日本最大級のクラウドファンディングサービス「Makuake(マクアケ)」を運営する株式会社マクアケ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:中山亮太郎、以下「当社」)は、海外企業が日本で新製品を展開する際、専門の担当キュレーターが「Makuake」の実施を通じて日本市場への進出をサポートする「Makuake Global Plan」の提供を正式に開始いたします。
当社では、「生まれるべきものが生まれ 広がるべきものが広がり 残るべきものが残る世界の実現」をめざして「Makuake」を運営しています。価値あるアイデアや製品を広げるために、日本国内だけでなく海外発のプロジェクトも応援し、新しい製品を届けようと挑戦するプロジェクト実行者と、それを応援する支援者を繋げ、広がるべきものが広がるためのサポートをおこなっています。
「Makuake」ではすべてのプロジェクトを経験豊富なキュレーター(※1)が担当し、成功に向けて実行者と伴走します。海外企業のプロジェクトは専門のキュレーターチームが対応しており、台湾・香港・中国・韓国などの東アジアやアメリカを中心に、現地の企業と現地の言語で直接やりとりをしています。
海外企業にとって名目GDP世界3位(※2)の日本市場は、魅力的であると同時に、日本特有の文化や価値観があり、信頼性や実績が重視される難しい市場というイメージをもたれています。ハードルが高い一方で、日本市場で成功すれば世界で通用すると考える海外企業も多く、日本進出の第一歩として「Makuake」で日本の価値観や文化などにローカライズしたテストマーケティングに挑戦する海外企業が増えています。
そこでこの度、「Makuake」の海外担当キュレーターがこれまで100社以上に対応してきたサポート内容を、改めて「Makuake Global Plan」として発表し、正式に提供を開始します。
「Makuake Global Plan」では、「Makuake」でプロジェクトを実施する際にキュレーターがおこなう通常のコンサルティング業務全般に加えて、日本市場及び日本のユーザーに合わせた進め方や訴求方法、コミュニケーションの取り方をディレクションし、必要に応じて経験豊富な翻訳者や制作会社を紹介したり、日本での代理店フォローを希望する海外事業者には実績のある代理店を紹介するなど、より深くサポートを行います。また、通常のプロジェクト同様にマーケティングチームと連携してPRをはじめプロジェクトのグロースサポートも行い、日本でのつながりが何もない海外企業でも「Makuake」での経験を通して日本市場で成長できるよう可能性を引き出し、一緒に伴走しています。
▼海外プロジェクト事例
「Makuake」初となる海外企業のプロジェクトは、2016年11月に開始した、スマートフォンに装着可能な360°カメラ「Pi SOLO」です。台湾のパソコン受託生産大手Quanta Computer社によるプロジェクトで、同社初となる自社ブランド製品で日本市場に参入するため、初めてのクラウドファンディングに挑戦しました。プロジェクトページの設計から、掲載する写真の撮影カットや日本のユーザーに合わせた利用シーンのアドバイス、翻訳や日本語表現の監修、デザインに至るまで、当社スタッフ全面サポートのもと「Makuake」を実施。結果として、当時記録的となる1,000万円近い支援金額を集め、この実績が一般販売につながり、日本市場でも成功をおさめています。
その後、海外専門キュレーターの体制を整え、台湾・Minfort社による木製スピーカー「MIN7」や、XROUND社の小型サラウンドプロセッサー「XPUMP」、韓国・welle社の360 °スピーカー内蔵のサイドテーブル「Mellow」、香港・Vinpok社のワイヤレスメカニカルキーボード「Taptek」、アメリカのMOFT社による薄型ノートPCスタンド「MOFT」など、1,000万円を超える支援金額を集めた海外プロジェクトは約30件にのぼります。多くの製品が、「Makuake」での実績をもとに、日本の大手家電量販店やライフスタイルショップなどで取り扱いが決定しています。
また、実績作りだけでなく、ユーザーとの関わり方や関係構築にも「Makuake」の海外担当キュレーターが深く関わっています。
例えばワイヤレスキーボード「Taptek」のプロジェクトでは、支援者からの応援コメントや活動レポートへのコメントなどで「ケースも欲しい」という声が複数寄せられている様子に気づいた海外担当キュレーターが、物を大切にする日本の文化に合わせて専用ケースをリターンに追加することを実行者へ提案し、ケースのデザインも支援者からの意見を募って製作するなど、支援者の意見をもとにより良いプロジェクトになるよう実行者を導きました。また、最終的に4,000人を超える支援者が集まったことから、リターンの配送状況を支援者自身で確認できるようにトラッキング検索特設ページを用意し、多くの支援者が安心してリターンの到着を待つことができるよう配慮した仕組みづくりのアドバイスも行いました。
このように、「Makuake」でのプロジェクトにとどまらず、日本で展開していく際に配慮すべきことやユーザーとのコミュニケーションのポイントなどについてもアドバイスし、海外企業が日本で成長できるようサポートしています。
当社では、これまで韓国、台湾、中国・深センなどで定期的にセミナーや商談会を開催し、現地企業との関係を深めてまいりました。
また、韓国最大級のクラウドファンディングサービス「Wadiz」との業務提携や、韓国・新韓銀行グループのSBJ銀行との業務提携、台湾を拠点とするECプラットフォーム「citiesocial」や「uDesign」との業務提携により、海外企業が日本に進出する際のサポートに加えて、日本企業が海外へ進出する際にも、「Makuake」での実績を活用してスムーズに進められるよう提携先の海外パートナーへ紹介しています。
今後も当社では、「Makuake」を通して世界中の実行者の挑戦をサポートし、「生まれるべきものが生まれ 広がるべきものが広がり 残るべきものが残る世界の実現」をめざしてまいります。
(※1)キュレーターとは、「Makuake」でのプロジェクトの準備段階から実行者をサポートする当社の担当者です。1プロジェクトごとに1名担当キュレーターがつき、成功に向けて実行者に伴走します。全体設計やページ制作のノウハウを伝え、実施中の運用相談や支援者とのコミュニケーション、終了後の配送対応や支援者へのフォローまで、一連の流れをアドバイスして、実行者と二人三脚で動いています。
(※2)国際統計・国別統計専門サイト「GLOBAL NOTE」参照
■本文内掲載プロジェクト
写真も動画も、360度の臨場感。スマホにつけて撮れる360°カメラPi SOLO
https://www.makuake.com/project/pi-solo/
アナログな温かみのある音楽生活を。 家具職人が作る本物の木のスピーカーMIN7
https://www.makuake.com/project/min7/
音楽に臨場感を。世界一コンパクトな3Dオーディオホームシアター「XPUMP」
https://www.makuake.com/project/xpump/
スマホ充電もOK!360°スピーカー機能付きサイドテーブル「Mellow」
https://www.makuake.com/project/welle/
タイピングが楽しくなるマイ・キーボード!超薄型ワイヤレスメカニカルTaptek
https://www.makuake.com/project/taptek/
姿勢が楽!PCと一体化!世界最薄クラスのノートPCスタンド「MOFT(モフト)」
https://www.makuake.com/project/moft/
■Makuake Global Planに関するお問い合わせ先
株式会社マクアケ 海外担当
global@makuake.co.jp
※貴社名、お名前、webサイトURL、ご相談のプロジェクト内容を明記の上ご連絡ください。
■クラウドファンディングサービス「Makuake(マクアケ)」とは
株式会社マクアケが運営する日本最大級の、「生まれるべきものが生まれ 広がるべきものが広がり 残るべきものが残る世界の実現」をビジョンに掲げるクラウドファンディングサービス。2013年8月のサービス開始より、6,000件以上のプロジェクトを掲載し、累計調達金額は100億円を突破。1,000万円を超える大型の資金調達事例は約200件にのぼります。現在、全国100社を超える金融機関との連携や提携により、地方の事業者によるプロジェクトの実施事例も増加傾向にあるほか、製造業や飲食業との異業種提携も進め、プロジェクト実行者側や支援者側双方の利便性向上と満足度向上を目指しています。
サービスURL https://www.makuake.com/
■株式会社マクアケ 会社概要
社名 株式会社マクアケ
URL https://www.makuake.co.jp/
所在地 東京都渋谷区渋谷2-16-1 Daiwa渋谷宮益坂ビル 10F
設立 2013年5月1日
代表者 代表取締役社長 中山亮太郎
事業内容 クラウドファンディングサービス事業、など
本プレスリリースに関するお問い合わせ先:
株式会社マクアケ 広報担当
press@makuake.co.jp