そう盲信している人は多いですが、住居での窃盗は、毎年４万件から１５万件ほど報告されています。たった一年でも何万軒の被害があるということは、３０年や５０年という期間でみると数十万件の発生になります。その家や資産や人を守るための「鍵」。しかしその形状は、古代ローマ時代からほぼ変わらないと言われています。たった一本の旧式の鍵に、あなたや家族の命を預けられるでしょうか。

そこで私たち、バイオニクス株式会社は、「血流認証技術」に着目。20年以上研究を重ね、安全性が特に求められる金融機関や情報企業だけではなく、「一般家庭用」として導入できるデザインと価格の商品を開発しました。

暗証番号やスマホを使った電子鍵や、指紋認証や顔認証などとは違い、ただ「鍵の代わり」に扉を開けるだけでなく「個人を特定」して玄関を開閉します。複製やなりすましもできなく、アプリ連動で侵入者をお知らせしたり、入退室を確認したり、可能性が広がります。

血流認証とは、血流内のヘモグロビンが特定の赤外線を吸収するという特徴を利用した「体内情報」による個人認証技術。

「近赤外線カメラ」で血管を撮影し、弊社が20年かけて育んできた独自の「画像処理技術」と「アルゴリズム」で厳密に個人を特定します。

人の血流が「鍵」となるため、指一本で個人認証が可能。従来のように鍵やカードを持ち歩く必要がなく、また、パスワードを覚えておく必要もありません。

また指紋や虹彩とは違い、体内の情報を用いるため、盗難や複製、不正な使用のリスクがなく、管理も簡単。体調や体毛、肌荒れなどの要因の影響を受けにくいのが特徴です。

専用スマホアプリからご家族の血流認証を簡単登録。最大10人まで登録が出来るため、1戸ごとにお住まいの入居者様すべてにお使いいただくことが可能です。アプリと連携することで、指定した指を使った際の帰宅情報をお知らせ可能。共働きのご家庭におけるお子さまの帰宅確認ができます。

また一定時間以上、鍵の開閉がなかった際に登録された連絡先へお知らせすることができるため、離れて暮らすご高齢の両親の安否確認など、さまざまな見守りが可能です。万が一、ドアがこじ開けられた場合も警告音が鳴ります。

緊急時用のシンプル機能

内側からはサムターンを回すだけの簡単ロック解除。火災などの緊急時には認証なく外に出られます。また乾電池式なので、停電時も使用可能。電池残量が少なくなったら、本体とアプリでお知らせします。

人が使うためのデザイン

エクステリアにマッチする高級感のある造形デザイン。お子様や女性の爪の形まで考慮した認証部分。使い勝手を一番に考えた目的別の専用アプリ。誰も置き去りにしないデジタル技術の実現が、私達の使命です。

スマートに生きる現代人の皆様へ、鍵を持たなくていい「シンプルライフ」をご提案します。カードやスマホなど物理的な物を持つ必要なく、指1本でロック解除。またシリンダー錠部分に直接取り付けるため、配線工事やドア加工などは不要です。また、万が一の場合に備えた年中無休のカスタマーサービス体制も、安心して日常を過ごしていただける理由のひとつです。

1. 鍵が美和ロック株式会社製の錠前（錠ケース）であること。

2. レバーハンドル部分とシリンダー（鍵穴）部分がそれぞれ独立している構造。
かつ、シリンダー錠が1 つのシングルロックタイプ。
＊ダブルロックタイプは上部のシリンダーのみ使用。

3. 既存シリンダーのバックセット(シリンダー中心からドア端までの水平寸法の短辺)が64 ㎜であること。

4. ドアの厚さが36～40mm であること。

5. 扉を閉めた状態でシリンダー及びサムターン周辺の取り付けスペースに干渉物（ドア枠、ハンドル、ドアガード、装飾物など）がなく扉面が平らであること。

6. シリンダーの大きさは高さ30mm 以下、リング外径46mm 以下。
化粧リングを引いたり緩めたとき、扉表面との隙間が1.5mm 以上あるもの。

7. 両開き扉、親子扉の場合、片方のドアは締め切った状態にする必要があります。

8. 引き違い戸には取付できません。

9. 他社のロックシステムとの併用はできません。

10. サムターンを段階的（0 度⇔45 度⇔90 度）に使う錠の場合は取付できません。

日本が世界に誇るものは、農耕民族として蓄積された「ものづくりの文化」と「人」。大切な人の命と資産を守り、多くの人の生活を便利にする商品を作りたい。更に人の健康を守る事業を行いたいと思っていました。

そして商社マンとして日本のものづくり企業を支援する中、社命で渡ったNY。その中で出会ったのが生体認証技術を含む「バイオテクノロジー」でした。ちょうどその頃、母がアルツハイマーによる認知症で鍵やカードを持てなくなったことも、「血流による個人認証」というものに着目した縁だったのかもしれません。

この「血流認証」は、個人を特定するだけではなく、将来的には血液からの健康情報を得ることも可能と考え、その日の健康状態もチェックできるようになる可能性も高く、未来への投資として、「未病」や「QOL向上」の分野にも応用していける技術だと考えました。

日本に帰国後、すぐに仲間と3人で会社を立ち上げ開発に着手。前職の商社の取り計らいで、関西の新築分譲マンションに導入頂いたのですが、そこで大きな挫折を味わうこととなります。

企業オフィスや官庁などと違い、一般のマンションではお子様やお年寄り、肌荒れや体のバイオリズムなどで一部の人に「鍵が開かない」という事態が起こったのです。以来、何度も住民の緊急対応やクレームに対応しながら、10年間かけて商品とシステムを改善・改良。「すべての人が使えるシステム」を目指して、「画像処理」の技術を高めたり、学習機能を取り入れた独自の「アルゴリズム」を構築したり。更に5回の製品リニューアルを経て、ようやく「AQUBIO（アキュービオ）」シリーズがリリースとなりました。

集合住宅や重要施設への不審者侵入。パソコンへの不正アクセス。社会全体でセキュリティ面の不安が高まる中、IDカードやパスワードの代りに人間に固有の生体情報で本人特定を行う「バイオメトリクス（生体認証技術）」に、熱い視線が注がれています。

私たちは、数あるバイオメトリクスの中でも最高峰のセキュリティ・ソースだと自負する「血流認証システム」を2002年に開発。以来、集合住宅、大型テナントビル、企業内の重要施設などに導入し、高度なセキュリティ環境を実現してきました。

カギやIDカード、パスワードにつきまとう「所持すること・記憶すること」の手間をなくし、紛失や盗難のリスクを回避する血流認証システムを通して、私たちは、何も手に持たない利便性と、より安全な情報社会の両立に、貢献したいと考えています。

20年に渡る導入検証と、24時間365日の万全アフターケアで、皆様の命と日常を守ります。

※導入に際し、取り付けできない形状の扉がございます。ご確認ください。

※見守りサービスとの連携にはWi-Fi環境が必要となります。

当社の拘り、それは品質とデザインです。当社が拘るデザインとは、当社製品をご購入頂いたユーザーの皆様に、ご友人をはじめとする周囲の方々に自慢して頂ける様なデザインである事。そして取付けて頂いた扉に新たな価値を付加するデザインである事です。

当社が拘る品質とは、日々皆様のお声に耳を傾け、どんなに小さなことにでも真摯に対応し、一歩でも、半歩でも、十分の一歩でも品質の向上に全力を尽くすところに存在します。当社の血流認証技術は、今までお使い頂いた全てのお客様に育てて頂いた技術であり、それこそが当社の誇りでもあります。

バイオニクス株式会社