自閉症啓発の為のドキュメンタリー映画プロジェクトです。

●自閉症（オーティズム）を知ろう！

自閉症（オーティズム）って知っていますか？自閉症は、脳機能のアンバランスさによって、物事の見方・感じ方・理解の仕方・人とのコミュニケー ション等に偏りがある障がいです。日常生活で困難を抱えていても必要な支援が受けられず、困っている場合があります。このドキュメンタリー映画は、自閉症の実態を知ってもらい、支援の輪を広げる！という社会貢献を目的としています。

●ストーリー

黒柳徹子さんが「不屈の人」と呼んだ車椅子の監督、槇坪夛鶴子監督（2011年9月没）が「日本では支援体制も整っていず情報も少ない！映画を通じて関心や理解を深めたい！」と、自閉症児にスポットを当てた映画「星の国から孫ふたり」～自閉症児のおくりもの（遺作）～を製作しました。

ドキュメンタリー映画「そばにいるよ！~オーティズム（自閉症）と車椅子の監督～は「星の国から孫ふたり」の撮影に密着し、車椅子で撮影する監督の制作過程を追い、弱者に視点を当てた映画で槇坪監督が社会に訴えたかったメッセージ「早期発見・早期療育・周りの支援の大事さ！」等を描きます。

「命の大切さ」や「生きる希望」を与えることで定評があった槇坪作品に、協力を惜しまなかった出演者達。俳優の小林圭樹さん（故）はこれが最後の映画出演となりました。

映画が上映されて約5年、スペシャルサポーターがいて、親の不安や心配事が相談できる遊びの場が出来たり、支援に繋がる一貫した取り組みをする地方自治体も増えています。しかし、日本では、療育はまだまだ母親が担っているのです。

藤岡一世君（6年生）自閉症です。幼少時言葉が出ませんでした。４歳頃からお母さんの療育が始まり、２年生の時に言葉が出るようになりました。

お母さんは、一世君の好む事をフルに活用し療育をすると同時に「自閉症には体力が大事！」とスポーツを勧め、レスリングにも通っています。

昨年の夏、凄く成長した一世君。それは、一世君に合った勉強方法で潜在能力を引き出してくれた、学校の先生のお陰だといいます。家族や友達、先生達に支えられて、一世君は一歩一歩前に進んでいます。

●資金の使い道

･宣伝･上映費用・・・・ポスター、チラシ、チケット、予告編の制作と上映費用

●プロジェクト実行者から

監督の床波ヒロコと申します。

皆様の浄財を頂き、どうも有難うございます。感謝！

私は現在、テレビ番組の映像作家ですが、子どもが好きで、かって幼稚園に勤めておりました。子どもの事となると放っておけない性分です。以前より親交があった槇坪監督が、自閉症児にスポットを当てた映画を撮る！というので、密着取材をさせていただきました。2週間に1回の輸血で生きていた槇坪監督が、自閉症啓発の映画を撮った“情念”にはただただ敬服するのみでした。槇坪監督亡き後、私も監督の遺志を継いで、今回のドキュメント映画では、監督が「星の国から孫ふたり」に込めた自閉症啓発のメッセージを紹介すると共に、自閉症児を療育する母親等を紹介し、自閉症児の実態を知ってもらい、暖かい支援の輪が広がっていく事を願っております。