日本最北の廃線跡をあじさい色に染め上げよう

クラウドファンディングに至った経緯

　４年前に、まず一本のあじさいの植栽に取り組み、現在約５００本に増えましたが、長期計画として北海道内の廃線跡、やがては日本全国の廃線跡を紫陽花色に染め上げたいとの思いがあり、大規模な計画の達成にはスピード感も必要です。「地域の力だけでは達成困難と思える事業も、多くの人の力を合わせることで可能になる」ことから、出来るだけ広い範囲のみなさんに協力を求めるための手段として最適だと思っています。（写真は肉眼でロシア・サハリンを望む稚内市・稚内公園「氷雪の門」です）

プロジェクトの魅力

　日本最北の地・稚内はサクラの開花が5月20日前後で、日本で最も遅くやってきます。同様に紫陽花の平均開花日は８月15日です。梅雨の花・紫陽花が日本の最北端の町では真夏に咲きます。桜前線を追って人々が移動するように、やがて「あじさい前線」を求めて北上してくる多くの人が集まるような場にしたいと思います。

　紫陽花は増殖や管理が簡便で、地方で深刻な鹿の食害も受けにくいなどの特徴があるので、広範囲の花の栽培に絶好の花種であり、花期も長く、とっても魅力的な花です。また紫陽花は、誰もが知る花であり、全国的にも親しまれています。大量栽培で耳目を集めたいと思っています。

「紫陽花街道」が実現すると

　最北稚内は真夏でもほとんど気温が25度を超えません。ＪＲ天北線跡地は全長150kmに及ぶ広大な土地が利用できる可能性があります。5km、10kmと伸びる「紫陽花街道」が実現すれば、散策路としても、あじさいの博物館としても、地域住民や観光のみなさんの最北探訪が可能になります。避暑と紫陽花の組み合わせは絶妙です。

お金の使い道

１、挿し芽作業（人件費）、腐葉土（購入）、花鉢（購入）　10万円

２、植栽作業（人件費・重機代）　　　　　　　　　　　　　　10万円

３、水やり、草刈り、土地管理（看板・掲示板など）　　　　10万円

実行者/チーム紹介

稚内あじさい倶楽部（2015年度）

会員　　　　　　11名

協賛／協力　17社・人

～　最後に　～

　紫陽花は北海道に自生するもの約15種。日本国内では栽培種が約150種あるといわれています。やがてこうした多品種の紫陽花が咲く小道を、世界中から訪れる人たちに散策して欲しいと願っています。あなたも是非日本の最北端に咲く紫陽花鑑賞にお出で下さい。お待ちしております。