新感覚、こだわり抜いた「梨シードル」をいかがですか？

味わい深く、梨の風味が楽しめるシードルが出来上がりました。

「ホッと一息つきたいときに」「大切な人と一緒に」「自分へのご褒美に」あらゆる場面でご活用いただけます。

お酒の卸売業を20年以上営む株式会社アデカが、千葉県船橋市の梨農家「芳蔵園（よしぞうえん）」さまと共同開発。

試作、失敗を何度も重ねて誕生した梨シードルを、いよいよ販売開始いたします。

季節限定、梨シードルをご堪能くださいませ。

そもそも「シードル」とは？

シードルとは、りんご・洋ナシ・和梨を原料として発酵したお酒（ワイン）で、主に、スパークリングワインとして作られることが多いです。

甘みと爽やかな酸味があり飲みやすいお酒のひとつ。

「地元船橋の特産である梨を使ったシードルを作りたい！」

と考え今回、梨のシードルを開発いたしました。

【こだわり①】

素材にこだわっています。

こちらの写真は「みつ症」と呼ばれるものです。

梨は、味はいいものの見た目や食感が悪くなってしまう、みつ症という症状が出てしまうことがあります。

実は毎年、商品としては販売できない梨が2〜3割も発生してしまい、廃棄を余儀なくされ、悩まされている農家さまが多いのです。

みつ症自体は本来悪いものではなく、梨農家は焼肉のタレやドレッシングにして使用しております。

りんごにも同様の症状が出ますが、りんごの場合は美味しく食べられます。

しかし梨の場合、梨本来のみずみずしいシャキシャキ感を損なうため商品にできず、廃棄の対象となってしまうのです。

こういった梨を集め、梨シードルを開発しました。

今回は芳蔵園さまを中心とする、千葉船橋の複数農家さまから梨をご提供いただいております。

千葉県は「関東ローム層」と呼ばれる火山灰土壌が多くて排水性が高いことから梨の栽培に最適で、木が健康に育つので、甘くて美味しい果実が実りやすいのです。

「生産者の想いのこもった素材」「こだわりの製法」で作り上げられた梨シードルをお楽しみください。

【こだわり②】

梨の品種にこだわっています。

梨は品種によって、甘みや酸味のバランスが違います。

シードルならではシュッとした爽やかな酸味を出すために、甘みだけではなく酸味もある「豊水」を使用しました。

他の品種でも試しましたが、甘み・酸味のバランスが悪かったり、甘みが足りないことがあり、豊水がピッタリでした。

【こだわり③】

醸造所にこだわっています。

お酒は作る工程の温度変化や作業の丁寧さ、絞る強弱などで味わいが大きく変わってしまいます。

今回は、特別な技術を持っている林檎学校醸造所さまに依頼し、梨シードルを製作していただけることになりました。まだ前例が少ないことから、開発に高い技術を要する梨シードル。プロの醸造所が美味しく仕上げてくださいました。

リンゴ専門のシードル醸造所は、ワイン醸造所と違い、果実の絞り方が弱く、ゆっくり効率よく絞ることができます。リンゴ専用の絞り機では、時間をかけて圧力を高めて効率よく歩留まり良く（果実の85%まで）絞れます。

それだけ、搾りかすを少なくする＝廃棄を減らすことができます。

また、この醸造所は、搾りかすを飼料に使用しているため、今回の搾りかすも飼料になり廃棄ゼロが達成できました。

梨シードルの特徴

①手作りで生産しています。

梨をひとつひとつ手で洗浄して、しぼり袋に均等に詰め、ゆっくりしぼっていきます。その後、タンクに詰め、温度管理をしながら低温でゆっくり発酵させ、1本づつ手で瓶詰めしていきます。

1本1本廻しながら瓶内2次発酵をさせていきます。その時間は、およそ４ヶ月。

味わいは2タイプ出来上がります。

①甘みを残すために発酵を早めに止めたの甘口タイプ

②糖分をすべて発酵させたの辛口タイプ

透き通った輝く色合いに、ほのかな梨の甘い香りを感じながら甘みと果実味のバランスが整ったやや甘口の味わいと

さわやかな梨の香りを感じながら、酸味と果実味のバランスが整ったやや辛口の味わい。レモンやジャムを入れてアレンジするのもオススメです。

②飲み比べ可能です。

今回は特別に、長野県の林檎学校醸造所さまに林檎シードルをご提供頂けることになりました。

長野県産のりんごで作られたこだわりの林檎シードルとともに梨シードルをご賞味ください。

③梨セットもございます。

芳蔵園さまが製造した、梨ジャム・梨ジュース・梨のドライフルーツとのセットもございます。

どれもシードルとの相性抜群です。

ご自身で楽しむのはもちろん、ギフトにもおすすめのセットです。

※アレルギー物質については下記の通りです

・特定原材料7品目 該当なし

【リターン内容】

〈リターン早見表〉

プロジェクトに至った経緯

株式会社アデカの西田です。趣味のフットサルを通して芳蔵園さまと出会い、廃棄ゼロへの想いを聞いたことがきっかけでした。

芳蔵園さまが以前、廃棄の梨を使用してドライフルーツを作ったストーリーを聞き、大変共感しました。アデカとしても、お酒の製造のノウハウは知っているので、なんとかしてフードロスに貢献できないかと思い、プロジェクトを実施する決意をいたしました。

実行者紹介

千葉県柏市にてワインの卸売業を営んでいる株式会社アデカの西田と申します。

この度はプロジェクトページをご覧いただき誠にありがとうございます。

アデカでは様々なお酒を販売しておりますが、千葉県船橋市の梨農家さまと協力し、廃棄ゼロを目指して梨シードルを作ることになりました。

今回のプロジェクトがうまくいけば、廃棄に悩まされている全国の梨農家さま達に「加工して販売する」という新たな選択肢、活路をご提案できるのではないかと考えております。

私自身、梨が大好きなので少しでも廃棄を減らせたら嬉しく存じます。

ご支援、ご協力の程宜しくお願い致します。