牛若丸・義経・武蔵坊弁慶・（？）が　　　肥後守ナイフに！

お願いした「牛若丸・義経・武蔵坊弁慶・？」のスケッチ！

血ゑさんの感性が、私の想いを超えました。

肥後守の切れ味は、そのまま。

エングレバー・デザイナー「血ゑ」さん、彫金中

１本の線を大事に彫ります。「血ゑ」

五代目、自ら粗削りしています。

鍛造から刃付けまで、一人で何十の工程を！

高島屋百貨店（東京・名古屋・京都・大阪、他各店）「日本の伝統展」に刃物部門の代表として参加されています。 各会場には毎年「肥後守ナイフ」の愛好者が多数来られますが皆さんは毎年新しものを 求められるそうです。 五代目はそのような愛好者の方に喜んでいただけるように日々の鍛錬と工夫、努力をしていますとの事です。

私も見学を兼ねて打ち合わせに（大阪店にて）

市販は考えず、高島屋さんに来られるマニアの方に喜ばれたら嬉しい。

１２０有余年の歴史を次の世代へバトンを渡す為に小さな積み重ねが。

初代から綿々と続く新たな挑戦が五代目にも引き継がれています。

私も、三木の伝統工芸品と天然砥石で研ぐ文化の継承に微力ですが頑張ります。

１９４５年生まれ、７８歳　藤本義信　の　歩み

鍛冶屋から始まり金物販売、そして、欧米等の日本総代理店権を得て。

オリジナル製品を海外で委託生産して日本国内へ販売。

総代理店及びオリジナル製品は１００点以上です。

現在は原点に戻って国内で生産者とコラボしています。

三木の伝統工芸品として生産を続ける肥後守に新たな価値を生み出す。

彫金入り肥後守を三人で進めます。

・肥後守愛好者・歴史好き・義経ファン、広くは刃物が好きの方に！

牛若丸は橋の上

持っているだけで満足いただける。
１本の線を大事と考えて血ゑさんが、心込めた手彫りは同じものは存在しません。

ご注意：全て彫り上げです表面は隆起しています。

義経の逆落とし

豪傑＆忠臣・武蔵坊弁慶

定光作　肥後守ナイフ　青紙鋼　の切れ味は、何時も同じ。

・段ボールを切る

木を切る

杖を造る

木を切る（節も楽々）

※偶には天然砥石で研ぎを！

杖作りに（１００本作りました）藤本

彫金シリーズの誕生は　！！　　　　　　

四代目が秋田の樺革師とのコラボで山桜を鞘に貼ったアイデアを目にして。

蒔絵・漆塗り・彫金・革張り、等々が出来ないか五代目と二人で求めていました。

レーザー光線での彫り物は可能と言われたが。

二人ともゴーサインが出せなかった。

彫金師を探し富山の彫金師の知人とは出会えましたが・・・。

２年ほど前にデザイナー（五代目の従妹の娘さん）に話をしましたが・・・。

昨年の夏ごろに、彫金師：エングレバーを目指したいと聞いて。

海外での販売も考えて、富獄３６景・浮世絵・武者等を頼みました。

昨年末に見本を見せてもらい。

２年越しの想いが実現できる喜びは嬉しいの一言では言い表せません。感激！

肥後守の刃部、鍛錬中

粗削り

彫金中の血ゑさん

肥後守の彫金シリーズの第一弾にセレクトしたのは

　牛若丸・義経・弁慶に、（？）を血ゑさんにお願いしてできたのが

　私の想像とは違ったけど、納得の静御前です。

・義経に拘った訳は。

　弊社の横に、弁慶の足跡、１．４㎞の案内板が有ります。

右、弁慶の足跡／左、谷　大膳の墓（播磨自然道です）

弁慶の足跡・石仏と岩（足跡らしい型が有ります）

子供のころから義経が通った道が有ると聞いていました。

義経は搦手軍の指揮を執って京都から三草山（兵庫県加東市）に陣取る平家軍を攻略する為に１万余騎（？）で進軍、平家軍が一の谷に向かって敗走したので。

それを追って、小野・三木を通って一の谷へ、途中に有名な鵯越の逆落としです。

三木での道のりは弊社の前を通り（？）跡部の足跡を残し、上の丸（後の三木城跡）

三木の南方、月輪時と八幡宮の　あたりを通り山を南下して一の谷へ向かったとの

案内板が三木山（三木総合公園の南）の山頂付近に建てられています。

私は大宮八幡宮の下で生まれたので、縁を感じています。

月輪寺の住職は中学時の担任でした、昔は神仏混在で月輪寺の中に八幡宮が有ったと

三木から一の谷へは徒歩で５時間前後、車だと３０分位です。

このプロジェクトが公開されたら、一度、弁慶の足跡の案内板（弊社前）から徒歩で道を辿ってみたいと考えています。

出来れば三草山から一の谷まで義経の通った道を探りながらと想っています。

・三木史の紹介の中で新たに見つけたのは、三木山総合公園の頂上付近から昔なら谷

　を越えた小林地区の旧道に「義経道」が証明されています。

　　　　　　　　　　　　　三木史研究家　福本錦嶺氏（同級生の親父さんです）

肥後守の工程は、私も何度か見ましたが。

鍛冶屋の倅にて子供頃から家業の鋸と鏝の工程は頭に入っています。

・鉄板をデチメと呼ばれていた金切り道具で形に切り、鍛錬して形にします。

　粗削り後、焼き入れ・焼き戻し・中削り・型の修正・中研ぎ・仕上げ研ぎ。

　肥後守は鞘を先に取り付け（カシメ）ないと小さいので削りにくい。

　その他、こまごまとした工程が有ります。

　鞘も鉄板を曲げ研磨で形を仕上げ、刻印を打ちます。磨きや塗装もします。

　一つの製品を造るのには、数えきれないほどの工程が有ります。

　出来上がってからも検品を兼ねて油吹き、包装・箱入れ等々です。

刃合わせ（刃先の調整、歪むと真っすぐに切れません）大事な工程です。

三木の鍛冶屋

私は兵庫県三木市大宮町に生まれ、三木に育ち、三木の金物と生きた７８年ですが。昭和３０年代までは三木特産金物を生産する鍛冶屋さんは数多くありました。私が生まれた隣保は１５軒の構成でしたが鋸（のこぎり）鍛冶が９軒、鉋（かんな）鍛冶が1軒、鏝（こて）鍛冶が1軒 その他、植木屋さん・馬力屋さん・魚屋さんが各1軒、行政書士さんが1軒でした。今は、 近くに移転された鏝屋さん1軒のみとなっています

鞴で火を熾し

鍛錬します（何時も湯が沸いています、焼き芋もできました）

上から、カンナ・コテ・コガタナ・ノコギリ・ノミの５組合員が担当しています。

仕様

仕様：真鍮鞘／刃の長さ・７０ｍｍ／刃幅・９ｍｍ／刃厚・３ｍｍ

　　　重量・５０ｇ／全長・１７０ｍｍ

※全て手造りです、少しの違いは生じます、ご理解の上にて、応援購入を。

生造国　日本・兵庫県三木市

スケジュール

四人の見本が出来て。

何度目かの三人での検討にて決めました。

１）   鞘の色・・・やっぱり、真鍮

２）   彫金の痕・・彫金するとバリが出ます。

　　　　Ａ：バリを取れば手触りが良い

　　　　Ｂ：せっかくの彫金だから、そのまま。

　　　　Ｃ：中をとって、少しだけ磨く。

３）   刃の材質・・肥後守の定番で上のランクで。

４）   サイズ・・・サポーター様が迷われない様に

　　　ワンサイズ。だと　大で。

　　　後は、五代目と血ゑさんの技で勝負！！

　　・愚な質問（？）、わたしには大事な問い。

　　　血ゑさんは１日に何本彫れますか。

　　　１日３本かな。　だと、１か月で９０本

　　　毎日は無理だよね。

　　　あれやこれや、真剣に、考え考え、楽しく。

　　　進めています。

○　血ゑさんに無理をさせないで、公開が決まり次第始めます。

　　サポーターさんに待って戴ける許容範囲。

　　６月のお届けを目指しています。

血ゑ作の証として、左下に「血ゑ」を切ります。

リターンについて

義経達を彫金した　定光作　肥後守ナイフ　青紙鋼　大

彫金　「源　義経」　定光作　肥後守ナイフ　青紙鋼　大

彫金　「牛若丸」　定光作　肥後守ナイフ　青紙鋼　大

彫金　「静御前」　定光作　肥後守ナイフ　青紙鋼　大

彫金　「武蔵坊　弁慶」　定光作　肥後守ナイフ　青紙鋼　大

四人を各１５本造ります。

仕様：真鍮鞘／刃の長さ・７０ｍｍ／刃幅・９ｍｍ／刃厚・３ｍｍ

　　　重量・５０ｇ／全長・１７０ｍｍ

※全て手造りです、少しの違いは生じます、ご理解の上にて、応援購入を。

生造国　日本・兵庫県三木市　永尾かね駒製作所　五代目

遊び心が本物に

大方の案が　見本が　出来上がりました。

数日前に来社された銀行の支店長に紹介したところ。

記念になる「高価」な物が有れば欲しいと言われた。

考え・考え、永尾さんと血ゑさんに相談しました。

永尾さんは、一番良いのは「多層鋼の特大」重量感も有り見た目も映える。

私の想いは、今回のテーマ以外を考えていましたが。

血ゑさんが、四人が好きになったのでと。

決めました、四人を「定光作　多層鋼　特大」で各３丁のみに。

光作　多層鋼　特大の仕様　・右が特大　

全長：２１５ｍｍｘ刃丈：９０ｍｍｘ鞘丈：１２０ｍｍ

刃厚：４ｍｍｘ重量：１００g

手造りに付き、サイズの誤差は少し生じます、ご理解の上にて、応援購入を。

〇多層鋼の見本は義経です.

引き続き、牛若丸・静御前・武蔵坊弁慶を掘ります。

特別品（多層鋼）のお届け時は、桐箱に入れます。

実行者紹介

今や、肥後守は日本のみにあらず、アメリカ・カナダで。

さらに、欧州・オセアニア・アジアでも評価されています。

今回の彫金入りを皮切りに。

肥後守コレクションとして。

三人で新たにスタートします。

私・藤本が公開させて戴いた。

手造り肥後守

天然砥石、超大判・スタンダード判

電動式水研機

肥後守・アウトドア包丁・細身・幅広

肥後守・干支入り・名前入り

日本刀工法で造る・義作包丁

お陰様で海外にも広がっています。

これから当分、三人でのチャレンジを続けます。

応援賜ります様、宜しくお願い致します。

期待もしてください。

実行者紹介　　三世代

新進気鋭のデザイナー　「血ゑ」さん　

彫金中の血ゑさん

五代目の従妹の娘さんです。

彼女の一言　兵庫県在住です。

ゲームのグラフィック、アパレル等のデザインを主に。

専門学校・大学での講師などの傍らエングレーバーとしての活動を開始。

一つ一つの線を大切に丁寧な彫に心がけています。

世界で一本しかない、特別な想いを込めて彫らせて戴きます。

※若輩ですが、エングレーバー：彫金師としても探究していきます。

　ご指導の程宜しくお願い致します。

五代目　永尾光雄

初代から受け継いだ４代目の技と心意気に負けぬように、

鋼の進化に合わせて思考と技の研究に日夜努力しています。

一昨年には、「都会を出て暮らそう・三木編」に三木の地場・工芸品として「肥後守に初めて、ＭＣの名前を入れて、当日・仲田三木市長より、お土産として進呈されました。

同時期にアルファ工業（株）さんが「干支入り・名前入り」プロジェクトを公開。

そして、世界へは「お好きな２文字」入れます。公開中！

アメリカ人が選んだ「幸福・自由・平和・勇気・希望、他」

漢字、ベスト１０からセレクト。

藤本義信　７８歳

NPO法人のメンバーに　刃物研ぎ、指導中

五代目の山桜鞘から浮かんだ、彫金はできました。

蒔絵・漆塗りが出来ないか次に向かって挑戦中です。

定光作・肥後守ナイフ、あれこれ。

義作・包丁各種・ダイヤモンドの毛抜き・指レンズ・

何でも切れる鋏・キッチンハサミ等々思考中です。

日本では採れなくなりつつある黄土色（紫色）天然砥石。

※〇〇地（山）で採掘中です。（現時点では㊙です）

※三木のＰＲ　三木は金物の町です。

　毎年、１１月の第一土・日に金物まつりを開催。

　金物以外にも三木の産業としての各種事業所が格安にて展示販売しています。

　私（弊社）も３０年くらい前から毎年では無いですが参加させて戴いています。

　ホームセンターでの販売用に生産した工具類の半端物（０円から～特別価格）

　肥後守ナイフ・天然砥石は半額から

　コロナ蔓延にて数年開催されませんでしたが１昨年はハーフ規模での再開。

　昨年から、従来のフル規模での開催となりました。

　来場者は２日間で、コロナ前は１６万人でしたが昨年は県内は元より近県から

　１０万人超でした。　

※今年も１１月２日（土）３日（日）の予定です。

　是非、ご来場ください。

　昨年も４名様が来てくださいました。

　一昨年は、東京から来ました（？）驚きで言葉が・・・。嬉しかったです。（涙）

昨年も大勢の方が来店されました、有難うございました。

今年も半端物から新製品まで、金物祭り・０円～超特価でお待ちしています。

０円品の例：各種部品類・昔の携帯電話ケース色々・お子様のみ竹とんぼ材。

・一昨年は乾電池（古い）１０００個ほどが、あっと言う間に！

０円品用に、オーディオアクセサリー色々・その他、倉庫を整理しながら探します。

・昨年の事、ドイツ製のルーターの本体部が動かなかったので差し上げたところ

　２日目も来られて、治ったよて。　私では修理が出来なかったけど。

　私には不要でも、人によっては活きますね。

今年は高専の教授と刃物研ぎ講座を弊社のブース内で開設の予定で進めています。

　・教授が広めたいのは「日本には刃物を研ぐ文化が有る」

昨年、２回目の研ぎ講座が学校にて開催されました。

小中学生を対象に、肥後守ナイフ　豆タイプでの初めての研ぎを体験して習得してもらっています。