量産された安いジャケットでも自分らしさを失いたくない、経済的にオシャレを楽しみたい、オシャレは気軽に楽しみたい、そんな方へ「PLBボタン」を提案します。

　例えばジャケットは既存のプラスチックボタンをメタルに替えるだけでブレザー風になります。ボタンを変える事でジャケットを変えたほど印象を変える事ができます。ボタンの存在感というのは意外と大きいのです。これを活用しないのはもったいない！ボタンを自分の手で取替える、この小さいけど贅沢なオシャレの経験を提案します。

　この製品の開発の背景には弊社の緩み止めボルトPLBの技術があります。世界最先端の緩み止めの加工技術が詰まっています。

　「あれ、ジャケット変えた？」

　「いや。ボタン変えた」

　「縫製できるんだ、カッコイイね！」

　「いや、縫製なしで出来るんだよこれ。このネジが実は特殊でね・・・」

　こんな会話が出来れば、ちょっとした出会いも生まれるかもしれません！

　是非一度、手にとってください。

　　PLBボタンは縫製なしで誰でも簡単、着実に脱着できるボタンです。

　　日本の最新技術が凝縮された商品です。

　　手軽に付け替えが出来るので、いつものジャケットの印象がガラリと変わりますから経済的にオシャレを楽しめます。

カフスボタンやジャケットのボタン、ジーンズのリメイクなどにオススメです。

　　日々のオシャレにちょっとした変化を付けて楽しみましょう！

＜カフスボタンとして＞

＜ジャケットに＞

　ジャケットはプラスチックや樹脂製の既存品をPLBボタンに変える事でブレザー風に様変わりします！ファーストファッションで量産されたジャケットが、貴方だけの一着に日々生まれ変わります。

＜ジーンズに＞

　愛着あるジーンズを、さらに自分だけの一着にして究極のこだわりを！

　PLBボタンの使い方です。３つの部品で構成されます。①本体ネジ部品、②糸の代用となる固定部品③装飾部品です。

使い方は簡単。

　１、まずミシンを使うか、お洋服直しのお店でお手持ちの服のボタンのついている部分にボタンホールを空けてもらいます。

　２、ボタンホールに②を通します。②には筒状の突起がついていて、これがネジによる布へのダメージを防ぎます。

　３、次に①を②にはめ込みます。これが通常のボタンの糸で縫い付けた状態に対応します。

　４、最後に③をはめ込みます。③は今後たくさんのカラーバリエーションを用意する計画です。

　ボタンは、普段はなかなか気にしませんが、単体にしてようく見てみると実に豊かな表情を持った美しい芸術品です。欧米では何百年の歴史を持つボタンを集めるコレクターや、愛好家などがたくさんいらっしゃいます。

ジーンズのカスタマイズにも。

詳しくは、動画をご覧ください。

１）「PLB」とは「パーフェクトロックボルト」の略称です。

　PLBは世界最先端の緩み止め技術を施したボルトです。緩まないうえに簡単に取り外せるのが特徴です。ボルト製品としてアメリカユタ州の採石場、日本国内の風力発電の鉄塔などで活躍しています。

＜採石場＞

　石を砕く採石場に、砕かれた石をふるい分けるスクリーンという装置があります。石の重量に加えてものすごい振動の発生する装置です。

＜風力発電＞

　羽が回り続ける風力発電の鉄塔をボルトで固定しています。ボルトの緩みは金属振動の共鳴を生み、騒音にもつながるのです。

２）　「PLBボタン」はこのPLBの特徴を服飾用のボタンに応用したものです。

　少しだけ難しい話にお付き合いください。ギザギザのついた棒状のモノ、これがボルトです。普通のボルトには、同じ大きさのギザギザがたくさんついてますよね（図２）。PLBの場合は、大きなギザギザと小さなギザギザがたくさんついています（図１）。このギザギザを加工する技術が弊社の技術のキモです。是非加工体験に挑戦してみてください。このギザギザは削っているのではなく、ぐにゃっと押しつぶしてこのカタチにしています。

　ボルトにはめる円状のモノ、これをナットと呼びます。ナットは、ボルトに回しこんで装着します。普通のボルトには１つのナットが入ります（図２）。PLBには大きなギザギザのナットと小さなギザギザのナット、２種類のナットを装着する事ができます（図１）。大きなナットは小さなナットよりも回転速度が速い。自転車のギアと同じで、大きなギザギザを回るからです。一方、小さなナットの回転は遅い。たくさんギザギザを回らなくてはいけませんから時間がかかります。回転の速いナットを回転の遅いナットが邪魔します。これがPLBの仕組みです。

　この取り組みは孤独な私と心の友の会話から生まれました。心の友というのは、１本のボルトです。度重なる海外出張に疲れた私にいつしか、この小さな心の友の声が聞こえてくる事がありました。「僕って、これだけじゃないんだよ！」と。「もっともっと、いろんな事ができるんだよ。友達だって、もっとたくさん欲しいんだよ」と。そんな声が聞こえる気がしました。

　特殊な緩み止めボルトとして事業を世界展開する為の海外出張でしたが、どうも彼はそれ以上の何かを求めているように私には彼の心の声が聞こえてきました。孤独な時間に、ボルト以外の様々な用途を空想しましたが、どれも私個人の知識と興味の範囲が限界です。

　これはひょっとしたら、たくさんの人で一緒に考えたら、もっとたくさんアイディアが浮かぶのでは？そう思い、弊社とご縁のあった学校や企業様にこのアイディアをいくつかお話させていただいた所、光栄にもご興味を持っていただく事ができました。やがてこの取り組みを「発明マラソン」と名付け参加者を募るようになり、新聞記事にも取り上げて頂けました。

　ここで紹介したPLBボタンはその取り組みの第一歩です。今後第二弾、第三弾を皆様と一緒に楽しく愉快に創造していきたいと考えています。そのためにご支援をお願いします。

　アメリカラスベガスでの展示会、UTY（テレビ山梨）で放送されました。

　トルコで地元のTV局に取材されました。

　通訳のビルギンさんは夢かなって今は大学教授に！

　日刊工業新聞で記事に取り上げて頂きました。

　この「発明マラソン」というのは一種のブレーンストーミングです。アイディア出しから始まって、製品化、販売までがゴールです。PLBボタンはこの「発明マラソン」の取り組みの中から生まれてきた最初の果実です！

材質：アルミ材

重さ：

本体ネジ部品　約1グラム

糸代用の固定部品　約1グラム

装飾部品　約2グラム

新仏克利と申します。

　「月夜の晩に、ボタンが一つ、波打ち際に落ちていた。

　それを拾って、役立てようと、僕は思ったわけでもないが、

　なぜだかそれを捨てるに忍びず、

　僕はそれを、たもとに入れた」

　中原中也の「月夜の浜辺」という詩の一節です。

　ボタンはそのように、一つ一つをようく見ると、どこか人を引き付ける魅力をもった芸術品だと思います。骨董品のボタンを大切に磨いて子孫代々伝えている方々などもいらっしゃいます。

　大量消費社会から、愛着のある一点ものを長く大切に使い続けるという気風が生まれる時代に変わってきている気もします。

　名もない中小企業発の、日本発の、全世界に向けた新しいスタイルの提案です。これまでにない製品です。皆様のご支援が必要です。是非一緒に、自分のスタイルを自分で手軽に選べる、そんな豊かな日常を築きたい。心からそう思っています。是非お力を貸してください。

Q：緩まないの？

A：順番にきちんと締めれば緩みません。装飾部品は締付け部品に枠の中にはめ込まれる形状になっているので、最初にきちんとはめ込めばその後は衣服のずれや指先によるちょっとした干渉などでは基本的には緩みません。

Q:取外しは簡単なの？

A：両手を使って作業する事ができれば簡単に取り外せます。緩まないのに簡単に外せる、これはPLBの特徴です。カフスボタンの場合はどうしても片手での作業になるので、慣れるまでは少し練習は必要かと思います。

Q：装飾部のバリエーションは？

A：今回のプロジェクト中は原則３色をご用意いたします。シルバー、ゴールド、ブルー、レッド、グリーンなどラインナップは今後どんどん増やしていく考えですが、合理的な生産体制の構築に少しだけ時間がかかる見込みです。カラーバリエーションについては皆さまのご意見もお聞かせください。ただし金属の性質上どうしても実現不可能な場合のあることもご理解ください。