プロジェクトの概要

過去３０年間自分自身が培ってきた経営コンサルティング手法で「未来の変化を先取りし自社の経営戦略へ活かすための経営手法/ＡＣＴ３（アクトスリー）」を出版本として公開することで、経営を勉強する若い学生諸君や経営者、ビジネスマンの方などのお役に立ちたいと思いクラウドファンドの出版プロジェクトを組成しました。

プロジェクトの詳細

現在６５歳で福祉関係の事業会社を経営しています。体力面で限界がありますが、今でもお客様を限定したまにお仕事をお引き受けすることがあります。しかし、本業も大事で、年齢も年齢なので、経営戦略を立案する仕事をお引き受けできずこのまま終焉する可能性も高くなっています。

そこで自分自身が今まで培ってきたオリジナルな経営コンサルティングのノウハウをまとめたＡＣＴ３という未来の変化を先取りし経営戦略に活かすための手法を本で公開し、経営に関心のある方々へお伝えできないものかと考えています。

そんなすごい経営の仕事を３０年間もしていたら、金持ちになっていないとおかしい、そんな人が３０万円程度の出版費用すら用意できず、マクアケに掲載して献金を募るなんて変だ」とお思いになるとおもいます。誠にもっともな疑問です。

現在、障害福祉の事業を経営、公的支援を頂きながら経営しています。個人資金も余裕があれば全て事業につぎ込んできました。そのため、売れずに無駄になる本を大量出版するリスクは全くとれない事情となっています。

次に「有名な経営コンサルタントなら大手出版社から声を掛けられ断たいぐらい沢山の本を出してもおかしくない、なぜ面倒なファンドを活用するのか」と思われるでしょう。当然の疑問です。

実は、過去、大小多くの企業の経営者の方々にお世話になってお仕事を頂戴しましたが、マスコミに顔を出し名前を売り込む売名行為は一切せず、ひたすら黒子に徹し裏方一筋で仕事をしてきました。そうした生き方を敢えて選んできたという方が正しいかもしれません。

電子書籍で経営の本を１冊だけ書きましたが、それ以外経営の本は書いてきませんでした。異なるジャンルの政治経済の本なら、新しい経済理論も研究してきたので、少しは世の中に役立てば良いかなと願い、過去、２冊出版し、ネットセミナーでいくつか話をして、ちょっとした記事は書いてきました。

しかし、アクセス数も低く、結果的に社会の黒子的な役割で細々と活動を続けています。つまり、社会的に無名な存在で厳しい出版業界で売れそうにもない人の出版はなかなか難しいと考えています。 以上の背景から出版をどうするか思案してきましたが、まずそのような小難しい内容の経営の本を読みたいと思う人がいるのかどうかを知るため市場調査を兼ねて皆様のニーズを知りたいと思いファンドを通じて呼びかけてみることにしました。

目標金額を達成できなくても、それまでに集まった資金も活用しながらオンデマンドを使って数１０冊は発刊する予定をしています。そのため１冊当たりの税込み定価は３３００円と高額になりますが、無駄な印刷をすることなく、真に読みたいと思う人のみへご提供できればと考えています。 ただ、目標金額を大きく超え資金が集まりそうなら、十分なリスクをとれますので、初版５００冊から千冊程度を目標に広く流通させて頂ければと思います。

出版予定の書籍内容

長年企業の経営をみてきて、大手企業では、現状分析や競合分析などはその会社にお勤めの方のほうが詳しいことが多く、あまり経営支援は必要なく、社内ヒアリングなどの調査で少し喜ばれる程度でした。

企業の大小関係なく、経営支援としてもっともニーズの高い分野が、未来の変化を読み、その変化を先取りし、経営者として会社をどのような方向へ舵取りすべきか、その時にどのような経営戦略をとるべきかというテーマであり、大方の時間を未来の変化を予測し今の会社の経営へいかに導入すべきかということに取り組んできました。

そこでＡＣＴ３という個人のノウハウツールを使って、それぞれの業態にあった変化を先取りできる経営戦略を練り、具体的な提言をしてきました。

ＡＣＴ３とは、Ａ，Ｃ，Ｔそれぞれの頭出しの３つの英文字の略語です。

まず、３つのＴ、すなわち社会経済（Trend）、技術（Technology）、転換（Transformation）の３方向から様々な統計数字を使って未来の変化を予測します。

次に３つのC、すなわち機会（Chance）、変化（Change）、挑戦（Challenge）でそれらの変化の先取りの方法について考えていきます。

最後に３つのA、すなわち変化の先取り（Advance）、変化の優位性（Advantage）、変化の受け入れ（Acceptance）の３方向から現在の経営を変えていくための様々な施策を練っていきます。

ＳＷＯＴ分析やＶＲＩＯ分析など米国で開発された手法は割と簡単に使えますが、ＡＣＴ３の分析手法は、さらに細かな具体的な事例や手法からその使い方を解説していかないとなかなか習得が難しく、過去に実際に使った実践事例を説明しながら、うまく習得できるように解説したいと考えています。

スケジュール

現在、ＡＣＴ３を執筆し始めていますが、今年の前半に取り組んだプロジェクトで外部へ公表しても問題ない部分をうまく活用しながら、読者の標的市場を経営の専門家、研究家、ＭＢＡ学生などに絞り、専門書としての位置づけで今までのノウハウのとりまとめ作業をおこなっています。

来年１月末には原稿が完成し、２月から３月に校正や印刷、４月から５月には印刷された書籍をお届けできる予定です。

2020年11月：プロジェクト開始

2021年1月末：プロジェクト終了、原稿完成予定

2021年2月~3月：校正、印刷

2021年4月~5月：５月頃までにお届け予定

リターン

書籍での還元が中心となりますが、詳細はリターンのコーナーをご覧願います。金額によって、ＡＣＴ３のオンライン経営セミナーを開催して、皆様のご質問に個別でお答えできればと考えています。

資金の使い道

当然ながら目標金額達成の場合はほぼ全額を印刷費用へ充当する予定です。集まったお金が多い場合は、書籍の発行部数を増やしたり、品質向上（紙質、カラー印刷など）に使いたいと思っています。

執筆者の簡単なプロフィール

１９９０年から１９９７年まで三和総合研究所（今の三菱ＵＦＪリサーチ＆コンサルティング）で経営コンサルタントして活動、その後独立してコンサルティング会社などを経営、グロービスの研修講師などを兼務しながら、経営コンサルタントとして活動を継続。 現在、複数の障害福祉にかかわる事業会社を経営。

また、非営利の一般社団法人 社会資本研究所 の理事長を兼務して、主に政治経済に関する言論活動に従事。 この政治経済の言論活動により、資本主義の代表格の経営コンサルタントでありながら、隠れ共産主義者ではないかと誤解を受けることもある。

実際は、資本主義でも共産主義でもない社会資本主義という従来と全く異なる新しい社会制度を研究、提唱しており、国家経営をマクロバランスシートに基づき全体最適発想で運営しながら、大規模な経済投資で国富を大きくするというビジョンを主張。 特定政党に所属せず、常に中立的な立場で政策提言をおこなっている。