プロジェクト概要

新方式の“急須”＝抽出器です。

構造、デザインが一体となって茶をこす、特許取得の新方式により、もっともシンプルで使いやすい新しい“急須”が誕生しました。その名は“ちゃPod”。

プロジェクト詳細

“ちゃPod”は、ふたと本体のみの究極のシンプル構造。かどばった凸凹はありません。そのため使用後の茶がらや珈琲がらを一瞬で流し出せます。また注ぎ口や取っ手もなく開口も広いので、洗いにくいところがなく、一瞬で完ぺきに洗えます。

どんなお茶や珈琲も「茶葉や挽いた豆を“ちゃPod”に入れ、お湯をさす」だけで、上のように入れて飲むことができます。＊緑茶については茶葉によって出る量が少ない場合があります。

ティーバッグを入れティーバッグサーバーとして使っていただくと、1個で何度か楽しめてお得です。特に日本茶のティーバッグの場合、茶葉がだんだん開いてエキスが出るので、数回使用することも可能です。＊茶葉の様子や量により使える回数は変わります。

本格珈琲を短時間で入れられます。ひとり分の中挽きの豆を“ちゃPod”に入れ、カップで湯冷まししたお湯を注いで2～4分ほど待ちます。そして“ちゃPod”を傾けて上澄みを注げばおいしい本格珈琲のできあがり。飲んだ後の後始末も一瞬で終わります。＊微粉が少し出ますが、お茶と同じく、飲んでも差し支えありません。お好みで。

樹脂製で特に肉厚に作っているため、軽すぎず、熱湯を入れても安心して持てます。また落としても割れません。使い終わった茶葉や珈琲は土に返せるので、他のゴミも出ず洗いも簡単な“ちゃPod”は、アウトドアにもってこいです。

“ちゃPod”の真骨頂は、〈線でこす〉という新発想。ふたに0.5mm以下の突起を3点設けて、ふたと本体の間に隙間を設けます。この通常の茶こしよりも細い隙間のおかげで、こすことができるのです。本体の独特な形から可能になったこの仕組みで特許を取得しました。

本体の周囲はすべて注ぎ口です。お茶や珈琲が出にくい場合は注ぎ口を変えられます。また注ぎ口となる開口部の先端は図のように外へ向かって湾曲しており、お茶や珈琲を出しやすく液だれが起こりにくいようにデザインしています。

ふたが透明なので、使用中かどうか、一見でわかり便利です。また“ちゃPod”を傾けてお茶や珈琲を入れている最中には、茶がらや珈琲がらがどこにどれくらいあるのかわかるので、注ぎ口を変える目安になります。

他人の目に触れるところで使う場合、使用中の内側にへばりついた茶葉などの内容物が丸見えなのは避けたいものです。そうした場合を考慮して本体の方は不透明になっています。

ふたのつまみは、片手で使うときに、自然につまみが手のひらにあたってふたが押さえられるよう設計されています。またどのように持っても、ふたを軽く押さえさえすれば、ずれ出ることはありません。それでいてふたの出し入れはスムーズにできるようデザインされています。全体が左右対称なので、右利き左利きを問いません。

本体は丸くふくらみのある形状になっています。傾け方によっては、茶がらなどがこのふくらみにとどまり、上澄みを出しやすいようにしています。また注ぎ口にすべての茶がらが集中しないよう注ぎ出せます。

“ちゃPod”は、実は、製造メーカーさんをお手上げにさせるような形状です。樹脂でものを作るには、上の左図のように型抜きしやすいことが必要です。しかし“ちゃPod”は、内部がふくらんでいるため、型抜きができません。そこで特別な仕組みの「型」を作ることでこの問題を克服、誕生することができました。そのため本体内には成形線が残っていますが、その点ご了承ください。

“ちゃPod”の容量は、約250ml（ふたの下のふくらみあたりまでで）。ひとり分なら大きめのマグカップ1杯分入れられます。湯呑みや小ぶりのカップなら、二人分入れられます。また緑茶の玉露であれば、数人分淹れられます。

“ちゃPod”を使っていただけば、容器ゴミを減らす助けになります。捨てられたゴミでもっとも多いのが、容器ゴミだそうです。リサイクルも大切ですが、リサイクルするのにエネルギーを使うので、CO2を増やすことになってしまいます。“ちゃPod”の普及により、持続可能（サステイナブル）な社会作りの手助けができれば幸いです。

セットする宇治茶について

宇治茶の郷ー京都からお届け

実はよく飲まれているペットボトルのお茶＝煎茶は、まとめて揉みながら乾燥させて作られており、これ、めずらしい製法なんです。そのおかげで、日本茶の茶葉は深い緑色で美しく、形は針のように細長いんです。上記の写真は日本茶開発の際に使用したと言われる茶畑（京都府宇治田原町の大福谷）です。今回リターンに用意したお茶は、日本茶発祥の地、京都からお届けするまぎれもない宇治茶です。茶種は煎茶です。

今回のために製茶したお茶

お茶は、畑や農家さんによってちがう、香り、形、色などの特徴を生かして合組み(珈琲で言うブレンド)をし、ねらいのお茶を作ります。今回のお茶は私ども株式会社AO Labo.の責任において特別に製茶したもので、ほのかな苦みとうまみをバランスよく感じさせる上品かつ上質な煎茶となっております。監修は株式会社丸又園の川邊佳秀氏です。川邊氏は全国茶審査技術競技大会で初出場で優勝という快挙を成された方で、地域社会貢献活動など幅広い活動を続けておられます。

同じ味を茶葉とティーバッグで

その特製の煎茶を、今回、茶葉とティーバッグでご用意。

茶葉の方は、一日1回茶葉を投入して数回飲むという使い方で、半月くらいは楽しんでいただけるのではと思います。

ティーバッグの方は、オフィスやキッチンで忙しく働く皆さんも、短時間で手軽に宇治茶を楽しんでいただけます。ティーバッグ一袋で1日お楽しみいただけるかと思います。

仕様

原料樹脂 AS樹脂

耐熱温度 80～100℃

○お湯を使用する際は、やけどにご注意ください。

○初めて使用する際は、食器用洗剤などで洗ってからご使用ください。

○やわらかい布やスポンジで洗い、たわしや磨き粉などは使用しないで下さい。

○食器洗い乾燥機の使用はお控え下さい。変質の恐れがあります。

○火のそばに置かないで下さい。電子レンジ・オーブン等では使用しないで下さい。

○直射日光等、強い光を当て続けないで下さい。変質、変形の恐れがあります。

スケジュール

2023年3月 Makuakeでの販売開始

2023年5月下旬 Makuakeでの販売終了

2023年6月末 サポーターへの発送完了

リターンについて

ちゃPod単体 一般販売予定価格2,970円

【超早割】20％OFF 2,780円(税・送料込み)

【早割】 15％OFF 2,950円(税・送料込み)

【Makuake割】10％OFF 3,130円(税・送料込み)

2023年06月末までにお届け予定

ちゃPod＋宇治茶葉50g入りのセット 一般販売予定価格3,470円

【超早割】20％OFF 3,200円(税・送料込み)

【早割】 16％OFF 3,350円(税・送料込み)

【Makuake割】11％OFF 3,550円(税・送料込み)

＊上級宇治茶(煎茶)：今回のプロジェクトのためにご用意しました。上級煎茶やうまみのあるかぶせ茶をほどよくブレンドした茶葉です。上品な味わいで長く親しんでいただける味に仕上げています。どうぞご賞味下さい。

2023年06月末までにお届け予定

ちゃPod＋宇治茶ティーバッグ4g×7袋入りセット 一般販売予定価格3,470円

【超早割】20％OFF 3,200円(税・送料込み)

【早割】 16％OFF 3,350円(税・送料込み)

【Makuake割】11％OFF 3,550円(税・送料込み)

＊上級宇治茶(煎茶)：今回のプロジェクトのためにご用意しました。上級煎茶やうまみのあるかぶせ茶をほどよくブレンドした茶葉です。上品な味わいで長く親しんでいただける味に仕上げています。どうぞご賞味下さい。

2023年06月末までにお届け予定

FAQ よくある質問

Qどんなお茶でもこせるのですか？

A こせます。ただ日本茶は茶葉によっては時に茶の出具合が悪くなることがあります。その際はちゃPodを回して注ぐ場所を変えていただくか、蓋の周囲の細かい茶葉を拭き取っていただくなどして試していただけたらと思います。

Q使い方にコツはありますか？

A あります。いきなり大きく傾けるよりは、上澄みから順に注ぐようにしだいに傾けていただいた方がいいです。その理由は、茶がらや珈琲がらが一気に注ぎ口に集まらない方がいいということです。そうして最後に絞りきるときには、ちゃPodを少し回して注ぐ場所を変えると絞りきれます。

Q耐熱温度が１００度までOKとのことなら、食洗機を使っても大丈夫なのでは？

A 食洗機使用は可能なのですが、数十度の高い温度にさらされ続けることによる膨張と、その後冷まされる温度変化でクラック（細かなひびのようなもの）等の影響が出る恐れがございます。このような理由から、当社では食洗機の使用をおすすめしておりません。

Q茶渋などが目立ってくるなどした際はどう洗えばいいでしょう？

A 樹脂は表面が削れやすいため、削り落とす作用のあるクレンザー等や研磨剤入りのたわしなどは使用しないで下さい。また化学薬品には強くないため、メラミンスポンジ（激落ちくん等の商品）や柔らかい布、スポンジなどで洗っていただくようお願いいたします。

Q今回は本体が乳白色ですが、他のバリエーションが加わる可能性はありますか？

あります。他のカラーや形状、蓋のつまみ部分のデザインを変えるなど可能性は無限です。皆様のご意見やアイデアもお聞きかせいただきたく思います。今後多くの皆様にちゃPodが受け入れられれば、バリエーションを増やしたく思っております。

資金の使い道

Makuakeプロジェクトの終了後、できるだけ早期に一般販売をしたいと考えており、Makuakeで得た資金は、増産費用とオプション（ちゃPod用巾着や湯をさす道具等）の製作費、広報費用に活かしたいと考えています。

実行者紹介

株式会社AO Labo.(アオラボ)

持続可能な未来のための製品を京都・宇治から

株式会社AO Labo.は持続可能な未来を作るための製品を企画製作するため、2021年4月30日に起業した会社です。我が社の製品第1号が“ちゃPod”で、発想から、特許出願、製品開発に相当の時間を要して、このたびようやく世に送り出すことができました。

我が社の社員はまだ少ないですが、全員が宇治茶振興に関わる仕事を経験してきました。そんな中、起業する何年か前に「京都環境フェスティバル」」にて、賢い消費＝エシカル消費につながるということで、宇治茶振興のコーナーを担当しました。その際に「環境問題の解決に貢献できる」という思いを強くしました。

同じ頃、宇治茶振興の活動の中で、急須を持たない家庭が増え、茶葉を使う方が減る一方であることを知り、大きな課題と感じていました。

そこで、少しでも多くの方が手軽に楽しくより良い生活へ転換できる、そんな製品ができないものか考え始めました。そうして生まれたのが“ちゃPod”です。

まだ小さな一歩ですが、“ちゃPod”の広がりにより、茶葉や豆を使う生活が少しでも多くの世帯に広がることを期待したいと思います。また“ちゃPod”を皮切りに、持続可能な社会作りにお役に立てる新たな製品を企画開発していきたいと思っています。

株式会社AO Labo. 代表取締役 大橋 敏裕