ホットサンドメーカーでも無い、スキレットでも無い、新たな万能フライパン。

「プレス焼き」で料理の可能性が広がる。

鋳物の特有の蓄熱性と、プレスして焼くという新しい焼き方を実現した、万能フライパン「PRESS GRILLPAN」ここに登場。

PRESS GRILLPANは800gの少し重いかなと感じるプレスプレートを使用し、しっかりプレス焼きする事で、旨味を閉じ込めます。

また、少しの隙間を持たせることで程良い蒸し加減になり、通常のフライパンで調理する同じ食材でも一味も二味も美味しく焼くことが出来ます。

PRESS GRILLPANは極厚設計。

厚みを薄くして、軽くて使いやすいスキレットは世の中にありますが、敢えてグリルの厚みを6mm（最厚部）の極厚設計にする事で、鋳物特有の「蓄熱性」を最大限活かせる設計となっています。

では次に鋳物特有の「蓄熱性」について、温度変化の比較を見てみましょう。

上記のグラフは、材質の違う市販のホットサンドメーカー（アルミ製）と、材質は同じでも厚みの違うステーキ皿との温度変化の比較のグラフになります。

＜実験内容＞

各プレート焼面の表面温度を加熱後（中火程度）30秒ごとに計測。250～300程度まで加熱して消火。消火後の表面温度を30秒ごとに100度を下回るまで計測。

使用機器：SATO　赤外線放射温度計　SK-8900

※上記は自社調べとなります。

グラフを見て分かる通り、GRILL PRESSPANは他の製品に比べてじっくり高温まで上がり、消火した後もゆっくりと温度が下がります。

これが鋳物特有の「蓄熱製」。

食材がじっくり焼けていき、消化後も暖かいまま、これが美味しさが増す理由です。

PESS GRILLPANの凄いところはその性能だけではありません。他にもユーザーには嬉しいポイント４つを紹介します。

①ちょうど良いベストなサイズ感

PRESS GRILLPANのプレートサイズは食パン１枚分のコンパクトなサイズ感なので、使う際も収納面もとても使い易いサイズとなっています。

またスクエア型なので、同サイズの丸型フライパンに比べて焼き面積が広く取れるという利点もあります。

②プレスプレートが自立する

皆さんはフライパンの蓋、何処に置こう？そう思ったことはありませんでしょうか？

他社メーカーのプレスプレートを見ながら「蓋が自立したら良いのに」、そんなアイデアから自立するよう設計したのが、PRESS GRILLPANのプレスプレートです。

③４つの溝で蒸し料理

PRESS GRILLPANのプレートには４つの溝が切り込まれています。

この溝は更なる機能性向上に繋がりました。

なんとプレスプレートを45°回転させるとピッタリハマる構造になっています。

この少しのアイデアがプレス焼きだけでなく、「目玉焼き」や「チーズを乗せた料理」などのプレスしたくない料理の時に、 軽い蒸し状態となり簡易的な蓋として使用できます。

④継ぎ目なしのデザイン

PRESS GRILLPANは砂型に溶けた鉄を流し込んで製造する鋳造の一体成形で作られています。

そのため、プレスプレート、プレート共に継ぎ目が無いデザインになっています。

無骨で重厚感のあるデザインが特徴なのはもちろん、継ぎ目が無いことで、組み立て製造されている他の製品とは違い、洗う際の衛生面でサビやカビなどの発生を抑える事が可能で、またハンドルが一体成形されていることでオーブン調理が可能です。

初めまして。

PRESS GRILLPANを開発した、株式会社アサヒと申します。

今回のPRESS GRILLPAN、最終の完成品まで仕上げるのに様々な苦労がありました。

・最初は取引メーカーの製品から着想

最初は当社が提携する台湾の会社から、アメリカでヒットした商品（累計で約4万個の販売実績）を日本でも販売しないかとの提案があり、サンプルで受け取ったのが上記写真の右の製品でした。

■最初の印象

ミートプレスとグリルパン自体は当社でも単体での取扱いがあり、特に目新しいものではありませんでしたが、これがセットになってちょうど食パン1枚くらいのコンパクトなサイズ感、プレスして焼くという意味ではホットサンドメーカーに近いですが、これはどんな厚みの食材にも対応できて材質が鉄鋳物という点で独自性があり、とても興味が沸いたため、まずは自分で使用して様々な料理を作ってみました。

■使用してみた感想

早速、ホットサンドやカリカリベーコン、鶏肉、目玉焼き、アヒージョなど色んな料理を試してみました。

プレスして焼くことで、食材が反ることなくしっかりとグリルの焼き目が付いて見た目にも美味しそうになる、何よりプレスしながら焼くというのが新しく、楽しくて毎日のよう使っていました。

プレス焼以外にもそこそこ深さがあるグリルパンで、アヒージョやかた焼きそばを作ったり、目玉焼きの焼面がカリっと美味しく焼けたので毎朝のように作っていました。

逆に使っていて毎回思ったのが、プレスプレートの置き場所。

焼き加減を見たい時にプレスをどこかに置かなければならないのですが、食材を押し当てた面を下に置くわけにもいかなので、困っていました。

また、プレスの持ち手と本体ハンドルが樹脂製なのは使い勝手はいいですが、そのままオーブンなどに入れることできない、樹脂の取っ手が割れるトラブルなど、ここがすべて鋳物製なら料理の幅が広がるし、アウトドアなどでも使えるのではと考えていました。そして、目玉焼きなど料理によってはプレスしないでプレスプレートを蓋として使えると便利なのにと思い、それであれば自社で新たに開発しようと思い今回のPRESS GRILLPANの開発に乗り出しました。

・たくさんの試作を繰り返す

PRESS GRILLPANはたくさんの試作を繰り返しました。

ハンドルの一体成形は比較的難易度は低いものでしたが、取手の一体成形は中子というパーツを用いて製造する必要があり、取手の大きさや角度など、微調整がとても大変でした。

また中子を付けることにより、本体に跡が残りますが、これはあえて鋳物の無骨なデザインとして残すことにしました。

また、弊社で作る鋳物製品の多くの厚みは3mmから4mmが多いですが、今回は6mm（最厚部）に設計。鋳物の良さを最大限に引き出しています。

また４つの切り欠きの溝は最初の試作はバリが酷く、怪我に繋がる可能性がありました。ここを試行錯誤し、現在の形状にする事でその心配も払拭しました。

・ハンドルと取手に革パーツを

樹脂製のハンドルや取手とは違い、鋳物製のため高温となります。

そのため今回オリジナルで革パーツを制作しました。

革パーツを使用することで素手でも触ることが可能です。

またデザインもより一層カッコよくなりました。

※革パーツはフルセットのリターンのみ付属します。

※革パーツを付けたままオーブンには入れないでください。

※革パーツ部分に直接火を近づけないようご注意ください。

PRESS GRILLPANは様々なシーンで様々な料理を皆さんに楽しんで頂けます。

・自宅で様々な美味しい料理を

PRESS GRILLPANは自宅で本格的な料理から手軽な料理まで、たくさんの料理をお楽しみ頂けます。

スーパーで買ってきたいつもの食材がプレス焼きにより一段と美味しくなります。

筆者のおすすめはスーパーで買って来た「豚のバラ肉」です。

一度普通のフライパンで、塩胡椒を振って焼いたものを比べてみてください。

その意味が必ず分かるはずです！

また鶏肉は先ずは皮から焼き、ひっくり返してプレス焼きをします。隙間から少し水を入れる事で、「スチーム焼き」もできる事が最近分かりました。そうすることで皮はパリっ、中はジューシーな鶏肉のソテーが簡単に出来ます。

このようにPRESS GRILLPANは使っているうちに「あ、こんな調理も出来るかも」そんな新たな発見も気づかせてくれる万能フライパンとなっています。

・アウトドアでも大活躍

アウトドアでも大活躍のPRESS GRILLPAN。

これ一つ持っていけばたくさんの料理をお楽しみ頂けます。

・PRESS GRILLPANの楽しみ方をSNSで配信中

PRESS GRILLPANの楽しみ方やおすすめレシピを公式インスタグラムで公開しています！是非この機会にフォローの方お願い致します！

■■公式インスタグラムにはこちらから■■

＜PRESS GRILLPAN商品詳細＞

＜本体＞

重量：本体グリルパン1150g、プレスプレート800g

サイズ：本体グリルパン（上面155x155mm、ハンドル長120mm、深さ2.5mm）

　　　　プレスプレート（120x120mm、ハンドル長60mm）

材質：鋳鉄

生産国：台湾

※重量は鋳物の特性上誤差があります。

＜洗浄用ブラシ＞

材質：持ち手（ゴムの木）、ブラシ毛（アガベ繊維）

サイズ：持ち手（径42mm、高さ53mm）

　　　　ブラシ毛（径65mm、高さ23mm）

＜ハンドルカバー＞

材質：牛革

サイズ：グリル用（45x110mm、厚み2x2枚=4mm）

　　　　プレス用（30x120mm、厚み1.5x2枚=3mm）

<フルセット内容例>

＜お手入れ方法＞

鋳物製品は基本的にタワシなど硬めのブラシでの水洗いを推奨しています。

当製品はコンパクトなスクエア形状のため、使い易さを追求し持ち手のある小さめの専用ブラシを付属しました。

持ち手はゴムの木でブラシ毛にはメキシコ産のアガベ繊維を使用した天然素材だけを使用したブラシです。

洗浄後は錆防止のため、乾いたタオルやキッチンペーパーで拭きあげてください。

＜注意事項＞

アガベの繊維は、日差しの加減、植物の要因、画面表示等により実物と若干異なる場合がございます。 使用後は風通しの良い場所に置いて乾かすことをお勧めします。

Q.落としても平気ですか？

A.本商品は鋳物製品のため衝撃には強くありません。取り扱いにはご注意ください。

Q.素手で触っても大丈夫ですか？

A.熱が冷めてからは素手で触っても大丈夫ですが、火で熱している時は素手で触るのはやめてください。

Q.革パーツは別売りですか？

A.フルセットリターンのみ革パーツが付属します。また経年劣化した場合、革パーツのみの販売も行う予定です。

この度は本PJをご覧いただき誠に有難うございます。

私たちは岐阜県岐阜市にて鋳物製品の卸販売を行っている会社です。
昭和36年にアサヒ鋳造として鋳物工場で操業開始、以降あらゆる鋳物製品の製造を行ってきました。鋳物に関する確かな技術と品質を持っており、現在は台湾に製造拠点を置き日々鋳物製品の開発、販売に力を入れておりたくさんの飲食店様に鋳物製品を販売しております。
今回のPRESS GRILLPANは業務用の鋳物製品を取り扱う弊社にとって、初めての一般ユーザー向けの商品となります。たくさんのお客様に喜んで頂けるよう、様々なアイデアを張り巡らし、試行錯誤、試作を度重ねて今回の製品が完成しました。

是非この機会に応援宜しくお願い致します。

株式会社アサヒ一同