株式会社サイバーエージェント・クラウドファンディング（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：中山亮太郎 以下：サイバーエージェント・クラウドファンディング）が運営するクラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」は、株式会社村田製作所（本社：京都府長岡京市、代表取締役社長：村田 恒夫）と連携し、ハードウェア製作支援プログラム「IoTアイデアコンテスト」の公募を2016年1月26日（火）より開始いたします。

「IoTアイデアコンテスト」は、ハードウェアプロダクトを開発したい企業・個人を対象とした公募プログラムで、審査を通過した対象者に対してハードウェア製品の量産化を見据えた試作品の開発支援や、クラウドファンディングのサポートを行うほか、最優秀プロジェクトには賞金100万円を授与します。

近年、インターネットやスマートフォンに接続することを前提にしたハードウェアやIoT分野が大きな注目を集めており、世界的にもこれらの分野に参入する大手企業やベンチャー企業は急速に増加しています（※1）。その一方で、このような新しい分野でのモノづくりに携わる企業・個人はまだ少なく、特に量産化を見据えた試作品開発・消費者の意見を取り入れたマーケティング段階で課題を抱える企業・個人が多いという背景を受け、「IoTアイデアコンテスト」を発足しました。

世界的な総合電子部品メーカーである村田製作所が、本プログラムの審査を通過した企業・個人に対して、試作品製作段階におけるセンサ、無線通信モジュール等のサンプル提供や技術サポートを行います。「Makuake」では、プロジェクトや製品に対する意見をサポーターから集めることができ、ハードウェア企業による量産化前のテストマーケティング視点での活用が増えています。本プロググラムの審査を通過した企業・個人は「Makuake」における過去の実績を活かしたクラウドファンディングサポートを享受することができるほか、集めた資金を開発・改良にあてることができ、試作品開発段階でのテストマーケティングを行い、より完成度の高いハードウェア開発とその量産化を目指すことが可能です。

「Makuake」では今後も、様々な企業と連携することで、ハードウェア開発を行う企業・個人を支援し、モノづくり業界全体の発展に寄与してまいります。

※ 1：「平成26年度ものづくり白書」