じっくりと音楽を聴く時間が無くなってしまった。
仕事から帰っても、いつも家事や育児に追われて自分だけの時間なんて無い。
趣味の音楽も、昔ファンだったアーティストのPVやライブ映像をスマホで懐かしみながら鑑賞するばかり。
ましてや、コンサートホールやライブハウスには全く足を運ばなくなってしまった...。

他にもこんなお悩みはありませんか？

・自分用に少しだけ良いスピーカーは買ったものの、なんだか音に満足できない
・家族が増えるなど物も増えて、音楽をじっくりと鑑賞できるスペースがない
・吸音材をただ貼り付けたような、見栄えの良くないものは使いたくない
・費用も時間もかかる、大掛かりな工事はしたくない
・そもそも賃貸だから吸音材を壁に貼り付けられない

そんなお悩みを解決する

スピーカーの周りを囲むだけで、コンサートホールの臨場感と迫力を自宅で体感できる「オーディオルームパネル」

開発者の想い

企画開発担当の林です。
私も自宅で音楽を楽しむ、一般リスナーの1人として自宅で音楽に没頭できないことに悩んできました。
そんな私も、プロの音楽スタジオで壁に貼られている吸音材が、音の反響を減らし、録音品質を向上する効果があることを知り驚きを覚えました。

私たち林製作所は、web会議などの、音声の聴き取りづらさを解決し、より集中できる環境を構築する、ブース型にも設置できるパーティションを製造販売しています。
この製品をもっと音楽リスニングに特化した商品にできないか、また、専門知識のない一般リスナーでも手軽に設置できるものにできないか、という思いからこのプロジェクトはスタートしました。

引越し前の空っぽの家で「あっ」と声を出したり、手を叩いた時に音が響いて驚いた経験はありませんか？
これは音が壁に反射して跳ね返り、やまびこ効果を生み出していることが原因です。

家具を置いた部屋でも音は反響しています。 このような部屋では音が広がりにくく、音楽が平面的に感じられ音に迫力がありません。

一般的に音の問題を解決する手段には、「吸音」と「遮音」があります。

オーディオルームパネルの
吸音効果と性能

パネル内部の吸音材が反響（音波が壁や天井などの物体にぶつかって反射し、再び聞こえる現象）を抑え、スピーカーからの音響をより忠実に届けます。*推奨設置環境において、ボーカルの息遣いや楽器の定位（音源の位置）を感じられるような、クリアなサウンドと臨場感を体感できます。
*推奨設置環境　参照

パネル上部はリサイクル繊維吸音材、下部は軟質ウレタン吸音材の2種類の吸音材を採用し、低音域から高音域まで幅広い音域をカバーします。

素材の吸音性能を表す試験データとして、「垂直入射吸音率」のグラフをご覧ください。
【横軸の周波数(Hz)】・・・音程の高さ
【縦軸のパーセンテージ(%)】・・・どれだけ音が吸収されるか
併せて、楽器ごとに出す音域の差を図解した、周波数帯域のグラフもご覧ください。

このグラフから特に、楽器の中でも主旋律を奏でることの多いピアノやバイオリン、ギターの中音域～高音域、ソプラノの声と言った中音域の音に対して吸音率の高さが分かります。

では、オーディオルームパネルを置いてどのように音の響きが変わるのか、実際にご視聴ください。

▼部屋の広さ10畳の場合

▼部屋の広さ16畳の場合

結果
エコーのように聞こえてしまう余分な反響が軽減され、音源本来のダイナミクスやディテールが引き出されています。

オーディオルームパネルの
遮音効果と性能

吸音材と遮音材を組み合わせ、音を吸収しながらもパネルの外へ漏れにくくします。*推奨設置環境において、スピーカーと対面に設置したパネルが反響を吸収しながら遮り、挟まれた空間へ音に包まれたような臨場感をもたらします。
*推奨設置環境　参照

パネルを設置し椅子に腰かけた場合耳側となる、パネル上部には特に中音域（ギター、バイオリンやピアノなどメロディー楽器の旋律）の吸音・遮音性能に優れたリサイクル繊維吸音材を採用しました。

「音響透過損失」は素材の遮音効果を表すデータです。
【横軸の周波数(Hz)】・・・音程の高さ
【縦軸の音響透過損失(dB)】・・・素材を通過することで音圧(音のボリューム)がどれだけ下がるか

このグラフから、遮音・吸音性能に優れたパネルの効果により、音の反響は軽減させながら、中音域においては、10dB以上遮音されていることが分かります。

オーディオルームパネルを置いて、どのように音の大きさが変わるのか騒音計を使って検証してみました。

▼部屋の広さ6畳で検証

結果
オーディオルームパネルを設置した場合に、平均8～10dBの遮音・吸音効果を検証できました。

吸音効果と遮音効果の動画をご覧いただいて、
パネルの内側：吸音効果により余分な反響が軽減し、音の響きや音像がクリアになる
パネルの外側：遮音効果により音が抑えられ、内側へ音を包み込むような効果をもたらす
事をお分かりいただけたのではないでしょうか？
これにより「音に包まれる」コンサートホールの様な臨場感を生み出せるのです。

また、オーディオルームパネルはファスナー連結により簡単に折りたたんで移動でき、使わない時はコンパクトに収納できます。音楽以外にも、ライブ配信やweb会議、ゲームなど様々な用途に合わせて、ご利用いただけます。

ファスナーで連結したパネルは、角度をつけて広げるだけで自立するので、簡単に設置できます。

畳んで省スペースに収納できます。

音楽・動画編集、ライブ配信やゲームなど、様々な用途に合わせてお使いいただけます。

テレワークやweb会議、オンライン学習にも。視線を遮り集中できます。

家族が集まるリビングでも、簡単にスペースを分けられます。

お部屋のインテリアに合わせてお好きなカラーを選べます。

※画面に表示の画像の色は、お使いのモニター設定や照明等により、実際の商品の色味と異なる場合があります。

市販の中性洗剤で、ネットに入れて洗ってください。
※色移り等の可能性がありますので、ネットに入れ単独で洗濯してください。
※型崩れや生地の傷みの原因になるため、乾燥機は使用できません。

【2人で簡単！つなげて、かぶせて、しめるだけ！】
①上下のパネルを連結します。
※連結した後、下部のパネルに巻き付けてあるラップを取り外してください。
②クロスを上から被せてゆっくりと下ろし、底のファスナーを閉めます。
※無理に引っ張らず、慎重に行ってください。
③側面のファスナーでパネル同士を連結します。
...完成！

下記の推奨設置環境を目安に、リスニングスペースを作りましょう。
音楽を再生しながら、お好みの音に近づくまで、パネルの角度や位置を調整いただくことをお勧めします。
脚を床で引きずらないように、軽くパネルを持ち上げて移動してください。

企画開発担当の林です。
週末、自宅でお気に入りの椅子に座り、ただただ音楽を聴く時間が何よりも好きです。
ジャンルは60～70年代のロックやジャズ、ブルースなどを幅広く聴いています。
ご覧のように、CDやレコードのコレクションは2,000枚を超えました。

本プロジェクトは、私がテレビや動画でプロの録音スタジオや、自宅スタジオで壁に“スポンジのような素材”の貼られているのを見て、後にそれが吸音材であると知り、その効果に驚いたことがきっかけとなりました。

しかしながら、前述の録音スタジオのようなプロの現場では、大音量での演奏が前提であり、私のようにマンション住まいなど、一般的な住環境で音楽を楽しむリスナーやオーディオファンにとって、気軽に手を出せる商品ではありませんでした。

そこで、オフィスの防音ニーズに応えた当社の吸音パーティションのように、置くだけの簡単設置で家庭でもワンランク上のサウンドを楽しめる、オーディオパネルを実現したい、そうすれば、私のように自宅で音楽を楽しむリスナーやオーディオファンに喜ばれるのではないか、素晴らしいことではないか、との想いからこのプロジェクトをスタートしました。

私自身、オーディオパネルを設置して音楽を聴き始めてから、これまで耳にしなかったメロディーのバックに入ったコーラスや、ボーカルのブレスに気付きました。
楽器の奏でる細やかなタッチに加え、目を閉じれば、演奏しているアーティストの姿までもが頭の中で再生されるような感覚にとても驚いています。

特に50～60年代のコンボスタイルのジャズやジャズヴォーカル、黄金時代とも呼ばれる70年代のソウルミュージックは、録音環境にも優れた作品が多く、個人的にはオーディオパネルとの相性も良いと思っているので、強くおすすめしたいです！

※直線では自立しません。必ず角度を付けて設置してください。

商品サイズ
3枚連結セット：幅153×奥行約2.6×高さ160(cm)
4枚連結セット：幅204×奥行約2.6×高さ160(cm)
*1枚当たり：幅51×奥行約2.6×高さ160(cm)

重量
3枚連結セット：10.2kg
4枚連結セット：13.6kg
*1枚当たり：3.4kg

主要材質
フレーム：PVC、ABS
クロス(張り布)：ポリエステル

製造国
日本製

カラー
●グリーン/●グレージュ/●ブラウン

保証期間
商品お届けから1年間保証

Ｑ． 3連タイプと4連タイプの選び方を教えてください。
Ａ． 椅子の大きさに合わせて、お選びいただくことをお勧めします。
3連タイプ：チェア幅40～59ｘ奥行45～59cm
(例)ダイニングチェアや折り畳みチェア
4連タイプ：チェア幅60～80ｘ奥行60～80cm
(例)リクライニングチェアや一人掛けソファ、オフィスチェアなど
※プロジェクト達成後は、追加用のパネルを1枚から販売する予定です。

Ｑ． 使用に適した部屋の広さや基準はありますか。
Ａ． 日本の住宅の標準的な広さである、6畳～16畳程、天井高が2.4～2.6m位の室内での効果を確認しています。

Ｑ． どんなスピーカーが適していますか。
Ａ． 実用最大出力ワット数が20W以上のスピーカーでのご使用を推奨します。
LとRでステレオ再生するスピーカーで、十分に効果を感じていただける商品です。

Ｑ． フローリングやカーペットの上でも使えますか。
Ａ． はい。どちらでもご利用いただけます。
ガタツキが生じる場合は、アジャスターで水平に調整が可能です。

2025/3/14　　 プロジェクト開始
2025/5/30　　 プロジェクト終了
2025/6月　　　生産
2025/8月下旬　出荷

1950年創業。モノづくりのまち・東大阪が拠点の林製作所は、オフィス家具を中心に、製造・販売を行っています。

特にオフィスのデスク周りで活躍する、キャスター付きのワゴン類や机上ラック（卓上ラック）などのオフィスアクセサリーを数多く手掛けています。
中でも2002年より発売の、ファスナーで連結するユニークなパーティション ZIPLINK（ジップリンク）は、設置や移動の簡単さ、カラーやサイズ展開の豊富さなどが支持され、ロングセラーとなっています。
同シリーズで昨年発売の「吸音タイプ ZIPLINK パーティション 7連結セット」（YS-Q7LG）は、オフィスの防音ニーズを掴み販売実績を拡大。今春新たに「吸音パーティション 3連キャスター付き」（YS-Q3GE）を発売しました。

今回のチャレンジは、この吸音タイプパーティションの機能・性能をオーディオ環境に特化して創り上げた、音楽ファン、オーディオファンを対象とする自信作です。

本製品により、慌ただしい毎日の中でじっくりと音楽に向き合い、自分の心の声に耳を傾け、豊かで大切な時間を過ごしていただけたら、出品者としてこんなに嬉しいことはありません。

全ての音楽ファン、オーディオファンへ。
素晴らしい音楽との出会いを、私たちは応援します。

株式会社 林 製作所

公式サイト｜https://www.hayashi-yumeita.com
メール｜sales@hayashi-yumeita.com
電話番号 ｜072-960-0500
公式LINE｜@429lmwvm