「ANICORN Seiries000」は歴史あるドイツのバウハウスのカラーをイメージしている新シリーズです。

アニコーンは、"デザイン + 活字+ メカニズム"を時計に組み込む事が出来ないか、と言うアイデアからスタートしています。中古腕時計の販売をする傍ら、2年に渡って時計の針が不要、回転するディスクから秒、分、時間を垂直に読み取ることができる"同心円ディスクシステム"の開発を行い、オリジナル時計を作る事が出来ました。

時間を見る 新しい方法

アニコーンは独自の「同心円ディスクシステム」を文字盤に搭載。3層のディスク・システムにより回転するディスクから秒、分、時間を垂直に読み取る「針のない時計」をデザインしました。

他にない文字盤の形が周囲の注目を集め、会話を始める良いきっかけになります。

時刻を示す時数と分数は時計回りに刻印されています。3枚の独立した「同心円ディスク」に、外側からそれぞれ時間と分単位の目盛りが刻まれ、最上部中心のディスクには秒が印されています。コンパスで方角を読むのと同じように、最上部に刻まれた印を頂点にし、文字盤に並ぶ数字を一直線に読むことで時刻を知ることができます。

時間の読み方

機能性を基盤にした形

アニコーンのストレートでグラフィカルなデザインは、実用的なシンプルさと機能性から発想を得ています。アニコーンの幾何学的な形は、その意図された機能と目的に基づいています。

歴史に名を残した歴代の天才達は、様々な発明とともに多くのグラフィカルなデザインを作り出しましたが、それらは人の生活で見受けられる場面や物に当てはまります。

「ANICORN Seiries000」は歴史あるドイツのバウハウスのカラーをイメージしています。

設計過程

スイス製カスタムメード書体：Grow（グロウ）

時計に数字は不可欠なものであり、それを記す書体は視覚的にも時計の表面を制すると言えます。 アニコーンはこの重要性に従って数字の書体をこだわりました。

またコミュニケーションに関する研究では、書体が持つ独特な形や文字装飾により、人の雰囲気、態度、そして人物像を表現することができるとされています。

アニコーンの数字書体に採用されているGROWはスイスを拠点にした書体スペシャリストDinamo（Johannes Breyer氏およびFabian Harb氏による事業）によってデザインされました。このハイブリッド書体は、サンセリフの中でも世界に最も革新的な書体の一つと言われています。純粋主義の中に技術的なテイストを加えたこのユニークな書体は、アニコーンのモダンなイメージを引き立たせます。

バッテリー不要巻式ムーブメント

アニコーンは自動巻きシステムを採用しています。通常使用に置いて自動にネジが巻かれるので半永久的に使用できます。

時計を着用している間、自動でネジが巻かれます。電池の交換もネジを巻く必要もありません。リューズを時計回りに巻くことでネジを巻く事も出来ます。

ミヨタ8215、自動巻上げムーブメント、モデル8215、リューサイズ11/2 (26.00 mm)、3 Hands、 21 Jewels自動巻上げムーブメント

男性着用時

女性着用時

アニコーンシリーズ000の製品は複雑な構造であるという性質から製造数がとても限られてしまいます。限られた製造数ではありますが、より多くの方が支援してくださると幸いです。

ANICORNシリーズ000オートマチック腕時計、ベルト：ブラック、フェイス：ホワイト、同心円ディスク：オレンジ

ANICORNシリーズ000オートマチック腕時計、ベルト：ブラック、フェイス：ブラック、同心円ディスク：ホワイト

ANICORNシリーズ000オートマチック腕時計、ベルト：グレー、フェイス：グレー、同心円ディスク：オレンジ

ANICORNシリーズ000オートマチック腕時計、ベルト：ホワイト、フェイス：グレー、同心円ディスク：ホワイト

保証カードと説明書が付き、専用の箱に同梱されています。

パッケージ

保証カード

「ANICORN(アニコーン)」はデザイン、活字、メカニズムを組み合わせた時計です。デザイン性、書体、そして構造への解決として、三角形の思考を駆り立てます。

哲学： Less & More

「最善と最悪」、「知恵と愚かさ」、そして「少なさと多さ」。物事を対比させた考えは、歴史的にも審美的にもモダニズムとポストモダニズムの間で議論されてきました。最善と最悪、そして知恵と愚かさ。ピーター・ベーレンスやミース・ファン・デル・ローエなどのドイツ建築家は「少ないことは、より豊かな（多い）ことである」と主張しました。一方でアメリカの建築家であるロバート・ヴェンチューリは「少ないことはつまらないことだ」と反論したのです。

アニコーンはこれらの美学を進化させ、両者の真逆な考えの良いところを取り入れ調和させることで、「少」であり「多」であることを見出しました。このコンセプトは私達が状況主義的なデザインセンスを用いて、機能、構成、そして形を追求し、その上でデザイン美学を実現するための道しるべになっています。

Joe Kwan（ジョー・クワン）は多数の専門を持つデザイナーであり、オーストラリアのロイヤル・メルボルン工科大学にてコミュニケーションデザイン学士号を優れた成績で取得しました。2008年にはStudiowillを設立。このスタジオは地域で最も活発なデザインスタジオの一つへと発展しています。

Joe Kwan氏の作品は英国のD＆AD賞、オーストラリアグラフィックデザイン協会（AGDA）、香港デザイナー協会賞など、世界的に由緒あるデザインコンテストで受賞。また、2014年には上海デザイナークラブによって「100人の優れた中国人デザイナー（30歳未満）」に選ばれました。

私達が自分たちのネットワークを超えて声をお届けすることには限界があります。皆様がフェイスブックで「いいね！」してくださる、またお友達やご家族にメールでちょっと勧めてくださるだけで、私達のキャンペーンが成功する大きな助けになります。

私達がアニコーンの時計を愛しているように、皆様が私達の時計を愛してくださり、また最初のアニコーン時計を得るためにご支援くださいますことを、心より願っております。

アニコーンシリーズは、アメリカのクラウドファンディングサイト、KICKSTARTERで24 時間以内に目標の約550万円を達成、最終的に約1,700万円の支援を集めました。また、GQ やFAST COMPANY など、世界中のデザイン・ライフスタイル系メディアで大変注目されました。
この度、アニコーンの新モデルの日本デビューができることをとても嬉しく思います。

ご支援どうぞよろしくお願いいたします！

リスクと課題

大量生産の過程では予期されなかった状況により、納期が遅れてしまう可能性もあるかと思います。その場合は必ず、全ての支援者の方々へ迅速にお知らせをいたします。