「稲とアガベ」は、秋田県男鹿市で2021年の秋に創業した、「男鹿の風土を醸す」を理念に掲げるクラフトサケ醸造所です。「クラフトサケ」とは、日本酒の製造技術をベースとしたお酒、または、そこに副原料を入れることで新しい味わいを目指した新ジャンルのお酒のことです。現在の日本では、日本酒をつくるための免許の新規獲得が原則として認められていないため、新しい醸造所は日本酒をつくることができませんでした。しかし、2020年の法改正により、海外輸出向けという条件のもと免許発行が許可されたことをきっかけに、稲とアガベもこのジャンルで事業の立ち上げを行っています。