ペットも飼い主も満足できるモノづくり

nune（ヌーン）はInunekoの暮らしにまつわるサムシングを

テーマに、ワンちゃんネコちゃんの生活に寄り添うプロダクトや

サービスを提供する愛犬家/愛猫家の集合体です。

第一弾プロダクトとして正しい姿勢で食事ができる高台付き「有田焼フードボウル」と、同素材で出来た「オソロマグカップ」をリリース致します。

飼い主がその手で自ら追い求めた我が子に最適なサイズと我が家に馴染むインテリア。必要最低限の機能性を備えたミニマルなデザインの餌皿とマグカップは、ペットと飼い主、双方のQOLを一段階向上させる製品となっております。

以後、愛猫の写真ばかりが続きますが、ご容赦ください。

茶のアメショーがシュガ♀、白のペルシャミックスがミルク♂、

2019年4月に里親となってから2年近く共同生活を続けています。

ペットが適切な姿勢で食事できるように設計された「低過ぎず、高過ぎない」高台のあるご飯皿。

シュガは子猫時代から食後にゲェしてしまうことが頻繁にありました。それを見兼ねた飼い主はネットの密林からフードボウルの存在へと辿り着きます。しかし既製品の多くは肉球スタンプやロゴマーク等が入ったものがほとんどで、落ち着いた形状であってもビビッドなカラーリングが施されており、自宅に馴染むような餌皿がありませんでした。

ないなら作ってしまおう。一念発起した飼い主は次の日から陶芸教室に通い、菊練から造形、削り、釉掛けまで約3ヶ月で焼成以外の基本的な技術を習得し、試作品の制作に取り掛かりました。

↑シュガとミルクをイメージして作った手作り試作の最終形。

デザインの源泉となったのはコーヒーのドリッパーや中華駒のほか、お供え物に使われる高坏（たかつき）など。

高坏の高さは、仏を敬う心の表れ。

≒フードボウルの高さは、ヌコ様、おイヌ様を敬う心の表れ。

制作過程や食事シーンを、Instagram Storiesに載せていたところ、「こちらはオーダーメイドでしょうか？」「うちの子達にも作って欲しいです！」等、想像以上の反響を頂きました。また、同じような悩みを抱えている飼い主様が多く存在していることに気付き商品化の検討を始めます。

そこでamadana社の松林氏に量産に向けた原型制作と窯元の紹介を依頼します。

松林さん家の保護猫あめちゃん。現在7ヶ月♀

早速図面を引いて頂き、製造方法について打ち合わせを重ね、方針が固まったタイミングで原型の元となるモックを3Dプリンターで作成。それを元に、有田「伝平窯」にて試作品の制作を開始。これが8月。2ヶ月後には直接有田で製造工程とサンプルチェックを行いました。

暮らしに溶け込む、有田焼特有の純度高い白と柔らかな質感。

「食べやすく、こぼれにくく、洗いやすい。」外側は無釉研磨のためマット地ですが、返しのある皿内側は透明釉を掛け、汚れが目立ちにくく犬猫特有のネバつきもサッと落ちるように仕上げております。

有田焼フードボウルが出来るまで

原型師の金子さん。3Dプリンターで作成したモックを元に、

型を制作するための原型を石膏で作ります。

ご自宅兼製作所で飼われている保護犬（山で拾ってきた）

石膏から作られた型に生地を流し込み成形。

寸分狂わず、上下ピッタリと接着。これぞ職人技。

伝平窯で本焼成。1,300度の温度24時間焼成します。

この時点で既に美しいですが、ここから本仕上げ。

専用のポンプで内側のみを釉掛け。一瞬の出来事。

外側は、釉掛けせず無釉のまま丁寧に研磨します。

伝平窯 代表取締役の池田さん。

嵐の前日に生後約1週間ほどの子猫を拾い、その直後に本プロジェクトの依頼が舞い込んだという（まさに招き猫。）

そして最終的に焼き上がったものがこちら

皆様お気づきの通り、制作に関わっている全員がワンちゃん猫ちゃんを飼っています。焼き物の町「有田」の技術と、ペットへの愛が凝縮された一皿。

オソロマグカップ

ペットだけでなく飼い主も嬉しい同素材、同製造方法で制作したマグカップ付きのプランもご用意しております。グラス型のためアイスティーやカフェオレなど、氷入りの冷たい飲み物を入れるのに適しています。※ドリップコーヒーの様にそこまで温度が高くないものであればホットでもお使い頂けますが、一般的なマグカップと異なり取っ手がないため、沸騰したお湯を使うような飲み物とは相性が良くありません。

国産無添加プレミアムフード

さらに今回、国産無添加プレミアムフードの試食パック200gも付いてくるプランもご用意しております。グレインフリーで化学添加物、着色料、合成保存料、香料は、一切使わず、実際に人間が食している安全なお肉や鮮魚を使用しています。うちの子達も1歳を超えてからは、このフードを食べさせています。今回はそちらをOEMという形でご提供させて頂きます。

※パッケージデザインは現在まだ確定しておりません。こちらもフードボウル同様、キッチンで悪目立ちしないよう必要最低限の情報量に抑えたいと考えています。外装はコーヒー豆袋を採用する予定です。

仕様

有田焼フードボウル

サイズ：直径約12cm×高さ12cm、重さ550g、容量160ml

材質：セラミック

オソロマグカップ

サイズ：直径約7cm×高さ11cm、重さ270g、容量300ml

材質：セラミック

ご利用時の注意

フードボウル内の容量は、一食分で計算しております。

そのため、置き餌では食べこぼし等が出る可能性がございます。

ドライフードのほか、ウェットフードでもお使い頂けます。

猫だけではなく小型犬もお使い頂ける製品となっております。

一般的な食器用洗剤で洗浄が可能です。

もちろん、アルコールフリーやペット用洗剤もご利用頂けます。

フードの試食/移行についての注意

ワンちゃん、ネコちゃんによっては急にご飯が変わると食べなくなってしまう子、ストレスを感じてしまう子も少なくありません。最初は数粒程度から試してみてください。なお、プロジェクト期間終了時には継続的に購入できるよう体制を整える予定です。

スケジュール

フードボウル

12月1日より量産開始。

ファーストロットは12/31に生産完了予定。

2月1日より発送可能。規定以上の注文数に

達した際は2nd、3rdロット以降の発送日を

随時お知らせ致します。

オソロマグカップ

フードボウルと同日の発送で調整中ですが、

こちらも同様に、注文数によっては後ろに

ズレ込む可能性があります。ファンページ

のほか、Twitter/Instagramでもお知らせ

致します。

国産プレミアムフード

発送予定日から逆算し生産を開始。

パッキング、納入後、同梱し発送予定。

リターンについて補足

多頭飼いの方、特に3匹や5匹以上同居されている方は

偶数プラン奇数プランの組み合わせで調整をお願いします。

資金の使い道

・型代をはじめフードボウル、マグカップの製造に掛かる費用

・国産無添加フードの生産発注及び、パッケージング代金

・シュガとミルクの撮影に対する報酬（猫用の液状おやつ）

・その他、今後のプロモーション活動に充てさせて頂きます。

実行者紹介

飼い主（使用人）。名を佐藤竜斗という。職業はシュガとミルクのお世話。給仕、掃除、爪切りのほかマッサージまでマルチにこなす。写真を撮ることと、SNSが得意で副業として広告デザインの会社をやっている。また、シュガミル邸の一部を事務所として使わせて貰っているため、月に2本、液状のおやつを家賃代わりに納めている。

飼い主のInstagram:https://www.instagram.com/ryuto_sato_/

シュガとミルクのInstagram:https://www.instagram.com/sugaandmilk/