世界一のアジフライカンパニーを目指す角屋食品が、これまで作りたくても、作れなかった原料と製法にとことんこだわり抜いた、アジフライ。

そんな、究極のアジフライをつくるために、Makuakeに参加しました。

応援よろしくお願いします。

アジフライカンパニーKADOYAのこだわり

はじめまして。鳥取県境港市にある角屋食品代表の角谷（かどたに）です。

私たちは、創業者である先代が掲げた理念を大切に守り、次の３つにこだわっています。

① 主原料を鳥取県・境港産のアジに限定すること

② 国産の小麦や塩を使用するなど、副原料までこだわること

③ 衣付けまでも手作業で行い、手間暇を惜しまないこと

① KADOYAは、アジフライにぴったりな鳥取県・境港産のアジにこだわっています

アジは東シナ海で孵化した稚魚が、対馬海流に乗って北上すると言われており、山陰は長崎県に次ぐアジの水揚げ量を誇っています。私たちが原料として使っているアジは、その中でも境港の北に位置する、隠岐島周辺で旋網漁船によって漁獲される真アジです。適度な脂が乗っていて、身質がしまっており、アジフライにぴったりなアジだと考えています。KADOYAは、この境港の真アジにこだわって、アジフライをつくり続けてきました。

② 全てはアジフライのために、こだわり抜いた副原料を使用しています

当社のモットーの１つは「衣でごまかさない」こと。なるべくアジフライにおいて衣が占める割合を少なくすることを心がけているだけでなく、副原料にもこだわっています。

特注した国産の生パン粉は、粗目で剣立ち（けんだち）が良く、冷めても美味しさが保たれるように設計されています。パン粉の大きさも１mm単位で調整を繰り返し、今の大きさにたどり着きました。味付けも、塩と胡椒のみ！アミノ酸等の食品添加物でごまかすことは致しません。

③ 手間暇を惜しまず、ていねいな手仕事でつくっています

少しでも口当たりの良いアジフライになるよう、こだわり続けていることの1つが、手間暇を惜しまないこと。背びれを１匹１匹ハサミでカットし、頭と内臓を取り除いて開いた後も、骨やゼイゴ（尾びれにつながる硬いウロコ）が残っていないか、人の手で確認、除去しています。さらに、衣付けも手作業で行い、ふっくらした生パン粉をふんわりとやさしく付けていきます。手作業による丁寧な仕事によって、ワンランク上のクオリティを目指しています。

Makuakeで購入できるセットには、従来商品のアジフライと食べ比べできるセットをご用意しました。従来のアジフライもとことんこだわって、自信を持ってつくっています。この機会に、ぜひ食べ比べてみてください。

どうしても作りたかった、究極のアジフライ『鯵王』（あじおう）

日々、アジフライと向き合い、アジフライを作り続けてきた私たちですが、実現できないことがありました。

旬×脂ノリ×大きさ×熟成×手仕事

これらをすべて叶えたアジフライは、時期や採算の問題でどうしても実現できませんでした。しかし、アジフライカンパニーを標榜するKADOYAだからこそできる「究極のアジフライ」づくりに挑戦したい。その想いを実現するために、今回Makuakeに挑戦することを決めました。今から旬を迎える真アジだけを使用し、今まで食べたことがない最高級アジフライ、その名も『鯵王』の製造にチャレンジします！

“鯵王”誕生までの挑戦とこだわり

鳥取県・境港産の旬のアジだけを厳選

アジは通年スーパーなどで手にすることができ、ファミリーフィッシングで気軽に釣ることができるので、旬をご存じない方も多いのではないでしょうか？

アジは、初夏5月ごろから7月ごろまで、産卵のため脂を蓄え、日本海を北上します。境港におけるアジの脂質含有量は平均3.5%程度と言われていますが、旬の時期には6%～12%ほどまで脂を蓄えていきます[1]。

今回、製造するアジフライは、これからの旬の時期に境港で水揚げされるアジのみに限定した逸品です。

[1] マアジの月別の脂質含有量の分析・比較 （渡辺文雄、石原幸雄）

アジフライに最適な脂の乗り具合

「鯵王」の製造においては、 １匹ずつ脂質含有量を測定し、脂質８％以上の旬のアジの中でも、特に脂の乗った最高のアジのみを使用します。したがって、旬のアジの中でも本当に厳選されたアジのみが『鯵王』になることができるのです。噛みしめると溢れる、芳醇で濃厚なアジの風味を味わっていただけます。

食べごたえ満点！

角屋食品のアジフライは、比較的小さめで40~60gサイズが主流ですが、今回の『鯵王』は、90~100gサイズのアジフライになるような大型アジを使用します。大型で肉厚のアジを使用することで、１枚でも満足いただける食べごたえを実現します！

刺身級の！？アジフライ

『鯵王』は、刺身で食べられるほどの新鮮なアジを使ったアジフライです。生の原料を使うので臭みがないのはもちろんのこと、しっかりした肉質とふっくらとした食感のどちらも味わっていただけます。

“熟成”が隠し味

大型の、生のアジを使い、食べごたえのあるふっくらとした弾力のある食感を実現しつつ、アジの風味をどうやって引き出すのか？それが、今回のプロジェクト、最大の難関でした。

社内で試行錯誤を重ね続けた結果、一定期間、ある条件下で寝かせることで、アジの風味そして旨味を引き出すことに成功しました。

人が作るアジフライ

アジの身に傷がないかを１匹ずつチェックし厳選したアジのみを使用します。そして通常は機械によって腹開きにするところを、１枚１枚、職人の手により背開きにし、さらに血合い骨（背身と腹身の境い目にある赤い部分にある小骨）も１本ずつ骨抜きで除去します。最後に、指先の感覚を頼りに骨の残りがないかを調べることで、アジの開きがやっと完成します。

衣も１枚ずつ手付けしています。衣率は45％以下に抑え、ところどころアジの肌がうっすら透けて見えるほどです。衣で味をごまかすようなことはしません！

アジフライカンパニーを謳う弊社が、「こうすれば、もっと美味しいアジフライが作れるはず！」と分かっていても、作業効率や安定性のために、作りたくても作れなかった究極のアジフライ『鯵王』。

アジが旬を迎える今の時期にしか作ることができない、上質に脂が乗り、ふっくらした食感で、食べごたえがあるのに、もう１枚欲しくなる…。そんな究極のアジフライを、是非とも味わっていただきたいと思っています。

アジフライカンパニーの夢、応援の程宜しくお願い致します！

リターンについて

今回のプロジェクトで製造する『鯵王』をお届けします。

また、たくさん支援を頂いた方には、当社自慢の家庭用のアジフライを『食べ比べセット』としてお届け。『鰺王』と食べ比べることで、きっと当社のアジフライのクオリティやアジフライ製造に懸ける想いが伝わるものと思っています。

￥3,500 (送料込) - クラフトアジフライ『鯵王』４尾入り１パック

・『鯵王』４尾入り×１パック

￥5,000 (送料込) - 『鯵王』食べ比べセット

・『鯵王』４尾入り×１パック

・ 家庭用 KADOYAのアジフライ６尾入り×２パック

￥6,500 (送料込) - 『鯵王』４尾入り２パックセット

・『鯵王』４尾入り×２パック

￥9,000 (送料込) - アジフライ堪能セット

・『鯵王』４尾入り×２パック

・ 家庭用 KADOYAのアジフライ６尾入り×４パック

・ フライ専用かどやんソース×1本

是非贈り物としてもご利用ください！

自己紹介

株式会社角屋食品 代表取締役 角谷直樹

はじめまして。株式会社角屋食品の角谷と申します。この度は、当社プロジェクトをご覧いただき誠にありがとうございます。

私は2015年まで大手食品メーカーで研究者として川崎市で勤務していましたが、父の悪性リンパ腫発症を機に退職し、故郷である鳥取県の名もない角屋食品に入社しました。退職の決め手となったのが、父がつくっていたアジフライ。自分が食べても美味しく、周囲の評判も上々でした。「このアジフライなら、なんとかなるかもしれない」と跡を継ぎ、それからの人生をアジフライに賭けてきました。

『鯵王』プロジェクトは、私の夢であるとともに、これからのKADOYAを占う試金石でもあります。ぜひ『鯵王』を召し上がっていただき、KADOYAが「アジフライカンパニー」を謳うに値するかどうか、見極めてください！

株式会社角屋食品 研究開発部 得津仁

初めまして、角屋食品の得津です。この度、『鯵王』プロジェクトの企画から製造まで携わって参りました。『鯵王』開発の中で最も大変だったのが、アジらしさを“引き出す”一方で、食べやすいよう、アジらしさを“消す”こと。そして、両者のバランスをとることでした。社長の厳しい要求もあり大変でしたが、最初の一口で「うまっ！！！」と自然に発してしまうレベルに仕上げることができたと思っています。

アジの検品や熟成、さばきと衣づけ、ほとんどが人の手によるものであり、今の時代に逆行していますが、人の温もりがこもったアジフライを造り続けているのがKADOYAです。一日の製造数は限られ、今回は、合計900セットを上限とさせていただいております。この豊かな海で育ったアジの良さを存分に引き出して、他では真似することができないアジフライ『鯵王』を完成させました。皆様どうぞ応援のほどよろしくお願い致します！