気分に合わせて生地を着せ替え！いつでも清潔に【洗える傘 ARAERU-SAN】が登場！

・はっ水効果が洗って長持ち！

・気分に合わせて生地を取り替え！

傘からコロコロ転がり落ちる雨粒を見るのは気持ちがいい。
憂鬱な雨の季節をちょっと楽しくさせてくれる。

でもどんなに大事に使っていても、大切な傘の力は長くは続かない。
思った以上に傘は汚れやすいものだから。

だから傘を洗おう。
洗えば撥水（はっすい）力を取り戻し、大好きな傘に戻るから。
せっかくならいろんな生地に取り替えて、気分に合わせて使ってみよう。
もっともっと、その一本が好きになる。

カラフルでエコロジーな、”Made in Japan”の傘が生まれました。

ARAERU-SANの特徴

・洗うとはっ水効果が長持ち！

世の中にある傘の多くで耐久はっ水性能がうたわれています。しかし実際に使ってみると、使えば使うほど目に見えて傘の性能が落ちていく。そんな経験はないでしょうか？

（はっ水性能が落ちると、傘に水が張り付いてしまいます）

メーカーがウソを付いている？ 決してそんなことはありません。確かにその傘には、「耐久はっ水」性能が付いています。けれども、普段の生活ではラボでは測り切れないさまざまなダメージ要因が存在します。雨の中に含まれる汚れ、手の脂（あぶら）、生地の摩擦。「汚れやダメージがはっ水の邪魔をしている」。だから、生地本来のはっ水性能が生かせていないのです。

★はっ水の仕組み

はっ水加工は生地の表面に撥水基と呼ばれるフッ素の突起物を細かく並べる事で水滴の侵入を防ぎます。撥水基の立っている状態では水滴が玉状にはじかれ、流れ落ちます。

しかし、生地に汚れが付いたり、生地同士が擦れあったりすると、撥水基が倒れてしまい水を弾けなくなってしまうのです。

でも大丈夫！ はっ水はちゃんとお手入れすることで復活させることができます。
そのためにやることは2つ。

① 生地についた汚れを落とすこと
② 洗ったあとの生地に熱を加えてあげること

この手順を踏むことで、耐久はっ水は本来の力を取り戻すことができるのです。

★傘は洗えない？

では、どうやって傘の汚れを落とせばよいのでしょうか？
傘は普通、生地と骨が糸で固定されて外せないようになっています。このため汚れを落とすためには洗剤を使ってタオルで表面をふき取る方法がありますが、均一にふき取ることは難しく、汚れのムラが出来てしまいます。

生地と骨が簡単に取り外せれば、衣服のように洗濯できれば綺麗に簡単に汚れを落とせるのになあ。。私たちは率直な疑問を傘メーカーに相談しました。

傘を洗う？？ 考えた事がなかった。。。というのが最初の言葉でした。傘は強風でも壊れないように、生地と骨を糸で縫い付ける事が常識です。さすがにこれでは分解出来ても元に戻せない。何か簡単に出来る方法はないものか。。。

★「マジックテープで簡単に取り外し出来る仕組みにしてはどうだろう」

私たちは１つのアイデアから取り組みを始め、試作品を完成させました。
（特許出願中/意匠登録出願中）
取り外しにかかる時間は、通常２～３分程度。
「これくらいなら面倒くさくないかも」という声を聞き、この商品なら世に出せるのでは？ と考えました。

定期的なお手入れでその機能を長持ちさせることが、この商品の最も重要なポイントです。生地にはスポーツウエアにも使われる軽くて手触りの滑らかな高密度ポリエステル素材を使用しました。表面のはっ水加工も裏面の防水加工も私たち自身で行っており、その性能には自信を持っています。

さまざまなトライアルを繰り返して出来上がった私たちの傘。
「洗える傘（ARAERU-SAN）」と名付けました。

★「洗える傘」のはっ水性

繰り返し洗濯してもはっ水効果が持続します。

＜初期はっ水性能＞

＜洗濯２０回後のはっ水性能＞

★「洗える傘」の耐水性

通常の傘は三角形に裁断した生地を縫い合わせてつくります。縫い目にはどうしても若干のゆとりが生まれ雨がにじみ出てくることがありますが、この傘は縫い目のない一枚の生地。そんな心配はありません。

（実際の使用ではあり得ないことですが）水柱50㎝の水圧(※)にも耐えられます。
※ 勢いよく噴出した水が50㎝吹きあがる程度の力

仕様

※ネイビーのほか、ブラック、パープル、ローズピンク、イエローがございます。

【サイズ/Ｓize】 親骨の長さ 60㎝ （全長85㎝）
【重量 / Weight】 305ｇ
【開閉方式 /Ｏpen-Ｃlose】 手開き式
【生地 / Cover】 ポリエステル
【中棒 / Shaft】 アルミ
【親骨・受骨 / rib】 グラスファイバー
【手元 / Handle】 木製
【備考 / Remarks】 日本製

※記載されている長さ・重さにつきましては撮影用サンプルを計量していますので、実際の写真と若干の誤差が生じることがあります。あくまで目安としてお考え下さい。

★傘の取り外し方（①～⑤）

①石突を回して取り外す。

②飾り生地（菊座）を取り外す。（小さいので紛失にご注意下さい）

③つゆ先から骨を外す。

④マジックテープを外す。

⑤石突部分から生地を取り外す。

★洗濯、お手入れについて（①～④）

①ネットに入れて洗濯機にかける。

②乾燥機にかける。（金具を傷つける恐れがあるため、ネットに入れてください）

③（タンブル乾燥できない場合は）吊り干しする。
※ 写真はイメージです。陰干ししてください。

④ドライヤーで熱をかけると、はっ水性能がより長持ちします。

★傘の取り付け方（①～④）

①石突部分に生地を通す。

②露先（つゆさき）に金具を通す。

③マジックテープをとめる。

④菊座を付けた後、石突を取り付ける。

★使用上の注意

・製品には尖った部分があります。常に周囲の安全を確認してご使用ください。
・ステッキとして使用するなど、傘本来の目的以外では使用しないでください。
・手元や骨などが壊れたまま使用しないでください。
・振り回したり投げたりしないでください。
・強風時は破損する恐れがありますので、注意してご使用ください。
・製品には構造上、骨同士が狭くなっている部分や、尖っている部分があります。怪我をする恐れがありますので、注意してご使用ください。
・製品は自動車・ベビーカーなどと固定する器具に取り付けて使用する構造にはなっておりません。視野の妨げ、事故・破損の原因となる恐れがありますので、絶対に取り付けないでください。
・ハンドクリームや日焼け止めクリーム等が、生地・手元などの色落ちの原因となる場合があります。
・ご使用後は製品を陰干しして乾いてからおしまいください。濡れたまま保管しますと、錆びの発生や色移りの原因となる場合があります。
・お子様には保護者からご注意ください。

スケジュール

２０２０年６月25日 クラウドファンディング 開始

２０２０年８月16日 クラウドファンディング 終了

２０２０年９月中旬～9月末 リターンの発送

リターンについて

骨部分と生地２枚分をセットにしてお送りします。
生地のカラーは５色からお選びいただけます。

・ブラック
・ネイビー
・パープル
・ローズピンク
・イエロー

１枚は骨部分に取り付けた状態でお送りしますので、到着後すぐにご使用いただけます。もう１枚は付け替え用としてパックにしてお送りします。
お好きなカラーを２色選べますので、気分に合わせて付け替えて頂くこともできます。

本プロジェクトでは合計３００セットの用意を予定しています。

Q＆A

・未使用の商品に不良、不具合があった場合は？
→交換にて対応させて頂きます。

・修理は出来ますか？
→ご使用後に骨等の部品が壊れた場合は修理または交換も可能です。
修理にかかる費用や送料は別途お問合せください。
生地の修理は出来ません。

・生地を追加で発注できますか？
→現時点では対応しておりませんが、今後商品化を検討しております。

実行者紹介

私たちテックワン株式会社は創業57年目を迎える生地の加工メーカーです。生地に特殊な機能を付け加える事を得意とし、主にアウトドアスポーツやウインターアパレルに使われています。大手アパレルや有名ブランドに採用される技術で、世の中に無い商品を作ってみようと始まったのが私たちのプロジェクトチームです。

どんなに強い撥水力を付けたとしても繰り返し使ううちに傘は汚れ、ダメージを受けてその力を失います。消費者を「がっかり」させてしまうことに対し、わたしたちはどう応えることができるのかを考えたとき「衣服やシューズのように気軽に洗濯できる傘」のコンセプトが生まれました。

また、日本は世界で一番傘の消費が多い国といわれています。国内に輸入される傘は１年間１億本以上（財務省貿易統計より）。平均すると、日本人１人が毎年１本以上の傘を買っている計算になります。そのうち耐久性の低いビニール傘の割合はとても多く、そんな傘が使い捨てされ投棄されるシーンもよく見られます。

１つのものを大切に使い続ける考え方は、これからの環境の為に必要だと思っています。その上で傘に愛着をもっと持ってもらうためにはどうすればよいかを考え、皆さまが使って楽しめる傘を目指して企画開発に取り組んでまいります。

どうかご支援のほど宜しくお願い致します。

（晴天が長く続いてしまい、やむなく晴れの日の撮影となりました。。。）