プロジェクト実行者

トクする防災

実行者にメッセージ

最新の活動レポート 2017.06.30

こんにちわ！日本気象協会「トクする！防災」プロジェクトチームです。本日をもちまして「ローリング＆ストック・バッグ」プロジェクトの掲載期間が終了...

ストーリー

「トクする！防災」プロジェクトが、備えておくべき防災グッズがプリントされている可愛いバッグを作りました。イラストに沿って防災グッズを入れるだけで一通り揃えることが出来ます。普段後回しにしがちな備えを簡単にスタートさせてみませんか？

【ストックバッグの備蓄品】

①給水袋（トクする！防災プロジェクトオリジナル）②マルチツール（商品名：ビクトリノックスウェイター[トクする！防災プロジェクトオリジナル]）③軍手（トクする！防災プロジェクトオリジナル）④手回し式ラジオ（商品名：発電式バナナ形多機能ラジオ・ライト）⑤モバイルバッテリー（商品名：スマートフォン/タブレット用モバイルバッテリーAUTO POWER SELECT搭載6700mAhタイプBSMPB6701P1シリーズ）⑥ヘッドライト式電灯（商品名：ラティチュード/80[レッド]）⑦レインコート（トクする！防災プロジェクトオリジナル）

【ローリングバッグの備蓄品（1回目）】

⑧ウォーターボトル500ml（商品名：クリクラマイボトル）⑨除菌ウェットティッシュ（商品名：DCMウェットティッシュ除菌100枚入り）⑩アルファ化米（商品名：安心米[きのこご飯]）⑪備蓄用・保管用食品（商品名：えいようかん）⑫乾電池（商品名：FUJITSUアルカリ乾電池プレミアムタイプ）⑬マスク（商品名：be-styleプレミアムホワイト5枚入り）⑭救急絆創膏⑮栄養補助食品（商品名：カロリーメイトブロック[チーズ味・チョコレート味]、カロリーメイトゼリー[アップル味]）⑯トラベル化粧品（商品名：モイスティシモトライアルセット）

【ローリングバッグの備蓄品（2回目）】

⑩アルファ化米（商品名：安心米[きのこご飯]）⑪備蓄用・保管用食品（商品名：えいようかん）⑫乾電池（商品名：FUJITSUアルカリ乾電池プレミアムタイプ）⑮栄養補助食品（商品名：カロリーメイトブロック[チーズ味・チョコレート味]、カロリーメイトゼリー[アップル味])⑯トラベル化粧品（商品名：モイスティシモトライアルセット）

災害が発生した時に生き抜くためには、普段からの備えが一番重要です。公的機関の備蓄の量や種類は十分ではありませんので、支援を受けられるまでの数日間に必要な物はすべて自分で用意しておかなければなりません。その意識付けと、それに伴う行動をデザインする為の防災バッグを作りたい！と「トクする！防災」プロジェクトメンバーで会議を何度も重ねてきました。専門家である気象予報士、防災士の知見も活かし"1人が1日生き残る為に必要な防災グッズ″も厳選し、本当に役立つ防災バッグが誕生しました。

また、「トクする！防災」プロジェクトとビクトリノックス・ジャパン株式会社が特別コラボレーションしたオリジナルデザインのマルチツールも製作しました。多機能かつ女性も使いやすい仕様はそのままで、「トクする！防災」プロジェクトキャラクターのヒナんどりが可愛くプリントされました。このコラボレーションマルチツールはmakuakeでは限定販売70本の早い者勝ちです。この機会をお見逃しなく！

「トクする！防災」プロジェクトメンバーも、ビクトリノックス・ジャパン株式会社によるワークショップで、このマルチツールを実体験しました。緊急時の生活を支え、太いロープでも簡単に切ることの出来るナイフや、缶詰を開ける際に必要となるカン切り、トゲ抜きや傷口への応急処置でガーゼを扱う際に活躍するピンセットも装備しています。災害時はもちろんのこと、日常使いまで幅広く役立ちます。普段、女性や子供は触る機会が少ないかもしれませんが、正しい使い方を学び、普段から使用することで、災害時には慌てず対応出来る力を身につけることが出来ます。

「ローリング＆ストック・バッグ」には、備えておくべきグッズがイラストで可愛くプリントされています。それらを備えるだけで一通りの防災グッズを揃えることが出来るようになっているチェックシートの役割を併せもった便利なバッグです。買い物がてら自分でローリングストックができるようになるといった習慣もいつの間にか身につく優れものです。

また、普通の防災セットにはあまり含まれていない女性ならではの必需品があり、実際の災害時にはこれらがあるのとないのでは大きく違います。男性の視点ではなかなか気が付くことができない女性ならではの必需品も女性の視点で厳選しております。

他にも下着の替えや生理用ナプキンなど小物類を収納するコットン巾着もご用意しました。生理用品をストックバッグに大きくプリントされるのはちょっと恥ずかしい…。でも、飲食物などを優先してつい備蓄を怠りがちな生理用品は女性にとっての必需品で忘れてはいけません。その為、小さな巾着をストックバッグに入れてしっかり備蓄して欲しいという思いを込めて作りました。インフラダウンした場合や避難所などでは、下着の洗濯は頻繁に出来ません。数日使用分は自分でストックしておきましょう。

「トクする！防災」監修
京都大学特定教授辻本浩史
気象・水象災害研究部門　気象水文リスク情報研究分野　博士（工学）
気象予報士

多くの人は「防災」や「避難」という言葉を目にしても「自分は大丈夫」と思うことが多いのではないでしょうか。震災は、いつ、どんな時に襲ってくるか予測ができません。また、これまで経験したことがないような極端な大雨が今後も増えると予想されています。自然災害から身を守るには、避難訓練や防災講習会などへの参加が大変重要ですが、同時に、「防災につながるあらゆる（ささいなことでも）行為・行動が自分の為になる」仕組みを構築することも考える必要があります。その導入として、自分が好きな飲食物などを少し多めにストックしておくといった行動は、とても手軽で気楽なものです。ちょっとした知識・情報のインプットを「防災」と硬い言葉で考えずに日常生活の中で継続していく。このことが結果的に自分、家族、大切な人々を助けることにつながると信じています。