【追加情報】2018年1月15日追記　　追加リターンのご案内

新しい文具製作委員会です。今回のプロジェクト、すでに600名以上の方にご支援いただいております。まことにありがとうございます。
チーム一同、感謝感激いたしております。

実は、開始直後に在庫切れとなりました、30,000円の原画付きコースのリターンですが、この度追加をすることになりました。
このプロジェクトでは、約30枚の原画をMozu氏が描き下ろしますが、額装に向いたものがどれくらい描けるかわからないということで、当初は10名様限定といたしました。
しかしながらその後、12月後半になり、実際に作画がスタートすると、予想以上に筆がのってきて、もっと多くの方にお渡しできそうだということで、10名様の追加をさせていただくことになりました。

もちろん、最初にご支援いただいた皆様のお気持ちも考慮させていただき、33,000円コースということで、どうぞよろしくお願いいたします。

▼先日、twitterで86,000RT、26万いいね、600コメントとバズりまくった、今回のための描き下ろし定規。

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こんにちは、新しい文具製作委員会の高木と申します。

前回は、世界初の日めくり付箋カレンダーのプロジェクトにて、たくさんの方々にご支援をいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。

おかげさまで無事に生産に入ることができました。またいろいろなご意見やアイデア、お引き合いをいただき、来年度版への夢が膨らんでおります。（2018年度版一般発売分は、数量に限りがありますが、こちらやこちらにて販売中です。）

さて、今回いっしょにプロジェクトを立ち上げますのは、19歳のジオラマアニメーター、Mozu君です。彼のことはすでにご存知の方も多いと思います。高校生の時、超緻密なジオラマ作りが話題となり、天才ジオラマ少年として多くの方に知られるところとなりました。

自分の部屋や、学校の教室、街の本屋さんといった、日常のワンシーンを、神ってるレベルでミニチュア化してしまう彼の独創性はその後も注目され、今でもテレビを始め各メディアに紹介され続けています。
（下はジオラマのメイキング動画）

去る10月30日には、初の作品集となる『MOZU超絶精密ジオラマワーク』が発売され、出版デビューも果たしました。（発売10日間で増刷決定！）

デジタル全盛の時代に、ひたすらアナログの手仕事にこだわり、本職であるコマ撮りアニメーションのためのジオラマやキャラクターを作り続けるMozu君。今後もファンをアッと驚かす作品を作り続けてくれることでしょう。

そんなMozu君ですが、このたび新しい文具製作委員会にお誘いして、彼の初のプロダクトとなる、「ノート」を作ることになりました。もちろん、普通のノートであるはずがありません。

果たしてどんなノートなのか？

ことの発端は、彼のお父さんである水越浩幸さんが数年前にフェイスブックに投稿した一枚の画像でした。
ノートの上に、2枚の三角定規が置いてある写真。

説明がなければ、素通りしてしまうほどの「普通」の画像です。しかし、水越さんの投稿には、息子のトリック落書きであると書かれています。

え？　これ、絵なの？

わたくしの中に衝撃が走りました。「こ、このノート欲しい！」
（ちなみに、下の定規が絵です。）

すぐにお父さんに連絡し、こうした錯視の落書きをあしらった、おもしろノートの企画を話しました。
「こんな楽しいノートがあったら、みんなにインスタグラムやツイッターに投稿したりして遊んでもらえるんじゃないか？」「学校や職場でのコミュニケーションツールにもなるのでは？」「アドレナリンが噴き出して、脳がちょっと活性化するかもね！」「だったら名前は脳扉（ノウト）ってどうだろう？」
水越さんもMozu君もノリノリで、やろうよ！となりました。

せっかくやるなら、ノートの全部のページを違う絵にしたい。表紙やその他の箇所にも、いろんな仕掛けを施したいなど、ワクワクしながら打ち合わせを進めていったのですが、、、

Mozu君は高校の卒業制作作品に取り組む時期になり、またわたくしも仕事が忙しくなってしまい、時間のかかりそうなこのプロジェクトは自然にお蔵入りとなってしまいました。

それから2年。Mozu君は高校を卒業し、プロとして歩み始めました。

彼の夢は、イギリスのコマ撮りアニメの会社で働くこと。世界最高峰の現場です。あちらからもインターンの招待を受けるなど、その夢は順調に実現へと近づいています。次にお声がかかったら、彼は英国へ旅立ってしまうでしょう。

そこで、もうこのタイミングしかない！！ということで、このたび、プロジェクト復活となったわけです。

今回作りたいのは、一見普通のノートに見える、32ページの大学帳です。しかし、中にはページを開くごとに異なる錯視の仕掛けが落書きされています。
その名は『NOUTO（ノウト）』。

忙しいMozu君ですが、30枚ほどの錯視ネタ、新しく描き下ろしとなります！

「こんにちは。Mozuです。
僕は中学生の時、学校でよくノートにトリックアートを描いていました。それを見た同級生や先生が「えっ！？？えっ！？あー！！！そうゆうことかー！」と驚いてくれるのを楽しんでいたので、今回はその驚きと楽しみをより多くの方に届けたいと思い、制作に参加させていただきました。
楽しんでいただけるノートとなるよう頑張るのでよろしくお願いします！」

今回出版された書籍が、Mozu君のジオラマワーク作品集だとしたら、「NOUTO（ノウト）」は錯視イラストの作品集でもありますね。ノートだから持ち歩いて使いたい気持ちもあるけど、もったいない気持ちもする～という声が聞こえてきそうです。

そういう方は、ぜひ保存用と見せびらかし用、2冊お求めくださいませ。

・・・あからさまなセールスはさておき、過去の作品からいくつか見てみましょうか。

気になる企画進行中の内容ですが、浮き上がるものもあれば、凹んでいるものもあり。破れているものもあれば、、、あまり喋り過ぎると、お楽しみが減ってしまいますね。ここではこれくらいにしておきましょう。

ちなみに、表紙の原案はすでに進行中ですが、隅っこの方が消しゴムで、、、

また、今回のプロジェクトは、出来上がったノートをリターンとしてお返しするだけではありません。Mozu君の今をもっと感じてもらうための、特別なお返しをご用意いたしました。

●錯視イラストの秘伝ノウハウ帳（PDF）

まず、ご支援いただけるすべての方になんと！『錯視イラストの秘伝ノウハウ帳』（PDF）をお送りします。これは、文字通り彼が錯視イラストを描くときのノウハウをまとめたもので、アッと驚くポイントを学ぶことができます。

実は、今回のリターンの中に、Mozu君による、錯視イラストのワークショップというコースを企画していたのですが、いつイギリスからお声がかかるかわからない状況で、日程を押さえておくことが現実的に難しいということになり、断念したのです。

そこで、ワークショップの内容を、ノウハウブックという形にして、すべての支援者様にプレゼントしようということになりました。もちろん非売品で、今後もどこかで配布する予定はありません。

あなたも、Mozu君のようにおもしろい錯視イラストを描いて、周りの人たちをびっくりさせませんか？

●付箋の上にもう一枚付箋が貼ってあるように見える付箋

次に、付箋を考えました。ノートはそのへんに置いてこられませんが、付箋でしたら、いろんな場所にちょっと貼っておくことで、びっくりを拡散することができます。今回は、「付箋の上にもう一枚付箋が貼ってあるように見える付箋」を描きおろしてもらいます。

これは試作段階のスケッチですが、よくあるサイズの75mm四方の付箋の上に、もう一枚付箋が貼ってあるように見えるというものになります。付箋のカラーは、黄色系を予定しています。

●初の作品集サイン本

Mozu君の初作品集『MOZU超絶精密ジオラマワーク』（玄光社）はもうご覧になりましたでしょうか？

彼がこれまでに制作してきた作品の紹介はもとより、ジオラマ作品の作り方、使用道具から、お父さんとの対談による「Mozu君の作り方」まで、かなり刺激的な一冊になっています。かなりおもしろいです。

今回、プロジェクトを支援していただけるみなさまには、Mozu君がサインをしてお届けします。この機会に貴重なサイン本を手に入れてみてはいかがでしょう。

●愛用の大きめロゴ入り三角定規

Mozu君に「作品を作っているときに、一番重宝している文具は何？」と質問したところ、「大きめの方眼柄の入った製図用の三角定規」という答えが返ってきました。平行を取りながらの作業も多いので、助かるのだそうです。

今回、このMozu君の相棒ともいえる三角定規に、ロゴを箔押しした、オリジナル版を作ることになりました。天才が愛する道具を、あなたも手に入れてください。

●錯視イラストの原画

今回、合計で30点ほどの錯視イラストをMozu君に描きおろしてもらうわけですが、当然のことながら原画が存在することになります。その中から、限定で10名の方に、Mozu君のサインを入れ、額装したものをリターンいたします。

これから世界的な活躍をしていくであろうMozu君の原画です。小さな作品となりますが、ファンの方はぜひ。限定10名様です。（原画はお選びいただけません。）

●ノベルティ版名入れノート（50冊）

この錯視ノートですが、ノベルティグッズとしてもおもしろいプロダクトになると思います。すなわち、企業ロゴなどを名入れしたオリジナルヴァージョンを作るということです。

せっかくですので、錯視ノートの表紙に、ご希望のロゴマークなどを「Mozu君に手書きで描いてもらって、表紙に印刷する」リターンをご提案します。（50冊セット）

●ご希望の文具ミニチュア作成リクエスト権

Mozu君に好きなものをミニチュアで作ってもらえるとしたら、何をリクエストしたいですか？

基本的に自分の作りたいものしか作らない彼ですが、今回特別に「作って欲しいものをリクエストできる権利」をリターンとしてご用意いたします。ただし、何でもOKですと「ちょっと無理」というようなものも出てきてしまいますので、文具に限定させていただきます。

凝り始めると時間に関係なく制作に没頭してしまうMozu君ですので、人数も限定で、おひとり様のみとさせていただきますね。あしからずご了承くださいませ。

さて、今日もこの作業机の上で、Mozu君はミニチュアを、、、

と思ったら、なんと「机の上の机の上」でした！

以上、当プロジェクト「天才ジオラマアニメーターMozu初のプロダクト、落書き錯視ノートを作りたい！」へのご支援をどうぞご検討ください。たくさんのみなさまへノートをお届けできるよう、ワクワクしながら準備に入ります！

●高木芳紀（たかぎ よしのり）

ノベルティ研究所所長／文具朝活会・文具祭り主催者

1971年名古屋生まれ。金沢大学卒業後に興和株式会社に入社。その後、渋谷の老舗文具店つばめやにて通販部門を中心に担当。

2012年より文具朝活会を継続、だいたひかるさんと年4回文具祭りを主催。

2017年、ノベルティ研究所を設立。「日本の優れた文具を、家電と並ぶような代表的なお土産に！」がミッション。

扶桑社『文房具屋さん大賞』審査員。

■Twitter https://twitter.com/omeishi

■文具ブログ http://www.boo3.net/

■名刺ブログ http://blog.omeishi.com/

■ノベルティ研究所サイト https://novelty-lab.com/

●Mozu

1998年東京生まれ。東京都立総合芸術高等学校、美術科映像メディア表現専攻卒業。

2015年10月、コマ撮りアニメーション「故障中」がTBS主催のアジア最大の映画祭「Digicon6」で、Youth部門の最優秀賞ゴールドを受賞。「王様のブランチ」「news every」「とくダネ！」「世界まる見え！テレビ特捜部」などで紹介される。

2016年10月、卒業制作作品として「マルとマリ」を制作。米テレビ局「RightThisMinute」や「NHK ワールド」日テレ「スッキリ！」、また「週刊新潮」のカラーグラビアでも紹介される。

2017年6月、イギリスのプロダクションから声がかかり、インターンとして2週間ストップモーションアニメの制作に参加。

■Twitter https://twitter.com/rokubunnnoichi

■Facebookページ https://www.facebook.com/mozukope/

■Youtube https://www.youtube.com/user/yabukarabou

■アメブロ http://ameblo.jp/rokubunno1-2-3/

※新しい文具製作委員会は、クラウドファンディングを中心に、今までなかった文具を作り出していく、プロジェクトごとのユニットです。つまり、メンバーは毎回変わっていくことになります。次回のプロジェクトもお楽しみに！