラフトソンは“クラフト＝伝統工芸品”דハッカソン”で新しいプロダクトを開発する3日間のイベントです。そこでチームを結成し、私達は「京くみひも」をテーマに女性の魅力を高めるカスタマイズインナー「彩り姫」を生み出しました。

”DESIGN WEEK KYOTO”は京都のモノづくり現場を公開しイノベーション創出を目指すイベントで、会期中にはMTRL KYOTOにて「彩り姫」を商品展示致します！ぜひ直接お手に取ってご覧ください！

とっても素敵な、首回りの開いた服や、肩を出す服。着たいと思う瞬間はありませんか？ そんな服を着るとき、気になるのが…

ブラひもです。

うっかり紐が見えてしまい恥ずかしい思いをした方や、「ブラジャーの紐が見えてしまって目のやり場に困る、残念に思う」と感じたことのある方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。

そんなとき、「チューブトップブラ」を着る方もいますが、中にはホールド感が少なく、ずれやバストの形崩れのリスクが高いものもあります。

「見えてもいいブラひもに変える」方法もあります。でも、世の中に出回っているのは下着っぽいもの ギャルっぽいもの 蒸れるもの の三種類しかありません。

チープなものや派手で大胆なものではなく、落ち着きのある控えめな綺麗さを大切にしたい。

そんな貴方に、「彩り姫」は上品・上質な“魅せる肩ひもつきインナー”で
快適で美しく、自分に自信を持てる一日を贈ります。

それでは、カスタマイズインナー「彩り姫」の特徴をご覧ください。

今までありそうでなかった！？肩ひもを取り外してブラひもにも使える新しいキャミソール！着脱可能でお手持ちのブラにひもを付け替えてご使用いただけます！

※A〜Eカップ程度の、肩ひもが外れるブラに対応しております。A〜Cカップのブラではひものフック幅に対しブラの引っ掛け部分に1、2mmゆとりが生じる可能性がございます。
全てのブラに対応しているわけではございませんので、ご購入前にお手持ちのブラひも、引っ掛け部分のフックの幅をご確認くださいますようお願い申し上げます。

簡易的にブラ紐を隠したいときには、キャミソールにつけたままブラの上から着ることでさりげなくカバー※することができます。

※1.2mm幅のひもを、その幅以下のブラひもの上に重ねて着ることでブラひもを隠すことを指します。全てのブラひもに対応しているわけではございません。アンダー・カップ数が上がるにつれ、太いタイプのブラ紐となり重ねてカバーしきれない場合もございますので、ご了承ください。

ひも、キャミの素材は、お手入れが楽になるポリエステルを芯にしながら、肌に触れる部分は綿になるよう「ポリエステル芯・綿カバー」の糸を用いました。強さと優しさを兼ね備えた素材で作り上げましたので、快適にご着用頂けます。

お手入れ・お洗濯も簡単！強い素材で作ったため、普通の下着と同様に洗濯機で洗って頂けます！※長くご愛用頂くために、ネットのご使用をお勧めいたします。

セットのお花ピンで、ファッションにワンポイントをプラス！重ねて着る場合はブラ紐を重ねてずれないよう固定し、隠す用途でもお使い頂けます。

忙しい朝には上から彩り姫キャミをON。ブラひもを隠してオフィスでも知的な美しさを。品性が求められるオフィスカジュアルでも大活躍です。

友達とのランチでは、ブラひもを彩り姫に付け替えてさりげなく彩りをプラス。上品なデザインだからお花ピンでアレンジを加えても、やりすぎ感が出ません。

露出の多い夏場やリゾート地でも彩り姫が華を添えます。汗にも強く、洗濯がラクチンなので暑い環境でも思う存分お楽しみ頂けます！

54帖からなる源氏物語の最後の10帖は“宇治十帖”と呼ばれています。その中の源氏物語「橋姫」の巻はまさに宇治が舞台です。平安貴族たちは、普段の喧騒から離れてゆっくりと心休めるために宇治を訪れたそうです。

「彩り姫」はそんな舞台のひとつ、宇治でつくられたものだから、気品と美しさが溢れる一品に仕上げました。

源氏物語には数多くの魅力的な女性が登場します。「彩り姫」を身に着けることで、そんな登場人物の魅力をまとい、自信を持って一日を過ごすことができます。

源氏物語のイメージ・配色の監修は「宇治源氏物語ミュージアム」の学芸員・家塚さんにご協力頂きました。

このミュージアムは1998年にオープンされたのち2018年にリニューアルされており、牛車や六条院の模型などが展示されています。家塚さんは、「源氏物語」の雅な世界観に魅せられて以来、千年色褪せない「源氏物語」の魅力を伝えるべく現在ミュージアムでお仕事をされています。

3色展開の彩り姫のひもは、それぞれ

マルチカラー ▶ 橋姫

ピンク ▶ 紫の上

ブルー ▶ 花散里

と名付けています。

橋姫は、「橋姫」の巻に登場する数々の女性をイメージした紫、「橋姫」の舞台となる宇治橋の掛かる宇治川の青緑、宇治の紅葉の赤など色とりどりのイメージを一つにした「宇治の色」です。

橋姫の巻には主要人物の一人、知的で思慮深く気品のある女性「宇治の大君（おおいきみ）」の衣装について、「もみじの襲（かさね）」という言葉が登場します。また宇治は「いろはもみじ」の名所でもあります。

こうしたイメージから、赤をアクセントにした、バランスの良い多色使いの「橋姫」カラーが仕上がっています。

「紫の上」は、源氏物語の中で光源氏に次ぐ重要な人物の名前で、この名を冠したひもは彼女のイメージカラーであるピンク、紫をテーマに組んでいます。
「蒲桜（かばざくら）のような美しさ」とも例えられる紫の上は、物語の中で容姿、知性、気立てどれを取っても完璧な、理想の女性として描かれています。どんな相手にも気遣いを欠かさず、素直で可愛らしい紫の上は、誰からも愛されていました。
桜のピンクと、紫を合わせて上品な可愛らしさを演出します。

花散里は源氏物語の中で最後までずっと源氏のそばに居続け信頼を置かれていた、穏やかで優しい女性で、源氏にとっての「安らぎの場所」でした。
花散里は真面目で慎ましく、おしとやかな女性で、気立てが良いとその性格を周囲からも褒められていました。
「夏の御方」である花散里に源氏が贈った「浅縹の海賦の織物…」と表現される着物をイメージしております。

20種類以上のサンプルをお作り頂いた中から彩り姫にぴったりの組み方を選び、メンバーで半年かけて1から色、デザインを厳選しました。

今回「応援コース」では、リターンとしてこのデザインを使用したキーホルダーをお送りいたします。応援してくださる皆さんにもぜひ組紐を手に取って頂き、優美な雰囲気を楽しんで頂ければ幸いです。

宇治クラフトソンで出会った、工芸品・京くみひもを70年以上作り続ける工房「昇苑くみひも」様のご協力のもと、「彩り姫」は誕生しました。

「昇苑くみひも」様は1948年に宇治で創業した組紐の工房です。ストラップや髪飾り、ファッションアイテム、インテリアなど、時代とともに変化する人々のニーズに合わせた新しい組紐の役割を追求しながら、妥協のないものづくりを続けていらっしゃいます。

京くみひもは着物の帯締めなどに用いられ、近年では映画「君の名は。」にも登場し注目されている、糸を用いた日本の伝統工芸です。数種類の糸を「組む」ことでより美しく、強く、造形も可能な「京くみひも」が作られます。

京くみひもを用いることで、繊細な色・形の表現が可能となっています。彩り姫では、柔らかく薄い平系の「三十一打ち」という組み方をしております。これはその名の通り31本の糸から成るひものことで、繊細な糸を使用し組み方の強さまで調整することで肌馴染みが良い仕上がりとなっています。セットのお花も京くみひもで作られています。

高級感があり、既存の商品では叶わなかった「知性のある優美さ」「落ち着いた大人の女性の魅力」を引き出すことができます。

縫製については、宇治に縫製工場を構える「セルヴァン」様にご依頼しております。セルヴァン様は国内主要百貨店や大手肌着メーカーともお取引実績のある製造会社です。人の手で全ての工程を担い、最新設備を完備し丁寧なものづくりを続けています。全数検針を徹底し、高い安全性・品質を認めた製品のみがお客様の手に渡ります。

ひもも縫製も、メイドイン宇治の「彩り姫」です。

京くみひも肩ひも

くみひも長さ 約33cm ※フックの長さは除く

くみひも幅 1.2cm

キャミソールサイズ目安（市販Mサイズに近いです）

身丈（肩紐の長さ含む） 58cm

身幅 37cm

私達は、彩り姫によってより広い年齢層、地域、生活環境の方が「好きな服を、なんでも、いつまでも着られる」ことを目指しています。

首回りの開いた服や透け感がある服を含めた様々なファッションの選択肢が、皆様にとってより身近に、豊かになりますように。