有田焼アロマディフューザー「アロマセラミック」

日本の伝統菓子、落雁の形をモチーフしたアロマディフューザー「アロマセラミック」は、クローゼットアロマ、バスルームアロマ、リビングルームアロマと３種類があり、用途や好みに合わせてご使用いただけるディフューザーです。

置いて飾るだけでなく、吊るすこともできるので、クローゼットの中や窓辺など、さまざまなシーンでお使いいただけます。

アロマセラミックは高い吸収性のあるプレートと、プレートを入れるケースの二つのパーツによって構成されています。
プレートは佐賀窯業技術センターにて開発された多孔質セラミックと呼ばれる新素材で作られ、ケースは４００年の歴史を持つ有田焼の磁器。
どちらもマットな質感でインテリアにも馴染む上質な雰囲気です。

好きな香りに癒される空間に

リビングルームやバスルームなど、毎日の中で多くの時間、生活する場所は好きな香りに包まれるとホッと一息つける癒される空間になります。

Lサイズ（リビングルームアロマ）とMサイズ（バスルームアロマ）は立てて置くことができるので、インテリアの一部としても飾って楽しむことができます。
疲れて帰ってきたときやお休みの日の朝に、数滴アロマを染み込ませて、癒される贅沢な空間で時間を過ごしませんか？

クローゼットや引き出しの中にも

Sサイズ（クローゼットアロマ）はコンパクトなサイズなので、クローゼットに吊るしたり、引き出しの中に入れてもご使用いただけます。
紐は伝統ある京都の組紐を使用。色も爽やかな薄いブルーグレーを選びました。

窓辺も爽やかに

スタイリッシュなデザインは景観を損なわず、飾りの一部のように映ります。

ご使用方法

アロマセラミックのケースを外し、くすオイル、またはお好みのアロマオイルをプレートに適量染み込ませた後、プレートをケースに戻し、引き出しの中やクローゼット、バスルーム、またはリビングルームなど、お好きな場所に設置してお楽しみください。
ケースに入っておりますので、オイルが直接衣類につきにくく、安心してお使いいただけます。また、付属の紐で吊るしてご利用いただく事も可能です。
香りが無くなった場合は、アロマオイルを適量足してお使いください。

有田焼アロマディフューザー「アロマセラミック」

◇ Sサイズ［クローゼットアロマ］：
天然くすオイル5ml（オイルセットのみ付属）
ケース ：縦12.5×横2.0×奥行1.2cm / 磁器（有田焼）
プレート：縦12.7×横1.3×奥行0.5cm / 多孔質セラミック（新素材）

◇ Mサイズ［バスルームアロマ］：
天然くすオイル10ml（オイルセットのみ付属）
ケース ：縦8.8×横6.0×奥行2.5cm / 磁器（有田焼）
プレート：縦9.3.9×横4.9×奥行1.2cm / 多孔質セラミック（新素材）

◇ Lサイズ［リビングルームアロマ］：
天然くすオイル20ml（オイルセットのみ付属）
ケース ：縦10.0×横10.2×奥行2.7cm / 磁器（有田焼）
プレート：縦10.9×横8.8×奥行1.3cm / 多孔質セラミック（新素材）

デザインから製作、お届けまで

佐賀と有田焼を結ぶものづくりを。

今から9年前、東京での店頭販売の際に、有田焼＝佐賀県ということの知名度が低いことを肌で感じました。そこで、佐賀らしさを取り入れたものとして、当時、注目が高かったアロマディフューザーを有田焼で作れないかという思いが芽生えたのです。

食器ではない日常のそばにあるような商品を作りたいと、漠然としたイメージはあったものの、なかなか自分自身が欲しいと思えるものにたどり着かずにいました。

そんな中、ちょうど手元にあった江戸時代の落雁の菓子木型を使い、テストピースとして製作した新素材「多孔質セラミック」の形が落雁そのもので、とてもかわいらしく、これを使ってアロマディフューザーを作ってみようとプロジェクトが始まりました。
偶然にもクローゼットの中に入れて香りが１ヶ月ほど持続するものがほしい、という声をいただいたことも、良い決断のきっかけだったと思います。

最初は置き型のものを作りましたが、吊り下げたり、飾ったりできるようにと、試行錯誤を行いながら、デザインを考え、型の製作に入ります。
また、大事な衣類にオイルが着かないように有田焼でカバーをつくり、それに穴を開けその穴から香りが出るようにもしました。

型が完成し、サンプルの制作に入るとひび割れのほか、歪みなどがひどく、真っ直ぐに焼成しなかったり、磁器と多孔質セラミックの土の調合や素材そのものの違いで、プレート本体の完成にはトライ＆エラーを繰り返しました。
最後にくすオイルも香りの強さの調整。こうやって、その時々の問題を解決しながら、アロマセラミックは誕生したのです。

そして、佐賀の県木である「楠の木」の天然アロマと、最新の技術で作る有田焼の新たなインテリアのアイテム「アロマセラミック」が完成しました。

プロジェクト 実行者

田中 睦子

1968年生まれ、佐賀県出身
1989年 3月：香蘭女子短期大学卒業
1989年 4月：田清窯入社（新商品開発を担当）
2011年 8月：ARITAYAKI・MUTSU 立ち上げ（新商品の開発を行う）
2019年12月：新商品のプロトタイプが完成
2020年 4月：マクアケクラウドファンデングのサイトにてプロジェクトを実地

大切に毎日を暮らす。ものを大事にする。
日常の中であったらいいなと思うものや、より豊かな日々になるようなものを作っていきたい。そんな思いから「ARITAYAKI・MUTSU」は誕生しました。
作り手の思いだけではなく、女性目線での使い手の気持ちを取り入れながら、上質で手仕事のあたたかさが伝わるよう、ものづくりをおこなっています。

皆さまの日常がより良いものになりますように。
心を込めてお届けいたします。