日本初、サメ革小物を専門に企画するレザーブランド「Atelier Shark」（アトリエシャーク）

専門店ならではの品質、デザインで心揺さぶる作品を発表しています。

今回は、定番のサメ革作品のご紹介をはじめ、発売前の新作「長財布(札入れ)」と「コインケース」もお披露目いたします。

皆さんは、世界最高品質と評されるレザーが日本にあることをご存じでしょうか？

それは、宮城県気仙沼産の「天然サメ革」です。

おそらく、触れることはもちろん、見たことも聞いたこともない方が多いのではないかと思います。

私たちは、沢山の人に美しく丈夫なサメ革の魅力を知って頂きたく、今回クラウドファンディングに挑戦することにしました。

まだまだ認知度は低く、知る人ぞ知るマニアックな革素材ではありますが、海外の一流ブランドからもオファーを頂く一級品です。

そのサメ革を活かした作品のご紹介と、私たちの夢を語る時間を頂戴出来ればと思います。

どうぞ、最後までお付き合いくださいませ。

私たちは、天然サメ革の表情を存分に引き出すためのモノづくりを心がけています。

人の目に触れた時、「それ、いいね！」という声が頂ける。

「これ、サメ革使ってるんだ」と、思わず人に話したくなるような作品たちをご紹介します。

【バングル Bangle】

ファッションのアクセントに人気のバングルは、全3色ございます。

鮮やかな色彩が手元で映えます。

フリーサイズのユニセックスモデルですので、男女ペアでの着用もおすすめです。

〈仕様について〉

サイズ：フリー(調整可)、幅約1㎝、レール内寸約16㎝

素材：サメ革、真鍮

カラー：左からグリーン、レッド、ブルー。下記の色見本が実際の商品と一番近い色味となります。

【ペンケース Pen Case】

スリムなL字ファスナーペンケースです。

大人上品なデザインは机に向かう気持ちを上げてくれるはず。

思わず自慢したくなる美しいフォルムと革模様のハーモニ―が机上で映えます。

〈仕様について〉

サイズ：約H7×W18.5 ×D1.5㎝

素材：表革/サメ革、内側/スエード調ポリエステル

カラー：左からブルー、ブラック。下記の色見本が実際の商品と一番近い色味となります。

※「ブラック」は発売前の新色となります。Makuake先行発表カラーです。

【小銭入れ Coin Case】

手のひらサイズの小銭入れです。

ジャケットやパンツのポケットにすっきり収まります。

大きく開くBOXタイプは、中身が一目で確認できるので、お会計時の小銭の出し入れがスムーズです。長財布を綺麗な状態で長く使いたい方は小銭を分けるのがおすすめです。

〈仕様について〉

サイズ：約H7×W9.5 ×D2.5㎝

素材：表革/サメ革、内側/牛革、スエード調ポリエステル

カラー：左からブルー、ブラック。下記の色見本が実際の商品と一番近い色味となります。

※Makuake先行発表。発売前の新作につき、仕様は一部変更になる場合があります。

【長財布 Long Wallet】

スタイリッシュに見せたい会計シーンを華やかに演出する長財布です。

小銭入れを設けないスマート設計。余裕のある大人の品格漂います。

革好きの方にこそ持っていただきたい逸品。

〈仕様について〉

サイズ：約H9×W18.7 ×D2㎝

素材：表革/サメ革、内側/牛革、スエード調ポリエステル

機能：カードポケット×８、札入れスペース×１

カラー：左からブルー、ブラック。下記の色見本が実際の商品と一番近い色味となります。

※Makuake先行発表。発売前の新作につき、仕様は一部変更になる場合があります。

サメ革は、とても丈夫で長くご愛用頂けます。また、レザーなのに耐水性が高いのも特徴です。天然素材なので大量生産できず、希少性が高くなっています。

当店では、サメ革の美しさを最大限に表現すべく、牛革や金具の異素材と組み合わせてデザインしています。サメ革のみで作品にすると、どうしても単調な表情になりがちだからです。サメ革と合う素材、色を見極め、一点ずつ手作業で仕立てることで、魅力を感じていただけるモノづくりを目指しています。

また、日常的に使うものだからこそ、使用感を損ねることはあってはなりません。

実用的なストレスのない使用感を実現しつつ、サメ革の魅力が伝わるものであることが重要であると考えます。

そのため、新作の発表までに構想から1年以上かかるものもあります。

今回お披露目の長財布も十数回に及ぶ打ち合わせ・試作・調整を重ね、使い心地と美しさを兼ね備えたものに仕上がりました。

また、天然物ゆえに個体差のある革の表情に合わせて、作品ごとに細かくカットの向きや革の漉き方を指定し、革の表情が引き立つように細心の注意を払っています。

言葉にすると簡単ですが、サメ革の染色加工・作品デザイン・縫製お仕立て…と全ての工程において各分野のプロフェッショナルが真摯に向き合うことで当店の作品たちはようやく世に送り出されるのです。

これは、丁寧で実直な日本の職人が長い年月を掛けて培ってきた技と、モノづくりへの熱い情熱があるからこそ成せるものだと思います。

日本の素材だからこそ、日本国内で丁寧に手掛けたい。そんな想いが波及して純国産でのモノづくりが実現しました。

私たちが気仙沼産のサメ革でモノづくりをはじめた理由。

2011.3.11に発生した東日本大震災がキッカケでした。

私たちは兵庫県神戸市に住み、気仙沼から1,000km離れた土地から東北の復興を経済面から応援すべく活動しています。

かつて神戸も阪神淡路大震災で甚大な被害を受けました。その時に全国から受けた温かいご支援。神戸は震災から20年以上経ち、ようやっと復興しました。

本当の復興とは、街がきれいになることではありません。

そこで生活する人が、愛した街で笑って生活できること。

震災は沢山の大切なものを失います。

家族、友人、財産、家、お店、大好きな景色...。

私たちに出来ることは本当に小さなことです。それでも、東北にボランティアとして足を運び、現地の人と触れ合い、土地の文化を学ばせて頂く中で、出来ることを見つけました。

そう、気仙沼のサメ革と出会ったのです。

気仙沼は、サメ漁獲量が日本一の港町で、国内シェア90％超。

フカヒレなどの水産加工が盛んです。

私たちは、既に多くのボランティア団体や企業が支援している水産加工以外の分野で気仙沼を応援し、世界に誇れる「サメの町」として復興するお手伝いが出来ればと2013年よりサメ革の魅力を伝える活動を開始しました。

その中で、サメ革を加工することが出来るタンナー(動物の「皮」をレザー製品用の「革」に仕立てる工場・職人さん達)との出会いがありました。

サメ革の染色加工は、牛革など他の皮革にはない、特殊な工程や高い技量が求められます。

そのため日本国内でサメ革を加工できるタンナーは、僅か2社だけ。

私たちは、サメ革を加工できる中川さん達と協業することで、高品質かつ色鮮やかなサメ革を仕立ててもらっています。

共に気仙沼復興に向け世界に誇れるモノづくりを続け、被災地の区画整備が成されたら、現地に工場を建設し雇用を生む。そうすることで、被災された現地の方々が元気に笑顔で働ける環境を創出出来ればと考えています。

想いは年月を重ねるごとに強くなり、2016年2月、復興までの先十数年を見据えて経済面から息長く被災地を応援すべく起業しました。

現在は、日本初、世界でも珍しいサメ革小物を専門に企画する会社として走り続けています。

冒頭でも少し触れましたが、サメ革の認知度はまだまだ低いものです。

より多くの方にサメ革を知って頂くために、クラウドファンディングに挑戦することにしました。

これを機に、世界最高品質と評価される皮革「気仙沼産の天然サメ革」が日本国内に存在することを知って頂き、皆様がサメ革製品を持つキッカケとなれば嬉しいです。

時井 勇樹 Yuki Tokii

合同会社Atelier Shark 共同代表

Atelier Sharkとは別に、被災地応援・地域産業活性を目的とした会社を経営。

東北に足を運び、ボランティア活動をする中で、長期的に復興に携わりたいという想いが芽生え、法人として経済面からのサポートを目的に活動しています。

別所にサメ革で出来そうなことはないかを相談されたことをキッカケに、その魅力に取りつかれることに。

別所 昂央 Takao Bessho

合同会社Atelier Shark 共同代表

神戸市内で気仙沼の食品を販売するアンテナショップのスタッフとして奔走。

ある日、気仙沼を訪れた際にサメ革と出会いました。食品の支援は多くの団体・企業が取り組んでいることから、工芸品など食品以外の支援が出来ないか考えている中で見つけたサメ革を活かしたモノづくりを考えたことが活動のはじまりに。

合同会社Atelier Shark (アトリエシャーク)

2013年より気仙沼産サメ革の魅力を世に発信すべく活動を開始し、2016年2月に法人化。日本初、世界でも珍しいサメ革小物のみを専門に企画する会社です。

世界最高品質と評される、気仙沼産サメ革の魅力を沢山の方に知って頂くべく、創作活動を続けています。

清らかな水の流れを彷彿させる流線的な美しい革模様と、気持ちの良い手触り、高い堅牢性…。気仙沼のサメ革には、他の革には無い個性と、未だ見ぬ可能性が秘められているように感じます。

私達には、この素晴らしい素材で世界中の人々が認めるサメ革専門のレザーブランドとして羽ばたきたいという夢があります。

生産加工等、業務を全て気仙沼で行うことで、被災地に住む方々が世界に認められたブランドで働いているということに誇りを持って仕事できる環境を創出したい。

そのための第一歩がこのプロジェクトです。

どうぞ、皆様の温かいご支援をお願いいたします。