プロジェクト実行者
ストーリー
ルミエール スパークリング 『ブラン・ド・ノワール』
自社農園のカベルネ・ソーヴィニヨンを瓶内二次発酵で仕上げた、日本のスパークリングワイン
今回マクアケで100本のみ先行販売いたします。(クリスマス前までにお届け可能です。)
「カベルネ・ソーヴィニヨン」と言えば、フランス・ボルドーをはじめ、高級な赤ワインを造る最も有名なブドウです。
今回は、自社農園に20年前に植えたカベルネ・ソーヴィニヨンの果汁を「瓶内二次発酵」で仕上げたスパークリングワインをご紹介します。
『ブラン・ド・ノワール』
このワインの名称「ブラン・ド・ノワール」とは、「黒ブドウで造った白ワイン」という意味です。
ブラン=白(ワインの色)、ノワール=黒(カベルネソーヴィニヨンなどの黒ブドウの皮の色)
シャンパン? スパークリング?
このワインは、山梨のブドウを使ってシャンパーニュと同じ「瓶内二次発酵」で造っていますが「スパークリングワイン」と呼びます。
「シャンパン」は、スパークリングワインの中でもフランスのシャンパーニュ地方で指定されたブドウのみを使い、規定された醸造方法で造られたもののみが名乗れる名前なのです。
ルミエール ワイナリー
ルミエールの創業は1885年(明治18年)
130年以上前から「本物のワインは本物のブドウから」をモットーに、ブドウ作り、ワイン造りを続けるルミエール。
笛吹市一宮町と甲州市勝沼町にまたがる自社農場では、自然の力を生かして元気なブドウが育つよう、化学的な農薬や肥料を使わない草生・不耕起栽培を行っています。
壮大な石造りのワイン発酵槽「石蔵発酵槽」は、国の登録有形文化財。世界でも他に類を見ないこの発酵槽は、ルミエールの長い歴史と伝統の象徴です。
石蔵発酵槽や地下セラーは、ワイナリー見学でご覧いただけます。
ルミエールのスパークリングワイン醸造
ルミエールでは、10数年前に近隣の契約農家さんで栽培された「甲州」や「マスカット・ベイリーA」などのブドウを使い、シャンパーニュ製法(瓶内二次発酵)で仕上げるスパークリングワインを造りはじめました。
現在、甲州種から造った「ルミエール スパークリング甲州」(旧商品名 ルミエール ペティヤン甲州)は、国際コンクールでも毎年数々の賞を受賞しています。
そのルミエールが、今年初めて「カベルネ・ソーヴィニヨン」から白いスパークリングワインを造ることに成功しました!
では・・・
ルミエール スパークリング ブラン・ド・ノワールの製法は?
10月:昨冬からずっと手をかけてきた農場で、いよいよカベルネ・ソーヴィニヨンの収穫です。社員総出で手摘みで収穫。
ブドウの果汁を搾り、発酵させてワインを醸造します。
翌年2月頃:タンクの中で発酵が終わったワインを、ボトルの中で再び発酵させます。
この時、ボトルの口は王冠で密閉されているので、発酵で生まれた炭酸ガスは出る場所がなく、ワインの中に溶け込みます。
約1年間:ボトルの中で、2度目の発酵を終えたワインは、炭酸ガスの泡とともに静かに熟成を続けます。
穴がたくさん開けられた板「ピュピトル」に、ボトルを少し傾けて差し込みます。
約1か月間:毎日少しずつ回し続けながら倒立させ、発酵中にできたオリ(ワインの成分、酵母などが固体になったもの)をボトルの瓶口に集めます。
1か月後、ボトルはずいぶん下を向きました。
こうしてオリがボトルの瓶口に集まったら、先を冷た~い液体に浸けて、オリがたまった部分のワインを凍らせます。
王冠を外し、凍った部分のワインをオリと一緒にこぼれ出させ、減った分のワインを補充します。
一般的にはこの時に甘み付けをしたワインを補充するのですが、ルミエールでは、同じワインを補充します。するとドライですっきりとした味わいに仕上がります)
コルクとワイヤーをかけて
やっぱり最後は、目視確認
この後ラベルを貼って出来上がりです。
テイスティング・コメント=ワインの味わいなど
グラスに注ぐと、発酵で自然に生まれたきめ細かい泡が、長く絶え間なく上り続けます。
スパークリングワイン独特のフレッシュさとともに凝縮感のある果実香、ほのかにハニーの雰囲気も漂います。お口に含むと、まずクリーミーな泡が舌の上に広がり、カベルネ・ソーヴィニヨン由来の豊かなタンニンと厚みのある味わいをお楽しみいただけます。
安価なスパークリングワイン
もしかしたら、スーパーなどには1,000円台のスパークリングワインを売っていて「安!」と思うこともあるかもしれません。
ただ、そういうものの多くは、普通のワインに炭酸ガスを注入したものです。
実際に召し上がると、泡の細かさ、クリーミーな舌触り、そして繊細な香りや味わいがまったく違うことでしょう。
フィードバックを頂ければ助かります
今回お申込みいただく皆様からのフィードバックで、今年度以降の醸造本数を決定したいと思っています。どうぞよろしくお願いします。
未来に向けて
まず自然と共生し、海外の真似ではなく、日本らしいワイン。日本食や日本人が好む食事によく合うワインを、これからも造っていきたいと思っています。
格式と風格あるワインを造り続けてきた伝統。ルミエール=光という名のごとく、これからも日本のワイン文化に輝きを与える光でありたい、そして皆様の食卓に明るい光を灯したい。
ルミエールの変わらぬ姿勢です。
サポーターからの応援コメント
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このプロジェクトはAll in型です。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の2017年11月29日までに支払いを完了した時点で購入が成立します。
「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 フードカテゴリの 「限定100本!日本のスパークリングワイン自園カベルネで造ったブラン・ド・ノワール」プロジェクト詳細ページです。