プロジェクト実行者
ストーリー
- 押印時に印影の裏面に凹凸ができ、印影と凹凸の二重で真偽が確認できる印鑑
- 特許権、意匠権、商標権を取得し、実印でも使用可能
- 凹凸部分はコピーやスキャン等では読み取れないため、印影のみからの偽造は基本的に不可能
暗証印鑑を考案したきっかけ
従来の印鑑は平面の印影のみで表されるのが常識でした。
しかし昨今の著しい技術の進歩に伴い、印鑑の形自体も時代に合わせ、進化をしなければいけない時期が来ていると強く感じます。
そこで偽造防止と印鑑文化保護の観点から、印影と凹凸で構成された暗証印鑑を考案しました。
暗証印鑑とは?
※暗証印鑑による印影(左)と同印鑑によりカーボン紙の上から押印された印影(右)
そもそも暗証印鑑とはどのようなものでしょうか?
一言で言うと「押印時に印影と凹凸が同時につく印鑑」となります。
具体的には表向きは印影、裏向きは凹凸が確認できる印鑑のことを指します。
これは上記の写真をご覧いただくとお分かりになるかと思いますが、左の写真は通常の表向きの印影で、右の写真はカーボン紙の上から押印した印影となります。
勿論どちらも同じ印鑑で押印されたものとなります。
左の写真は従来通りの印影ですが、右の写真に関しては「暗証印鑑」という印影の「暗」の下の「日」の部分が特に黒くなっていることがお分かりいただけると思います。
これはこの「日」の部分のみに凹凸ができていることを指しており、この現象は従来までの印鑑では考えられません。
また下記の写真をご覧ください。
これは、従来までの印鑑による印影(右)と同印鑑によりカーボン紙の上から押印された印影(左)となります。
左の印影を見ていただくとよくお分かりになるかと思いますが、どれだけ強く押印しても周りの円に対してにしか力が加わらないため、結果従来の印鑑であれば円の中に凹凸ができることはない、ということになります。
これが従来にはない暗証印鑑の特徴となります。
なぜこのようなことが可能なのか?
(※上記の暗証印鑑により押印された印影の裏面部分)
ではなぜこのような印影を作成することが可能なのでしょうか?
従来の印鑑は完全に平面のみでしたが、暗証印鑑は印鑑の印面の一部にわずかな凹凸を設けているため、押印時に印影に凹凸がつく、ということになります。
また押印した際、捺印マットの弾力で印鑑が紙面に押されるため、本来矛盾した関係である印影と凹凸ですが、両方とも問題なく反映されます。
当初は印影と凹凸の2つを両立させることは不可能である、と考えておりました。
実際に自分たちでいくつか試作品を作成し、何度か失敗した結果、現在の形に至ります。
なぜ暗証印鑑が必要なのか
では暗証印鑑の必要性とはいったいどこにあるのでしょうか。
暗証印鑑の一番のメリットは、万が一偽造されても比較的すぐにわかることです。
もし万が一自分の印影を偽造された場合、その印影が偽物であることを偽造された側が証明しなければなりません。
しかし従来までの印鑑では、非常に複雑な印影であれば偽造を防止できるものも中にはあったのかもしれませんが、逆に言うと印影以外での偽造防止方法はありませんでした。
またその印影が偽物であることを目視のみで確認することは困難だったのではないかと思います。
しかし暗証印鑑であればもし万が一印影を偽造されたとしても、比較的迅速かつ明確に偽造を見破ることができる、というメリットがあります。
また暗証印鑑の場合は印影のみならず、凹凸も含めた印影となっております。
そのためコピーやスキャン等による印影のみのデータからでは、完全に偽造することは事実上不可能ということになります。
リターン
各コースのリターンや、リターンに含まれるモノについてご紹介します。
コースは大きく分けて3種類あり、それぞれ70,000円、100,000円、150,000円の暗証印鑑に分かれております。
それぞれ詳しく解説してまいります。
70,000円の暗証印鑑
初めに70,000円の暗証印鑑ですが、こちらは柘植製(木製)による暗証印鑑で作成されており大きさは直径16.5mmとなります。
ただしここから要注意です。
こちらの70,000円の暗証印鑑は一文字のみに凹凸がつくという形になります。
例えば、「暗証印鑑」という印影であれば、「暗」の一文字すべてに凹凸がつく形、となります。
この70,000円の暗証印鑑に関しては特に要注意いただければと思います。
100,000円の暗証印鑑
次に100,000円の暗証印鑑ですが、こちらも柘植製(木製)で作成されており、大きさは直径18mmとなります。
こちらは先ほどと異なり、文字の一部分のみに凹凸がつく形となります。
例えば、「暗証印鑑」という印影であれば、「暗」の「日」の一部分に凹凸がつく形です。
150,000円の暗証印鑑
そして最後に150,000円の印鑑ですが、こちらはチタン製であり大きさは先ほどと同じ直径18mmの暗証印鑑となります。
こちらも先ほどと同じで、文字の一部分のみに凹凸がつく形となります。
これも先ほどと同じで「暗証印鑑」という印影であれば、「暗」の「日」の一部分に凹凸がつく形です。
それぞれ十分にご覧いただければと思います。
どちらも凹凸を施すための追加工を行っておりますが、一文字よりも一部分の方が加工面において難しいと言われています。
また偽造防止を考えた場合、一部分の方がより偽造しにくいのではないか、という2つの考えがあったため、それぞれの料金となっております。
チタン製に関しては製造が大変難しく、特に細かい加工が難しいとされているため、かなりの割高となりました。
Q&A
Q1:印影を変更することは可能ですか?
A1:基本的に変更することはできません。
Q2:印影のプレビューの確認はできますか?
A2:印影のプレビューの確認は必須です。必ずご確認ください。印鑑に入れるお名前をMakuakeメッセージから必ずご連絡ください。折り返し印影のみのプレビューの画像をMakuakeメッセージよりお送り致します。
Q3:凹凸を指定することは可能ですか?
A3:凹凸を指定することはできません。なぜならば事前に凹凸を指定してしまうとどこに凹凸ができたのかが分かってしまう恐れがあるため、防犯上対応しておりません。
Q4:書体の指定は可能ですか?
A4:基本的には『古印体』のみとなっております。なぜなら暗証印鑑に最も適した書体だからです。それ以外の書体に関しては現段階ではお受けしておりません。
Q5:100%偽造を防止することはできますか?
A5:残念ながら100%偽造を防ぐことはできません。あくまでもコピーやスキャン等からの偽造を防ぐことがメインとなります。また印影にプラスして凹凸があるため、偽造の抑止力にもなりますし、より安全性の高いことがお分かりいただけるかと思います。
Q6:凹凸部分が出にくい時はありますか?
A6:基本的には従来の印鑑の使用方法と同じように、朱肉と捺印マットによる押印であれば問題ありません。また通常の力による押印であれば全く問題ありません。ただし、極端に分厚い紙での押印や極端に力が弱い方による押印の場合、用紙に凹凸が出にくい場合がありますので予めご了承ください。
Q7:実印での使用は可能でしょうか?
A7:可能です。なぜなら基本的な構造は従来の印鑑と同じ条件を満たしているため問題ありません。また印鑑登録の実績もあり、過去に拒絶された例もありません。また銀行印に関しても実印の場合と同様の理由より使用可能です。
Q8:納期はいつ頃になりますか?
A8:通常は1カ月~3カ月になります。ただし受注状況により、納期が遅れる場合がございますので予めご了承ください。
Q9:作成できない印影などはありますか?
A9:文字数など内容によっては彫刻できない場合がございます。もしご不安な点がございましたら、大変お手数ですが一度お問い合わせいただけたらと思います。
資金の使い道
もし今回のプロジェクトでたくさんのご応募があった場合、その資金の用途につきましては、今後の暗証印鑑の啓発活動、及び広告宣伝費、または新型の暗証印鑑の開発・研究費等を検討しております。
実行者紹介
実行者:高橋孝周(タカハシタカヒロ)
1995年3月31日生まれ 徳島県徳島市出身。
2013年 川崎市立高津高校卒業。
2018年4月より「暗証印鑑」考案開始。
2019年10月11日 「暗証印鑑」の商標権取得 (登録6187670)
2020年11月12日 「偽造防止の印鑑」で特許権取得 (特許6793362)
2021年4月1日 「印材」で意匠権取得 (意匠登録1683732)
2022年3月31日 コードシール株式会社設立
リスク&チャレンジ
リスク&チャレンジ
私たちは「暗証印鑑」を製作するために、現在向上とデザイン・素養を表現できるよう、プロジェクトを誠心誠意進めています。 しかしながら、開発中の工程において、デザイン・使用が一部変更になる可能性もございます。 製造スケジュールについては、現在プロジェクト成功を想定した数で調整しておりますが、想定を上回る応援購入の申し込みがあった場合、製造工程上の都合や配送作業に伴うやむを得ない事情により、お届けが遅れる場合がございます。 上記のようにプロジェクトページに記載している内容に変更がある場合には、できるだけ早く活動レポートなどで共有を行っていく予定です。 最後に「暗証印鑑」を手に取ってくださった皆様に喜んでもらえるよう、チームメンバー一同心込めて対応していきますので、応援よろしくお願いします<(_ _)> ※本文中に記載させていただいたスケジュールは、あくまでプロジェクト公開時点の予定です。応援購入の性質上、配送遅延のおそれがございます。 ※原則として、配送遅延に伴う応援購入のキャンセルはできませんが、リターン配送予定月から6ヶ月を超えた場合には、希望者に限りキャンセルにて対応させていただきます。
サポーターからの応援コメント
文章のTOPへ
応援購入する
【柘植 16.5mm】一文字に凹凸がつく直径16.5ミリで柘植製の暗証印鑑
70,000円(税込)
【完成した製品×1点】
※こちらは、一「文字」に凹凸がつく形となりますので予めご了承ください。
※こちらの大きさは直径16.5mmの印鑑となります。
※印影を変更することはできませんので予めご了承ください。
※印鑑に入れるお名前をMakuakeメッセージから必ずご連絡ください。そうしましたら折り返し印影のみのプレビューの画像をMakuakeメッセージよりお送り致します。
※皆様の応援購入により量産効率が向上した場合、正規販売価格が販売予定価格より下がる可能性もございます。
※デザイン・仕様は変更になる可能性もございます。ご了承ください。
※ご注文状況、使用部材の供給状況、製造工程上の都合等により出荷時期が遅れる場合があります。
【柘植 18mm】一部分に凹凸がつく直径18ミリで柘植製の暗証印鑑
100,000円(税込)
【完成した製品×1点】
※こちらは、一「部分」に凹凸がつく形となりますので予めご了承ください。
※こちらの大きさは直径18mmの印鑑となります。
※印影を変更することはできませんので予めご了承ください。
※印鑑に入れるお名前をMakuakeメッセージから必ずご連絡ください。そうしましたら折り返し印影のみのプレビューの画像をMakuakeメッセージよりお送り致します。
※皆様の応援購入により量産効率が向上した場合、正規販売価格が販売予定価格より下がる可能性もございます。
※デザイン・仕様は変更になる可能性もございます。ご了承ください。
※ご注文状況、使用部材の供給状況、製造工程上の都合等により出荷時期が遅れる場合があります。
【チタン 18mm】一部分に凹凸がつく直径18ミリでチタン製の暗証印鑑
150,000円(税込)
【完成した製品×1点】
※こちらは、一「部分」に凹凸がつく形となりますので予めご了承ください。
※こちらの大きさは直径18mmの印鑑となります。
※印影を変更することはできませんので予めご了承ください。
※印鑑に入れるお名前をMakuakeメッセージから必ずご連絡ください。そうしましたら折り返し印影のみのプレビューの画像をMakuakeメッセージよりお送り致します。
※皆様の応援購入により量産効率が向上した場合、正規販売価格が販売予定価格より下がる可能性もございます。
※デザイン・仕様は変更になる可能性もございます。ご了承ください。
※ご注文状況、使用部材の供給状況、製造工程上の都合等により出荷時期が遅れる場合があります。
「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 プロダクトカテゴリの 「【特許取得済】まるで魔法!?偽造防止の暗証印鑑」プロジェクト詳細ページです。