弊社は吸水性・保水性を有するPVAスポンジを開発、洗車用拭き取り材「プラスセーヌ」、家庭用拭き取り材「超吸水スポンジ」を発売し、多くの方にご愛用頂いております。

この度弊社は、メッキ・アルミを対象に、このPVAスポンジに砥粒層を組み合わせた水がしみ出る「保水研磨スポンジ」を独自開発、また専用に設計したポリッシュクリーナも付属し、頑固な汚れを自分でカンタンに落とせるAll-in-Oneキットを製造販売します。

〇こんな場所に

〇こんな汚れに

（1）商品構成

〇内容物（1セット当たり）
①保水研磨スポンジ（粗目）：3枚
②保水研磨スポンジ（中目）：3枚
③ポリッシュクリーナ：1個（内容量：30g）
④ポリッシュクリーナ用磨きパッド：1個
⑤拭き上げ用クロス：1枚

（2）保水研磨スポンジ

・水を保持するPVAスポンジの保水層と高品質マイクロアルミナ砥粒を使用した砥粒層を組み合わせた弊社独自設計・製造の研磨用スポンジです。
・水に浸けて擦るだけで、研磨キズが目立ちづらく高い研磨力を発揮します。

〇そのヒミツはこちら！

・保水層のPVAスポンジは優れた保水力・吸水力が特長です。
（なんと体積の約90％の水分を保持！）
・作業時は「水分が研磨対象面にしみ出す」と「しみ出した水分を再度吸収する」を繰り返す為、常に砥粒層に水分を供給。水を流し続ける必要なくスムーズに作業できます。

（3）ポリッシュクリーナ

・メッキ・アルミ用に開発した独自処方の磨き・ツヤ出し剤です。
・微細な研磨成分が表面に残った汚れや細かなキズを減らし、配合のワックス成分
でツヤを出して表面を保護します。
・基本的には(2)の保水研磨スポンジでの磨き作業の後に仕上げとしての使用を
想定していますが、ポリッシュクリーナ単体でもお使い頂けます。

今回はウインドウモールの腐食・侵食が目に見えて酷かった為、手順通り保水研磨スポンジ（粗目）⇒（中目）⇒ポリッシュクリーナの順に使用しました。
下記画像の様に一方向に往復させて磨いてください。
（縦横に磨くとキズが目立つ原因になります。）
※メッキパーツは、デリケートな素材ですので、目立たない場所で試してからご使用下さい。目視で汚れの酷さの判断がつかない場合は、研磨作業の順番を逆にし、まずポリッシュクリーナで汚れが落ちるか確認してください。落ちない場合は、保水研磨スポンジの中目⇒粗目の順で使用してください。研磨後、仕上げ作業として（ウインドウモールの場合は、中目で滑らかにして）再度ポリッシュクリーナで磨き・艶出ししてください。

一度ポリッシュクリーナで磨きましたが、ピッチ・タールやブレーキダストの汚れが落ちにくかった為保水研磨スポンジ（中目）を使用⇒再度ポリッシュクリーナで仕上げました。

一度ポリッシュクリーナで磨きましたが、点サビが落ちにくかった為、保水研磨スポンジ（中目）を使用⇒再度ポリッシュクリーナで仕上げました。

一度ポリッシュクリーナで磨きましたが、汚れが落ちにくかった為、保水研磨スポンジ（中目）を使用⇒再度ポリッシュクリーナで仕上げました。

ポリッシュクリーナで磨いたところ汚れが取れた為、そのまま仕上げました。

一度ポリッシュクリーナで磨きましたが、汚れが落ちにくかった為、保水研磨スポンジ（中目）を使用⇒再度ポリッシュクリーナで仕上げました。

①対象物によって使用するアイテムが異なります。
本項目を良くお読み頂き、用途に応じたアイテムの使用をお願いします。
②この使用方法はウインドウモールの強い汚れを対象にした一例です。
（最も研磨力の高い保水研磨スポンジ（粗目）からポリッシュクリーナまで
全て使用しています）
汚れがあまり酷くない場合はまずポリッシュクリーナで磨いてください。
そちらで落ちないようなら保水研磨スポンジで磨き、再度ポリッシュクリーナで仕上げる方法をお勧めします。

はじめに：保水研磨スポンジを柔らかくする

保水研磨スポンジを水に浸し、充分柔らかくして保水させます。
※対象物をキズつける恐れがありますので、スポンジが硬い状態で使用しないでください。

STEP1：保水研磨スポンジ（粗目）で磨く

保水研磨スポンジの砥粒層（灰色の面）を対象部分に当て、水をしみ出しながら上記画像のように繰り返し磨いていきます。
※マイクロアルミナ砥粒使用の為、細かな研磨キズがつきます。必ず目立たない
ところで試してからお使いください。
※マスキングテープの使用をお勧めします。但し、本製品には付属しておりません。

STEP2：保水研磨スポンジ（中目）で磨く

粗目でついたキズを滑らかにする為に、中目でSTEP1と同様に磨いていきます。

STEP3：ポリッシュクリーナで磨く

磨きパッド（※保水研磨スポンジではありません）にポリッシュクリーナを
適量取り、対象部分を磨いていきます。

STEP4：クロスで拭き上げる

最後に付属のクロスで拭き上げて完了です。

対象物/使用アイテム対応表一例

基本的に必ず使用するアイテムは〇、キズつきに注意して使用するアイテムには△（※）、使用を避けるアイテムは×と表記しています。
※対象物の中には保水研磨スポンジの研磨力が高すぎる場合があります。
使用できるかどうか必ず確認してください。

[保水研磨スポンジ]
・材質
砥粒層：マイクロアルミナ砥粒、金属フィラー
保水層：PVAスポンジ
・サイズ：約42ｘ31ｘ2mm
・入り数：粗目(ピンク)、中目(ブルー) 各3枚
・耐熱温度：60度
・生産国：日本

[ポリッシュクリーナ]
・成分：研磨材(48％)、流動パラフィン、油脂、脂肪酸、界面活性剤、有機溶剤
・内容量：30g
・生産国：日本

[ポリッシュクリーナ用磨きパッド]
・材質：発泡ウレタン・発泡ポリスチレン
・サイズ：約46ｘ28ｘ18mm
・生産国：日本

[拭き上げ用クロス]
・材質：ポリエステル・ナイロン
・サイズ：約405ｘ230mm
・生産国：中国

〇本来の目的以外には使用しない。
〇荒れ性の方や長時間使用する場合は、ゴム手袋を着用して作業を行う。
〇使用後は石けんでよく手を洗う。
〇対象物によりキズつきの可能性がある為、必ず目立たない所で試してから使用する。
〇長年堆積した重度な汚れに対しては完全に落としきる事が困難な場合がある。
〇保水研磨スポンジは折り曲げて使用したり、必要以上に力を入れて擦ると砥粒層が脱落する恐れがある。また、汚れ・シミが付着したまま放置すると、カビなどの発生原因になる為、保管する場合はよく洗い乾燥させる。
〇ポリッシュクリーナの変質を避ける為、使用後は必ず蓋をしっかり閉める。
〇熱湯の中に入れたり、高温になる場所、直射日光下に放置しない。
〇廃棄時は、各自治体の定める方法に従って処理する。
〇保水研磨スポンジの製造上、砥粒層に色ムラ・シワ・割れ模様、保水層にへこみ・歪み等が発生する場合があるが、機能上問題ありません。
〇ポリッシュクリーナは長期間保管した場合、変色や油分が表面上に分離する事があります。品質上問題ありませんので、そのまま混ぜてご使用ください。

〇人体に害があるので口にしない。
〇引火性があるので火気に近づけない。
〇子供の手の届く所に置かない。
〇万一飲み込んだ場合は無理に吐かせず、直ちに医師の診断を受ける。
〇誤って目に入った場合や皮フに付着した場合は直ちに清水でじゅうぶん洗浄し、異常があれば医師の診断を受ける。
〇使用中に気分が悪くなった場合はすぐに使用を中止する。気分が戻らない場合は医師の診断を受ける。

Q.国産車のウインドウモールにも使用できますか？
材質上白サビやくすみが発生し易い欧州車のウインドウモールを対象にしております。国産車のウインドウモールの場合、保水研磨スポンジは使用せずポリッシュクリーナのみで磨いてください。光沢感が得られます。

Q.ルーフレールに使用できますか？
欧州車に限らず、国産車のルーフレールにも白サビ・くすみが発生するものがあります。その場合、ウインドウモールと同様にご使用頂けます。ただし、ご使用前に目立たない所で試してください。

Q.どのようなアルミホイールにも使用できますか？
アルミホイールに使用されるアルミニウム合金の組成や塗装・表面処理の種類によってキズの入りやすいものがあります。必ず、目立たない所で試してからご使用ください。

Q.赤サビに使用できますか？
赤サビ・黒サビ、メッキ塗装が剥がれたもの・再メッキ品、凹凸のあるサビ・汚れなどには使用できません。

Q.必ず粗目、中目、ポリッシュクリーナの順で使用しなければいけませんか？
対象のウインドウモールの素材、メッキの素材、汚れの程度によって粗目は使用しない、ポリッシュクリーナのみを使用するなどしてください。その際に、必ず汚れ落ちやキズつき等を目立たない所で確認してからご使用ください。

Q.キズはつきますか？
特に欧州車のウインドウモールの白サビに使用する場合、表面に汚れが付着しているだけでなく、表層から内部に腐食、侵食しており、ある程度研磨する必要がある為、キズはつきます。必ず、目立たない所で試してからご使用ください。

Q.使用時のコツはありますか？
保水研磨スポンジを使用する場合、はじめは力を入れず、滑らすように一定方向に磨いてください。縦横あるいは円を描くように磨くとキズが目立ちやすくなります。

Q.保水研磨スポンジは何回使用できますか？
砥粒層が無くなり、スポンジ表面が見えるまで繰り返しご使用頂けます。
例えば、欧州車1台分のウインドウモールやルーフレールの白サビを落とす場合、腐食、侵食の状態にもよりますが、本製品2～3キットあると余裕を持って作業頂けます。

私たちアイオン株式会社は、1999年にPVAスポンジ（吸水・保水性に優れた
スポンジ。本製品の保水研磨スポンジも同素材です）メーカーとしてスタートし、
20年以上に渡り洗車/家庭用品を製造してきました。

洗車用品では、拭き取り材「プラスセーヌ」の累計販売枚数は1億枚以上。
世界中でご愛用頂いております。

また家庭用品ではキッチンや洗面台の水滴をスパッと拭き取る 「超吸水スポンジ」
シリーズや、本製品の家庭用版の「汚れ落とし」シリーズ（キッチンシンクや
お風呂の鏡、蛇口、衛生陶器対象の研磨スポンジ）を販売しており、こちらも
多くのお客様にご愛顧頂いております。

製品の多くは茨城県古河市の工場で生産しています。
（本製品の内、保水研磨スポンジは同工場での生産）