旅や散策に便利で小粋な「ショルダー呉服小袋」を室町呉袋さんとのコラボ企画

世に多くのショルダーポーチがあってどれを選んでいいか迷っている方へ

「これだけ」あれば、スマホや小物を入れて「手ぶら」になれる呉袋コラボ企画

室町呉袋とは？

室町呉袋とは

室町呉袋は、松本商店さんが展開している

「アンティークの着物用反物から、一点一点、丁寧に作りあげた袋」のことです。

室町呉袋の「室町」は、京都中心地を南北に走る室町通りが由来。室町通りは江戸時代から全国有数の呉服問屋の立ち並ぶ通りとして栄えた通りです。
「呉袋」は「呉服用の生地から作った袋」をちぢめて「呉袋」になりました。

今回のコラボは、京都室町のビンテージ呉服のアップサイクルバッグ

室町呉袋の仕様を別注したALLESTコラボ「呉袋」をお届けします。

試作と試用

何個も試作し「使いごこち」を試してきました。

ALLEST小袋特徴　

別注ポイント①

「厚手」で「金襴豪華」な呉服生地を厳選

別注ポイント②

スマホや小物をサッと出し入れ便利「サイドポケット」

別注ポイント③

磁石ボタン採用「手軽に開閉」「中見が見えない落ちない」

④紐の長さが自由自在　

真田幸村が考案した日本の超丈夫な紐である「真田紐」を使用。
（＊考案者に関しては諸説あります。）

紐の長さ調整は「結ぶ」という単純構造で、「無限調整が可能」「便利さ無限大」でまさに「温故知新」

ショルダー

手提げ

キャリーバッグに「結んで」

⑤負担のない「重さ」

⑥リバーシブル

⑦メイドイン京都

生地は京都室町高級ビンテージ呉服生地を使用します。

実は、今回のコラボ別注の為、生地選定で初めて多くの「呉服生地」を見ました。

巾７０㎝位で長さは９から１２ｍ程の巻物です。昔テレビで見かけた「江戸時代の呉服屋」を思い起こしました。

今回「厚手の呉服生地」を選定中、「値札」のある反もあり、さり気に見たらなんと２５万円とか３０万円付いています。

生地には保証マークは付いているものも。これは大島紬。

今回の生地は「しっかりした素材感」のものを作りたかったので「厚めの素材」を選定しています。主に帯に使われる呉服生地です。

⑧ごみを出さないものづくり

室町呉袋は、生地に余りを出さないよう裁断の仕方も工夫しています。

例えば、トートバックとショルダーバックの大サイズは反物幅をそのまま生かし、小サイズは反物幅から２つ分型取りできるよう工夫しています。

さらに、ポーチ大サイズの型取りで余った部分はペンケース用として利用し、できる限りゴミを出さないモノつくりを追求しています。

同時に松本商店では、古くから日本人の生活の中で使われてきた尺貫法による「尺」を基準にしたサイズ展開に拘り、今までもこれからも、日本人の生活になじむアイテムの開発を心がけています。

使い方色々

便利さと平安時代も彩った室町の柄や存在感が多くの人を魅了します。

使い勝手の良さはもちろん、京を発信し、古（いにしえ）のロマンへ心をトリップさせてくれる「ALLEST♡呉袋」コラボ

御朱印集め、神社仏閣巡りも気分が上がります。

これを持って出かけるだけで「気分は雅に」。更にアップサイクルに貢献しながら日本の伝統を発信。

室町着物＆真田紐の悠久ストーリー

①室町着物生地の歴史ストーリー

京都【室町通】

京都の夏の風物詩、祇園祭の鉾町として賑わいをみせる室町通。

呉服を中心とした商家が今も多く残り、三井財閥や百貨店の三越のルーツもこの地にあります。さらにさかのぼれば、室町通は室町幕府と縁のある通りで、3代将軍足利義満が通りの傍らに邸宅「花の御所」を開いたことが幕府名の由来です。

『室町通』は、北山通から久世橋までの全長8.1㎞の南北の通りです。

　江戸時代以降、この室町通を中心とし1000軒もの織物問屋卸商が集まり、特に三条通五色の辻周辺では高級品を取り扱う専門問屋が軒を連ね、繁栄を極めていました。

高級絹染織物の取引は全国第一の地位にあり、明治時代以降、三井呉服店を始めとした有力な商人の中から営業や企業形態を変えた百貨店が設立されていきます。

②戦国時代の名将、真田幸村が考案した「真田紐」

真田紐は、通常の織物の4倍以上の糸を圧縮して平たく織られ、伸びにくく丈夫。
数多くの柄があり、一部は家紋の様に家・個人の決められた柄があります。

関ヶ原の戦いで敗れて九度山に配流されて蟄居していた真田昌幸・信繁父子が真田紐を作製し、生計を立てていたという俗説があり、たまにドラマなどでも様子が描かれています。

実は知らない呉服市場とアップサイクル

2兆円産業ともいわれた呉服関連産業も1980年をピークに2014年には3000億円と金額ベースで1/6、数量ベースで1/10の水準にまで縮小し、倒産や廃業が相次ぎました。

そして、そこには高価な着物織物が売れずに在庫されており、一部が痛んだり、日焼けしたりして、、、

着物用の反物は大体一反が12mほどの長さです。その中でもシミや汚れがある部分は丁寧に取り除いて、利用できる部分をアップサイクルさせていますので、裁断する部分によってバッグの雰囲気も変わります。

室町呉袋は、生地の裁断を工夫し、できる限りゴミを出さないモノつくりを追求しています。買い付けするアンティーク着物用反物は、平均して約10％が、時間の経過によるヤケて使えないことが多いですが、限りなくゴミを０％に近づけるため、ハギレはファブリックボードやギフトボックスなどの貼り箱に活用しなおす工夫もしております。

　サイズ・仕様　

リターン

ALLEST呉袋ショルダー小袋

一般小売価格7,920円（税込）をMakuake割11％OFF⇒7,048円

【数量限定】各柄取り切り数のみ
左から　金襴八重菊模様／福吉絵図模様／金襴十字花模様

真田紐・ワッシャー加工の裏張りはデザイナーが色合わせしセンスの良い配色になっています。

リバーシブル仕様（マグネットボタンが表に出ます）

注意点

①柄どりに関してのご理解のお願い

ALLEST室町呉袋肩掛け手提げ小袋の商品は全て一点モノです。プロジェクトの特性上、商品の柄位置指定はできませんのであらかじめご了承ください。

柄取りは全て余分が出ないように裁断しております。柄の位置、模様の入り方は「どのような柄位置か届くまでわからない」のであらかじめご理解の上ご了承ください。

②今回の各柄はこれを販売したらもう出てこない柄で「希少性が非常に高い」モノです。生地で作れる限りですので、同じものはリピート買いができませんので予めご了解ください。

③良質のヴィンテージ着物をリメイクして製作をしています。古布の持つ独自の色合いや風合い、摩耗等はそれぞれの生地が持つ個性であることをご了承ください。

この上質でデリケートな素材は、特にバッグの最も露出した刺繍部分が摩耗しやすくなっています。バッグの部分によっては、特に湿気の多い場合、わずかに色落ちする場合があります。

スケジュール

2024年７月24日： プロジェクト開始

2024年10月20日： プロジェクト終了

2024年10月末 ：配送予定
※生産数や状況、社会情勢などにより前後する場合がございます。

資金の使い道

製造・開発・マーケティングのための資金として活用させて頂きます。

実行者の声

ALLESTサステナブルの髙木と申します。
今回のプロジェクトは「室町呉袋」を展開されている松本さんとの出会いがきっかけで始まりました。

呉服業界の課題を教えていただいたり、無駄のない製造オペレーションを作られていたり、継続的な京都呉服屋さん、縫製工場さんとのお取組みをされていたりと、大義のあるお仕事をされており、大いに共感した次第です。

お会いした日に「室町呉袋トートバッグ」をお土産にと手渡してくださいました。

最初は「ちょっと民芸品っぽいかな？」などと思いながら、気になって使っていくうちに、柄や質感の雅さ、シンプルな造りでも、ちょっとした小物、スマホを入れて出歩くには必要にして十分な気がしてきました。

ちょうど国内外仕事やプライベートで旅することが増えたので、実際に使って、素材感や使用を変更したいとお伝えし、結果「別注品」を作るに至りました。

サステナブルブランドALLESTが、アップサイクルと無駄を省いてゴミを極力出さない「室町呉袋」の松本社長にお願いして作っていただいた「肩掛け手提げ小袋」です。

美ンテージの呉服生地は１反１０m前後ですから、その分しか作れません。

限定品というだけでも、どこか古（いにしえ）の浪漫を感じるのは、歳のせいかもしれませんが、「光る君へ」ブームもあって何百年と続く伝統技法で作られた柄・染・織の技術に敬意や好奇心を抱きながら、この小袋を持って楽しい散策、旅をしていただけると嬉しいです。