創業1954年 革製品の老舗 (株)川口商店 が手掛けるMakuake限定の新ブランド

「1954」

「本物」 「信頼」 「高級」→ 「カジュアル」へ

高級なゆえに、なかなか手が出せないクロコダイル製品。それらを払拭するために

「カジュアル」へ落とし込んだ新しい価値観。

その第一弾として身近で手軽に持てる Makuake限定「クロコダイルシンプルコインウォレット」を開発しました。

プロジェクト詳細

クロコダイル製品はレザーの希少性からとても高額商品になってしまい、気軽に持てるものでは在りませんでした。

1954では流通における余計な垣根を全て取っ払い、製作/販売を一括管理する事により、こだわりの商品を本来の適正価格で提供します。

なおかつ、今回のクロコダイルコインウォレットは本来高級バック等（フルオーダー品）を製造している職人が1つ1つ丁寧に裁断から製縫まで手掛けています。

クオリティーに関しては支援者様が納得して頂ける商品になっております。

一枚一枚革の傷等を避けながら裁断します。

熟練の職人が一目一目丁寧にミシン掛けをしていきます。

1954では一人一人の熟練職人が1つ1つ丁寧に製品を製作していますので商品のクオリティーは自信の持てるクロコダイルシンプルコインウォレットを御提供できます。

利用シーン / 利用方法・操作方法

「手のひらサイズ」

ズボンのポケットやスーツの胸ポケットに収まるコンパクトサイズ。

そしてとても極薄の為、狭いスペースでもかさばりません。

開いた状態でも最長140ｍｍ×90ｍｍ

コイン30枚以上の収納が可能

小さな見た目ながら容量は十分。

使い勝手を追求

開いた先にはコインを受けるスペースが十分に確保されています。

仕様/材料

「なぜ？クロコダイルレザーは高額なのか」

（1）野生のクロコダイルのほとんどはワシントン条約で保護されています。 製品化されるクロコダイルの８割以上はクロコダイルファームと呼ばれる大規模な養殖場にて育てられ、食用の肉を取った後の皮が革として利用されます。

クロコダイルは熱帯、亜熱帯地域の限られた場所にしか生息できません。 また気温が摂氏２０度を下回ると冬眠してしまうため、養殖場では空調や水温まで細かく管理されます。 革として利用できる大きさの横幅３０cmになるまでには、養殖場で２、３年の月日がかかります。さらに卵を産めるようになるまでには６、７年かかります。 獰猛な動物ですので、互いに傷つけ合います。キズのあるクロコダイルレザーは強度の面から見ても製品化できません。 美しくキズのないクロコダイルレザーとなる個体は、ある段階まで成長するとシングルペンと呼ばれる個室で育てられます。

左：養殖中のクロコダイル 右：シングルペン 野生動物保護の観点、限定地域での養殖と管理体制・長い養殖期間、製品化できる素材の厳しい選別、このような理由で供給が少なく、クロコダイルレザーの素材としての希少性が高められてます。

※ 1954で使用されているクロコダイルレザーはワシントン条約に沿って正規のルートで輸入されたクロコダイルレザーを使用しています。

（2）なめし・染色工程の専門的な技術 鞣し。

革を柔らかくするとかいて「なめし」と読み、皮を革へと鞣す業者のことをタンナーと呼びます。 牛革のタンナーはイタリアだけでも大小合わせて１３００以上ありますが、クロコダイルのタンナーは世界中見ても２０社ほどしかありません。そのうちの６社が日本国内にあります。 東南アジアやオセアニア、アフリカのクロコダイルファームで養殖されたクロコダイルスキン（原皮）は塩漬けにした状態で、世界各地のタンナーへ空輸されます。それぞれのタンナーの独自の技術を持って、クロコダイルはスキンからレザーへ（皮から革へ）と鞣されます。

※クロコダイル原皮

塩漬けの状態で空輸されたクロコダイル 塩漬けの状態で届いた皮を鞣し・染色・仕上げの段階を経てクロコダイルレザーにするのがタンナーの仕事です。 鞣しと仕上げの大部分の作業はタイコと呼ばれる巨大なドラム型の樽を利用します。

固い鱗や余計な脂肪分の除去、柔らかさや強度を高めるための鞣剤の付与、染色などが行われますが、その間、革全体に均一に効果を与えるため、皮の裏面を削り厚さを調整するシェービングと呼ばれる作業が数回行われます。 左：タイコが回りクロコダイルは鞣されます。 右：シェービングで革の厚さを均等に 期間でいうとクロコダイルの皮がクロコダイルレザーになるまでは工場が休まず稼働したとしても約３ヶ月を要します。1日ごとの気温・湿度に適したレシピで薬品が配合され、タイコが回るスピードも調整されます。希望の色・柔らかさに仕上げるためのタンナーの技術は長年に渡る経験と努力の賜物なのです。

（3）縫製

クロコダイルの縫製作業も鞣しと同様に特殊な技術が必要で、エキゾチックレザー専門の職人が行うことがほとんどです。 革の表面がスムーズな牛革とは違い、エキゾチックレザーは独自の模様となる凹凸があります（クロコダイルの溝やオーストリッチの突起部分など）。革を裁断する時点で商品の完成系をイメージし、どの部分の革を使用したら美しく仕上げられるかまで考えなければなりません。

以上の気の遠くなる工程を経て支援者様のお手元に届くMkuake 限定ブランド

1954 クロコダイルシンプルコインウォレットが出来あがるのです。

クロコダイルレザーの注意点

いくら大切に生産者によって飼育されたクロコダイルでも天然の傷/皺/色ぶれ等がある場合がございます。

リアルクロコダイルならではの個性豊かな表情としてお使いください。

また、高温多湿/水濡れ等はすべての皮革製品には御法度です。

あらかじめご了承いただきますようお願いいたします。

商品詳細

素材 表側：クロコダイルレザー

裏側：国産牛革

サイズ W:90mm

H :68mm

D:5～6ｍｍ

重さ 約20g

横から見てもこの薄さ！！

仕様 オールレザー仕上げ

コイン約30枚収納

付属品 アテンションカード

※コバ磨き仕様

コバ磨きとは？

革同士を重ねて縫製した後にカットし、磨きをかけて仕上げる方法です。

縫製した後の最後の仕上げの工程になります。

重ねてカットした後に、染料により色を入れ専用の仕上げ材を塗布し磨き上げます。

磨きの道具は、柔らかな生地/木の磨き棒/樹脂製の磨き棒/紙やすり等を使用します。

何度も圧力をかけて磨きますので、熱も加わりその断面は非常に硬くなって耐久性の向上にも効果があります。ヘリ返しなどの仕上げ何倍も時間が掛かりコストも高くなりますが、永く使えるため商品になります。

スケジュール

2020年7月6日 プロジェクトスタート

2020年8月30日 クラウドファンディング終了

2020年9月3日 先着購入者順に順次発送

（プロジェクトスタート翌日より順次生産開始）

リターンについて

通常小売価格で店頭販売をしますと￥15,000（税抜/送料込）のところ

Makuake支援者様には特別価格￥12,800（税抜/送料込）で提供させて頂きます。

しかし希少レザーにより各色限定個数にて販売になります。

RED 希少カラーにつき 先着各20個で終了

GREEN/BLUE 希少カラーにつき 先着各30個で終了

BLACK/BLACK 艶 各50個で終了

通常小売価格で店頭販売をしますと￥18,000（税抜/送料込）のところ

Makuake支援者様には特別価格￥15,000（税抜/送料込）で提供させて頂きます。

しかし希少レザーにより各色限定個数にて販売になります。

資金の使い道

集まった資金は新たな1954の商品開発費の資金に使わせて頂きます。

希望額以上の資金が集まった場合。職人の方々への仕事の発注、商品PR費等に使用させていただきます。

実行者紹介