最高に美味しい白米を炊きたい。
料理人がたどり着いた答えは『アルミ製の羽釜』でした。

アルミの熱伝導率の高さによる"急速加熱"が実現した、早炊きの旨さ。
「ゆっくり加熱する方が美味しい」という常識を覆す。
プロの味を家庭で味わえるあたらしい羽釜です。

イハラ製作所 アルミ製羽釜『アラヒ』
商品サイズ：幅25cm × 奥行き24cm × 高さ12cm ／ 重量：2.0kg
一般販売予定価格 28,600円（税込）
Makuake限定先行価格：22,880円(20％OFF・税込)〜

静岡県浜松にある日本料理『勢麟』の長谷部氏が開発段階から監修に参加。一流の料理店の味を自宅で堪能できるよう、米の炊き方指南や羽釜オリジナルレシピもご用意。

米を美味しく炊く3つの要素「急速加熱」「対流発生」「脱・金属臭」を網羅。米にクラック（ひび割れ）が起こりづらいから、米の粒に旨みが凝縮されたごはんが炊けます。

軽量で頑丈なアルミ製。だから手入れも簡単。経年変化も楽しめる一生物です。60年の歴史を持つアルミ加工メーカーが国内製造。蓋に炭を乗せてダッチオーブン利用も楽しめる耐熱性・耐久性も備えています。

静岡産の素材にこだわり抜き至高の料理を生み出す日本料理店『勢麟』。2023年に引き続き、食べログが主催するThe Tabelog Award 2024で、僅か35店に与えられるGOLDの称号を獲得。料理長の長谷部氏は語ります。

『勢麟』ではアルミ製の羽釜を長く愛用されています。

長谷部）アルミの羽釜で炊くと、つるっとした舌触りで、噛むほどに甘いごはんが炊けます。米にクラック(ひび割れ）を入れることなく、旨みを閉じ込めることができるんです。

シャキッとした粒感を味わえる炊きあがり。アルミ製の羽釜は、江戸前寿司や有名おにぎり店でも採用されています。

アルミ製羽釜の旨さを、家庭で気軽に味わえないか？

ご家庭でも最高のごはんを炊きたい。そんな願いに応えるために、長谷部氏監修のもとアルミ製羽釜『アラヒ』は開発されました。

長谷部氏の米炊きのこだわりのひとつ。それは、お客様に召し上がっていただく前に何度も米を炊き、羽釜の内部に黒い炭化層をつくる下準備をすること。炭化層をつくることで、アルミ素材と米との接触を防ぎ、米本来の味を損ねることがありません。

アルミ製羽釜『アラヒ』は炭化層の機能を再現するなど、長谷部氏の米炊きのこだわりを全て詰め込み、ご家庭で使いやすいかたちに設計しています。

白米だけではなく、炊き込みご飯や煮込み料理などにもアルミ製羽釜は最適です。

料理人・長谷部氏監修のオリジナルレシピカード

アルミ製羽釜『アラヒ』の購入特典として、長谷部氏監修のアルミ製羽釜を使った特別レシピ6品をご用意。最高に旨い白米の炊き方から、アルミ製羽釜の特徴を活かしたメニューまで。一流料理店の味を、ご自宅でお楽しみください。

アルミ製羽釜の特徴を活かしたレシピ

[米の旨みを凝縮する急速加熱]
①米の旨みを粒に凝縮する 早炊きごはん
②素材の出汁を米粒に閉じ込める 鶏と舞茸の炊き込み
③手早く主役級の逸品 焼き鮭とおかかのまぜごはん
[水に匂いを移さない脱・金属臭]
④出汁が命だから水にこだわる おでん
⑤素材本来の滋味を引き出す 手羽元のスープカレー
⑥ワインの風味を壊さず活かす 牛もも肉の赤ワイン煮込み

米の炊きあがりの好みは人それぞれですが「シャキッとした程よい硬さで、噛むほどに旨みが増していく」ような炊き加減が好きな人には、アルミ製羽釜が最適。その旨さの秘訣は、米炊きに欠かせない3つの要素を満たしているから。

❶急速加熱

アルミ素材の特徴は、その熱伝導率の高さ。その特長を利用して急速に熱を加えて炊くことで米粒にクラック（ひび割れ）を起こさず、米の旨みや甘みを逃さずに粒に閉じ込めることができます。土鍋炊きのふっくらした米に比べると、シャキッとした粒感がありながら噛むほどに米の甘みを感じるように炊きあがります。

アルミ製羽釜『アラヒ』の底部分には凹凸のリブがあり、火を受ける表面積を増やすことで加熱効率をさらに高めています。

同じ4合炊きの土鍋とアルミ製羽釜『アラヒ』の沸騰速度の比較。急速加熱にこだわった『アラヒ』は、土鍋に比べ3分も早く沸点に達する。
[比較条件] 米600g(4合) / 水950ml /15分浸水後加熱

アルミ製羽釜は土鍋よりも沸騰までが早いため調理時間の短縮に。重さはアルミ製羽釜の方が軽く、洗いや収納も手軽です。

❷脱 金属臭

アルミ製羽釜『アラヒ』は、水と触れる面にアルマイト処理（アルミ表面に皮膜を作る処理)が施されているから、水に金属臭を移しません。金属の鍋だと金属特有の臭いが水に移ったり、土鍋の場合も気孔に入り込んだ臭いが米本来の味を引き出す邪魔になることもありますが、『アラヒ』ならそんな心配がありません。

長谷部氏のこだわりに倣い、炭化層の機能をアルマイト処理で再現。注いだ水がアルミ素地に直接触れることなく臭いを移しません。テフロンよりも耐久性に優れています。

❸対流発生

釜の中で対流と気泡を発生させ米をかき回すと、熱が全体に伝わり、ムラなく美味しいごはんが炊きあがります。アルミ製羽釜『アラヒ』は、対流が発生しやすいように底面の丸みをデザイン。熱を加えて気泡を発生させる加工も施しています。

理想的な対流は、温度の高い場所から低い場所へと向かう水の流れをコントロールすることによって生まれます。家庭のガスコンロの火を受け止め、その熱エネルギーを内部の流れへと変える設計が、アルミ製羽釜『アラヒ』のオリジナリティです。

料理は時間をかけるほど美味しいという思い込みを、変える。
「早いからこそ旨い」という体験を。

アルミ製羽釜『アラヒ』は、アルミ素材の熱伝導率の高さや、急速加熱を促す設計で、調理時間を短くしながらも、食材の旨みを引き出します。そんな時短なのに美味しいという新常識をぜひ体感してみてください。

土鍋は重い。割れたり欠けたりするから慎重に扱わなければいけない...という声を聞きます。アルミ製羽釜『アラヒ』は頑丈なのに軽量なのが特長。だから日常遣いでもアウトドアでも気軽に使えます。

アルミ製羽釜『アラヒ』での炊飯方法をご紹介。炊き始めからわずか25分ほどで、美味しいご飯が炊きあがります。

❶米を研ぐ

羽釜の中で米洗い可。蓋の隙間から研ぎ汁を切ることができます。

❷浸水する

羽釜の内側の目盛りに従って水を注ぎ15分待ちます。

❸強火にかけ、沸騰したら弱火で加熱

沸騰まで約5分（※4合炊きの時）。蓋から蒸気が出たら沸騰のサインです。

❹蒸らして仕上げる

弱火で10分加熱したら火を止め10分蒸らす。
おこげが欲しい時は弱火で加熱した後に強火に戻し、2分加熱してから火を止める。

シャキッとした食感のごはんの炊きあがり。
米のこびりつきも少なく、綺麗に米が剥がれます。

使用後は中性洗剤とスポンジで洗って乾かします。

週末はアウトドアでダッチオーブン使いも

蓋部分に炭を乗せて使える耐熱性能も備えているから、キャンプシーンでも活躍。

アルミ製の無水調理鍋とは何が違うのか？
アルミ製羽釜『アラヒ』でも、無水調理（素材の水分を活かした調理法）は可能です。水封現象による低圧密閉は起こりませんが、"アルマイト処理"による炭化層の機能再現が、水に金属臭を移さず、素材の旨みを抽出する調理に適しています。

アルミ製羽釜『アラヒ』の開発には、静岡県・浜松を拠点とする三者が集結。アルミ加工を手掛けるイハラ製作所、日本料理『勢鱗』の長谷部氏、デザインオフィスUO(ウオ)によって共同開発されました。

イハラ製作所 （左から）代表取締役　渭原 哲／木野裕介／堀尾健人

渭原）私たちは創業から60年以上、自動車やバイクの生産が盛んな浜松で、自社のアルミ加工技術を駆使した部品を製造・提供してきました。今回このプロジェクトを立ち上げたのは、そうしたアルミ加工技術を通じてお客様に直接価値を届ける挑戦をしたいと考えたからです。

渭原）イハラ製作所の強みは、自動車部品の製造で培ったアルミの鋳造、切削加工、工作機械の設計製作などの技術の高さ。さらにそれらを高度に実行することができる、5軸加工機や各種シミュレーション技術を備えていること。そして、金型製造から切削加工までを一貫して行うことで総合的なコストダウンを実現できることも強みです。

デザインオフィス [UO] (ウオ)

静岡県浜松市を拠点とする松田優と谷雄一郎により2020年に設立されたデザインスタジオ。多様な企業・組織との製品開発と自主プロジェクトを往来し、互いの活動をフィードバックすることで今後の社会に必要とされる意味や価値の探求と、それらの社会実装に取り組む。国際的なプロダクトデザイン賞である「レッドドット・デザイン賞」など受賞多数。
UO Webページ　https://uo-design.jp/

共同開発の様子

羽釜の名称『アラヒ』は、プロジェクトの発起人であるイハラ製作所の「ihara」を逆さに読んだもの。「荒火（荒樋）」は勢いがあることを指す言葉で、アルミの熱伝導性により急速加熱が可能な羽釜を表現できるとして名付けた。

『アラヒ』開発中に悩まされた沸騰時の音鳴り。蒸気の圧力によって蓋が持ち上がり暴れることで発生していた。見つけた解決策は、蓋の片側を軽量化・重心をずらすこと。蒸気の流れをコントロールすることで音鳴りを抑制している。

Hamamatsu Design Vision

アルミ製羽釜『アラヒ』はHamamatsu Design Vision で生まれたプロダクトです。「Hamamatsu Design Vision 」は、株式会社AMNが立ち上げた、モノづくり企業とその企業の技術に惹かれ想いに共感したデザイナーによる共同商品開発プロジェクトです。

【ECサイト】https://shokuhats.com/
【オフィシャルサイト】https://amn.aichi.jp/
【Instagram】https://www.instagram.com/aichi.design.vision/

イハラ製作所 アルミ製羽釜『アラヒ』
商品サイズ：幅25cm × 奥行き24cm × 高さ12cm ／ 重量：2.0kg

左）使いやすさを配慮された蓋の持ち手
右）製造の確かさを示すイハラの文字

左）ガス火を受け止め加熱を促進する羽
右）火に当たる表面積を大きくする底面のリブ

左）アルマイト処理を施した釜内と水の計量線
右）精密なアルミ加工による重厚な輝き

アルミ羽釜『アラヒ』に施されたアルマイトは表情豊か。ダイカスト成形された時に生まれるアルミ素材の流れ模様が強調されています。一点一点異なるその表情も『アラヒ』の魅力です。

Q：IHは対応していますか？
A：非対応です。ガス火や、焚き火の直火でご利用ください。

Q：食洗機は使えますか？
A：使用可能です。

Q：オーブンで使えますか？
A：オーブンで使用いただけます。電子レンジの使用はご遠慮ください。

Q：アルミ製の無水調理鍋とは違うのですか？
A：アルミ製羽釜『アラヒ』でも、無水調理（素材の水分を活かした調理法）は可能です。水封現象による低圧密閉は起こりませんが、"アルマイト処理"による炭化層の機能再現が、水に金属臭を移さず、素材の旨みを抽出する調理に適しています。

Q：テフロンコーティングとアルマイトの機能的な違いはなんですか？
A：どちらもアルミなどの金属素地と水や食材を直接触れさせない点で同じ役割を果たします。アルマイト処理の利点は、テフロンコーティングなどの樹脂コーティングと異なり、金属表面に浸透しながら皮膜を形成することです。これによりアルミ素地との結びつきが強く、素地が変形しない限り剥がれません。テフロンコーティングよりも耐久度が高く長くお使いいただけます。

Q：使用時の注意点はありますか？
A：火加減や加熱時間によっては、吹きこぼれる場合があります。初めのうちはタイマーをセットし、沸騰までの時間を確認しながら使用してください。また、空焚きは行わないでください。アルミ地が膨張し、アルマイトが剥がれる恐れがあります。

Q：返品や交換の保証はありますか？
A：製造上の欠陥があった場合、返品・交換が可能です。