ＰＦＦアワード２０１４入選作品の海外映画祭展開を支援しよう！

ＰＦＦ（ぴあフィルムフェスティバル）は“映画の新しい才能の発見と育成”をテーマに1977年にスタートした映画祭で、今年３６回を迎えます。

メインプログラムである全国のアマチュアの方々を対象としたコンペ部門「ＰＦＦアワード」は応募総数が２０，０００本を、入選作品は５５０本を超え、この中から１００名を超える映画監督がデビューし、活躍しています。

PFFアワード 主な入選監督
（写真左上から）
森田芳光、石井岳龍(聰互)、犬童一心、黒沢清、中島哲也、園子温、
橋口亮輔、矢口史靖、李 相日、荻上直子、内田けんじ、石井裕也

そしてＰＦＦでは、ＰＦＦアワード入選作品並びに、監督を中心に、より広い観客との出会いと得難い体験を求めて、海外映画祭への出品を積極的に進めています。これまでの延べ出品作品数（２０１３年１０月末時点）は、１３５作品、延べ出品映画祭数２６３、出品した国・地域は４７を数えています。

主な映画祭としましては、ベルリン国際映画祭、カンヌ国際映画祭、ベネチア映画祭の３大映画祭をはじめ、世界の若手監督を対象とした釜山国際映画祭、ロッテルダム国際映画祭、バンクーバー国際映画祭などを中心に出品してまいりました。

PFFアワード作品　主な海外映画祭での受賞

98年 『鬼畜大宴会』でタオルミナ映画祭グランプリ受賞。熊切和嘉監督

08年 『剥き出しにっぽん』の石井裕也監督がエドワード・ヤン記念アジア新人監督大賞を受賞

08年 釜山国際映画祭にて『無防備』がグランプリを受賞。市井昌秀監督

10年 バンクーバー国際映画祭『世界グッドモーニング!!』がグランプリを受賞。
廣原暁監督と審査員

11年 バンクーバー国際映画祭『Recreation』がスペシャルメンション授与。
プログラマーのトニー・レインズ氏と受賞者。左から主演の橋本和志さんと永野義弘監督

13年 池田暁監督の『山守クリップ工場の辺り』が、
バンクーバー国際映画祭、ロッテルダム国際映画祭とグランプリを連続で受賞。

■ＰＦＦアワード２０１４

本年、528作品の応募をいただいた「ＰＦＦアワード２０１４」。約4か月に及ぶ審査期間を経て決定した入選作品は、東京国立近代美術館フィルムセンターにて、9月13日(土)より11日間にわたり開催される「第36回ＰＦＦ」で上映されます。

今回、ＰＦＦではＰＦＦアワード２０１４入選作品を対象としまして、英語字幕制作や関係者の渡航などをクラウドファンディングを通じて、更に積極的に進めてまいりたいと思っておりますので、ご支援いただきたく、よろしくお願い申し上げます。

PFFアワード2013表彰式　受賞者と最終審査員