Agri Paletteは植物に必須の土壌（土壌水分量・土壌温度・土壌EC・土壌Ph）と空気（気温・湿度・二酸化炭素濃度）と日照量のデータをセンサにより取得しゲートウェイ（受信機）を通じてウェブ（データベース）に記録し、アプリで可視化するセンサーシステムです。

センサが上記8つのデータを収集し、直接通信で600m（中継機を足せばさらに600m。トマトなど障害物があっても中継機でホップできます。）送信し、受信機がWi-Fiでデータをサーバに上げます。（中継機は設置後必要になればご連絡ください。）

収集されたデータはウェブサイト上に表示され、栽培や農作業などに活用できます。

【こんな人にオススメです！】

・作物を安定して育てたい

・作物の収穫量を増やしたい

・収穫や出荷の時期を調整したい

・圃場に行かずに圃場の様子を知りたい

・ハウスや畑や家庭菜園の記録を残してより良い農業をしたい

家の中にいても、圃場の情報が手に取るように分かります。

圃場見回りの手間を減らし、あなたにしかできない仕事に集中することで、より価値ある働き方ができます。

スマート農業の基礎となる8項目のデータをすぐに収集・活用できます。

狙い通りの品質と収量を実現するために必須のデータが低いコストで収集できます！！

（※センサのみではデータは見れません。ゲートウェイが一つは必要です）

お得なミニマムセット

他のプロジェクトでも量産している通信・センシング部品の転用により、圧倒的な安さを実現しました。

また、すでに農業法人向けに露地栽培含む過酷な環境での運用実績も複数あります。

もしものときも、安心の製品保証制度で、Makuake販売分に関しては、故障時無料交換を行います。

環境の見える化による品質・収量・収穫時期のコントロールが可能になります

一人で多くの圃場を今までよりも簡単に管理出来きて人手不足解消に繋がります

センサのデータは数字・グラフ・積算グラフ・閾値を超えた時に通知などの形で活用できます。

圃場の現状の情報共有が簡単になり後継者の育成も容易になります。

また、今回デバイスを１セット以上購入するとアプリが複数利用可能になり、圃場での様々な課題の解決に繋がります。

使い方：ゲートウェイのWi-Fiを設定し（設定は簡単です）、センサー電源を入れたら、データがすぐにクラウドに送信されます。圃場の近くにWi-Fiルーターがない場合には、ポケットWi-Fiのご利用がおすすめです。（※センサのみではデータは見れません。ゲートウェイが必要です。）

データは、専用サイトにログインすれば見ることができます。

設定したしきい値で通知する機能もあり、エクセルにデータを書き出すこともできるので、記録を残したり活用するのも簡単です。

ワイヤレスなので特別な電源工事も不要。センサやコンピューターやIoTの知識がない方でも安心してご利用いただけます。

農業の「見える化」のため、センサーの活用はスマート農業の基本としてとらえられていますが、数十万円以上するセンサーが多く一部の高度施設園芸以外では導入が進んでいないという状況です。

株式会社Momoでは2018年初旬から、複数の農業法人やコーヒーチェーン大手企業などに業務用として農業用IoTシステムを納品してきました。（閉鎖園芸のみならず、露地栽培の現場でも活用いただいております。）

そんな中で2018年8月よりJA全農グループの支援の下、センサの精度向上のための試験や校正ロジックの策定や低価格化のための調査やヒアリングを繰り返してきました。

そして今までの全ての成果をAgri Paletteの仕様に落とし込み、低価格化に成功したため、Makuakeよりリリースすることとなりました。

JAグループ アグベンチャーラボ 田代様 コメント

“農業の「見える化」のため、センサーの活用はスマート農業の基本としてとらえられていますが、数十万円以上するセンサーが多く一部の高度施設園芸以外では導入が進んでいないという状況です。 今回のMomoの農業用センサーは、これまでセンサー導入ができなかった中小規模ハウス園芸農家でも導入できるエントリーモデルとしてたくさんの圃場で活躍することはもちろん、API公開により様々な企業によるアプリケーションの開発が広がれば、データドリブンなスマート農業の未来を期待させるものであると評価しています。"

株式会社Momo以外のシステム開発会社が同一センサデータで自社サービスを展開出来るスマホ方式を採用することで様々なアプリを利用出来ます。

株式会社IoTBase社様を含む３社が既に進出を表明しています。

農業分野への進出を検討している企業様も、自社サーバに本製品からのデータを貯め、ウェブサイトやモバイルアプリに表示・活用することで農業IoTサービスの提供者になることが出来ます（提供時のサービスは、購入者本人のデータに対する処理になります。購入者以外のデータの活用は別途協議の上の提供となります）。

例えばこんなことに活用出来ます！

肥料メーカー： 土壌ECセンサ・Phセンサを常設または定期利用してもらい施肥のタイミングを提案することで、より多く・高付加価値の肥料を販売する

CO2発生装置メーカー： 実際の収量と比較してより高精度な利用法を提案する

種メーカー： 土壌や日照データから、より適応力のある種苗を提案

プラントメーカー：環境制御装置と連動することで 土壌水分量 水やりを最適化する

２月28日： プロジェクト締め切り

４月30日：返礼品の発送順次開始

わたしたちのこれまでとこれから

スマート農業には必須でありながら、高価なため導入が進んでこなかった農業IoTシステム。

自らの手で試行錯誤してきた農業者の皆様が一番ご存知かと思います。

私たちは今まで IoTを農業に活用したいと考える農業法人様に主に納品してきました。日本の大手コーヒーチェーンや農業法人のお客様のみならず、 アフリカのお客様、モザンビークのお客様、ルワンダのお客様。

しかし企業間取引のみでは広がりも生まれず、低価格化も難しいため、今回思い切って価格を下げることで多くの農業者の皆様に活用していただこうと決断しました。

また、JA全農様に指導していただく中で、データ農業・スマート農業と一口に言っても、作物もトマト・イチゴのような閉鎖園芸作物から、玉ネギやイモからワインやコーヒーノキまで多種多様な上に課題も様々ということを理解するに至り、一社で全ての要望に応え、一社で利益を独占するのではなく、みんなで取り組むべきであるという考えに至りました。

このAgri Paletteでは、まるでスマホのように、デバイスに対して複数の（将来的には無数の）アプリを動かすことができます。

それはWebやモバイルアプリの開発者の皆さんにとっては、ハードを開発したり電波や電力の心配をすることなくアプリやサービスを作り出し、世に問うことに集中できるということでもあります。

今までハード開発の制約のため進出しにくかった農業分野。

その分まだまだブルーオーシャンであると言えます。

食糧供給や環境保全、過疎化などの問題とも密接に関係する農業分野。

そのIT化をみんなでやってみませんか？

私達の知っていることは共有します。

ぜひ一緒に未来を創っていきましょう！

農家・農業法人・開発者・開発会社・事業会社様のご参加（＆ご支援）を心よりお待ちしております。

株式会社Momo 一同

FAQ

Q： 開発者向け農業センサセット1式はWEBからデータ閲覧することができますか？

A: デベロッパー向けセットに関しましても通常と同じウェブサービスが半年分付いて来ますので、アプリ開発をしなくてもデータ閲覧が可能です。

Q： 年間のうちに4か月くらいしか使用しないのですが、毎月の使用料は使う時期だけでも大丈夫なのですか？

A: 月額使用料に関しましては、年のうち４ヶ月使用していただく月の前にお支払いいただければご利用いただけます。 どのような手続きで仕組み化するかは検討して、最悪個別対応ででも対応できるようにします。 今回こちらの返礼品には5月〜11月Webサービスが利用可能なのですが、その後に関して年に４ヶ月ご利用という運用で の課金でのご対応とさせていただきます。今の所、カード決済と振込の形を検討しております。

Q： 土壌センサー（水分量等）は土の表面付近でなく、土の中（10～20cm）に埋設しても大丈夫でしょか？

A: 通信部分の筐体が外に出てれば大丈夫です。

Q： センサーで収集したデータの閲覧は月額ウェブサービスの利用が必須でしょうか？ ゲートウェイなどを介して自分のＰＣにデータの吸い上げは可能でしょうか？

A: データの閲覧に関して、今回のAgri Paletteでは月額での課金を前提にしております。 実は法人様向けに（違いは価格と見積もりなどの行程が入ることだけですが） 別の弊社の既存のPalette IoTというサービスで無課金でローカル閲覧できるハードウェアセットもご用意があります。 その場合、LPWAゲートウェイ→USB線→Android受信用端末 （BL02という４万円台のAndroid端末が推奨）という構成でローカルで作動します。