子供の頃から広告が大好きで、記憶を遡ること、最初に大好きなCMとなったのが山下達郎の「Ride on time」を使った「maxel」のコマーシャルでした。当時まだビデオデッキさえなかった我が家で僕はこのCMを「ラジカセ」にカセットテープで残そうと、テレビの前で流れるのをずっと待っていました。そんな広告小僧も今や50歳に。時代の移ろいと共に、デザイン・広告業界も変わってきました。そんな中で、70年だい〜現在まで業界を見つめてきた経験を生かし、今では京都芸術デザイン専門学校で若い学生たちに最新の業界の動向とかつて日本のデザイン・広告業界の誕生から現在に至るまでの歴史を教える立場となりました。