プロジェクト実行者
ストーリー
プロジェクトのコンセプト
はじめまして。
安房発達障がい児・者応援団NPO法人たからばこ代表の武田由美です。
このプロジェクトは、昨年度南房総市の補助金により発行し、非常に大きな反響を得た冊子「たからばこ〜みんなの想い〜」を増刷する資金を集めるためのものです。この幸せの黄色い冊子には、私達発達障がい児を育てている親、関わっている専門職、関心を持つ地域住民など発達障がいを持つ子ども達に魅了された、たからばこ会員の生の声、想いの結晶が詰まっています。
この冊子を増刷、販売することにより、1人でも多くの方に手にとって読んでいただき、我が子の発達に悩む方には「ひとりじゃない」ということを、他の多くの方々には、少数派の子ども達の世界の豊かさを感じていただき、彼らを応援する人の輪を広げたいと思っています。
クラウドファンディングに至った経緯
発達障がいという言葉は知られるようになってきたものの、実際の特徴や当事者ならびに養育者である親の抱える困難への理解が十分とは言い難く、この地域においても「しつけの悪い子」「困った子」との偏見から孤立した辛い育児を強いられている家庭も少なくないのが現状です。そんな方達を励まし、さらにはもっと多くの方と「子育てって楽しいよ!」「みんなちがって みんないい」を共有したくて、昨年度、補助金で「たからばこ〜みんなの想い〜」を作成しました。
幸せの黄色い冊子「たからばこ~みんなの想い~」について
この冊子は、発達障がい児の子育ての苦労だけでなく、その喜びも高らかに謳いあげており、発達障がい児のみならず全ての子育てに通じる人間讃歌となっています。また、たからばこを日頃から応援してくださっている、地元南房総市在住の絵本作家山口マオ氏による、たからばこの世界観を表した素敵な表紙も大きな魅力となっています。
発達障がい児を育てている親は「子ども達と向き合いながら、共に楽しく過ごしていきたい」と願っていても、日々うまくいかないことばかり…。学校などの集団生活でたくさんの困難があるのはもちろんのこと、なかなか身につかない生活習慣、突然のパニック、周囲の人達の冷たい目…。
これからどうなるの?と不安になることもしばしば。
大変なことを数え上げたらきりがないけれど、彼らは日々確実に成長しています。そして困難よりももっとずっと大きな幸せを家族と周囲に与えてくれているのです。この冊子に込められた想いを、クラウドファンディングを通じてより多くの方達と分かち合い、子育てに悩んでいる家庭とつながり、孤立した状態から解放し、少しでも励みとしてもらいたい、また、関心を持つ方達、彼らを応援する人の輪を広げたいのです。
冊子を読んだ感想
・みなさんの思いの詰まった本ですね。たからばこに出会って変わったこと、子ども達から学んだことなどの文章を読んでいると優しい気持ちになります。奥さんや職場の人にも読ませたいと思います。
・1ページ、1ページ読みました。どのページにもみなさんの思いがあふれていました。たからばこの存在が地域にしっかり根を下ろしてきたのを感じます。たからばこの強い思いに共感する人の輪だと思います。
・表紙も中の文章も、それぞれ書き手の個性が表れていて一人ひとり違っていい、それぞれの良さを認め合うことを大事にといった、たからばこの立ち位置が表れているなぁと思いました。素直な言葉の連続で肩の力が抜くことができました。
・最初のページからわんわん泣きました!まだ次が読めません((T_T))(//∇//) たからばこに出会えてよかった~
・この本のおかげで、改めて私は子どもの声をちゃんと聴けているかな?私の気持ちを押しつけていないかな?と問いかける機会をもらいました。これからも親子共々、迷いながらいろんな事にチャレンジし沢山の発見をしていこうと思えました。
発達障がいのグラデーション
みなさんはこれまで発達障がい(自閉症、アスペルガー症候群、ADHD、学習障がい)と診断されたお子さんと接したことはありますか?発達障がいは「じっとしていられない」「気が散りやすい」「聞く・読む・書く・計算する能力のいずれかに困難がある」などの様々な症状があり、脳の先天的な機能障がいと言われています。
たからばこでは、発達障がいを赤から白のグラデーションで捉えています。この赤から白のグラデーションには世界中の全ての人が含まれています。明確に発達障がいの特性を持った人を「赤」、全くその特性を持たない人を「白」とすると、赤に近い濃いピンクの人もいれば、限りなく白に近い薄いピンクの人もいて、ピンク色の濃さは人それぞれです。
私達も含め全ての人が、濃淡の差はあれど、何らかの特徴や生きづらさを持っていて、このグラデーションのどこかにあてはまるのではないでしょうか?たからばこでは、発達障がい者とそうでない人の間に線を引かず、特徴が強めの人を「ピンクが濃い人」と親しみを込めて言っています。
お金の使い道
このプロジェクトで得た資金は、冊子増刷、リターンの作成・郵送、このプロジェクトに関するたからばこの運営費として活用させて頂きます。
実行者/チーム紹介
私たち「NPO法人たからばこ」は、発達障がい児を育てる親、彼らと接する支援職、たからばこを応援してくださる地域の方々で構成されている地域密着型のNPO法人です。
啓発活動としては、発達障がいに関する講演会・勉強会の開催・講師派遣を行っています。専門職による講演だけでなく、実際に発達障がい児・者を育てる親の体験や心情を丁寧に伝えることにも力を入れています。
また、交流活動としては、夏合宿や野外遊びの会「ひなたぼっこ」を行っています。「ひなたぼっこ」は、日頃難しい屋外での遊び体験や畑作業などを通して、人との信頼関係を築くことや子ども同士の自然なやりとりを育む場となっています。
また、子どもの発達に悩む方の居場所を作るため、月2回オープンスペース「ほっとカフェ」として、事務所を開放しています。
ほっとカフェは、我が子の発達の凸凹に悩む方の駆け込み寺として、お茶を楽しみながら日頃の悩みを分かち合う場となっています。日頃の悩みのシェアだけでなく、地域の子育てに関する情報交換やたくさんの蔵書による情報提供などにも活用されています。発達障がい児の親のみならず、地域の方々にも幅広くご利用いただき、たからばこや少数派の子ども達にを関心を持ってもらえるよい機会となっています。
発達障がい児・者支援を通じて、全ての人が自分らしく輝く豊かで彩り鮮やかな地域社会の実現を目指しています。
このプロジェクトにより多くの人とつながり、幸せを呼ぶ黄色い冊子を増刷し、一人でも多くの人に手に取って読んでいただきたいです。
「ひとりじゃない」「仲間がいるから強くなれる」「君に会えてよかった」
みんなの想いを届けたい!
サポーターからの応援コメント
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このプロジェクトはAll in型です。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の2016年01月29日までに支払いを完了した時点で購入が成立します。
お礼メール+HPへのお名前掲載
1,000円(税込)
[制限なし!]
・お礼メール
・HPへのお名前掲載
お礼メール、HPへのお名前掲載、冊子・小冊子各一冊贈呈
3,000円(税込)
[制限なし!]
・お礼メール
・HPへのお名前掲載
・幸せの黄色い冊子「たからばこ〜みんなの想い〜」ならびに発達障がい啓発用小冊子「もっと知りたい君のこと」各1冊贈呈
※「もっと知りたい君のこと」地域での発達障がい啓発のために乳幼児の保護者向けに作成。発達障がいをグラデーションで捉える提案をしています。たからばこ会員である12人の編集委員(医師、言語聴覚士、特別支援学級教員、保育士、発達障がい児の母親)の渾身の思いをこめた一冊。2011年12月発行。
お礼メール、HPへのお名前掲載、冊子・小冊子各1冊贈呈、会報送付(1年間)
5,000円(税込)
[制限なし!]
・お礼メール
・HPへのお名前掲載
・幸せの黄色い冊子「たからばこ〜みんなの想い〜」ならびに発達障がい啓発用小冊子「もっと知りたい君のこと」各1冊贈呈
・会報「たからレター」(年4回発行)1年間送付
活動報告やイベント予定、専門職のコラム、会員コーナーなどがたくさんの写真とともに掲載されています。
お礼メール、HPへのお名前掲載、冊子・小冊子各3冊贈呈、会報送付(1年間)
10,000円(税込)
【限定10名様】
・お礼メール
・HPへのお名前掲載
・幸せの黄色い冊子「たからばこ〜みんなの想い〜」ならびに「もっと知りたい君のこと」各3冊贈呈。
・会報「たからレター」1年間送付(年4回発行)
お礼メール、HPへのお名前掲載、冊子・小冊子各3冊贈呈、会報送付、手ぬぐい
20,000円(税込)
・お礼メール
・HPへのお名前掲載
・幸せの黄色い冊子「たからばこ~みんなの想い~」ならびに発達障がい啓発用小冊子「もっと知りたい君のこと」各3冊贈呈
・会報「たからレター」1年間送付(年4回発行)
・子どもの絵入りのオリジナル手ぬぐい贈呈
たからばこの子ども達の描いた絵入りの、世界で1枚のオリジナル手ぬぐい
「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 社会貢献カテゴリの 「君に会えてよかった。発達障がい児が彩る世界「たからばこ ~みんなの想い~」増刷!」プロジェクト詳細ページです。